私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
ひよこさん、これ見てよ。
どうしたんだい、これってあのレアカードじゃないか!
そうなんだよ、たまたま昨日カード大会があったんだけど、そのとき僕の余ってたレギュラーカード5枚と交換してくれる人がいたんだ。
すごいね~、海老で鯛を釣ったようだね。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「海老で鯛を釣る」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
海老で鯛を釣るの漢字や意味とは?
海老で鯛を釣るとは、
このような意味があります。
普通の海老と鯛を比べた場合、一般的には鯛の方が価値があり高級魚ですよね。
そこからこのような意味になっています。
海老で鯛を釣るの語源
海老のようにそこまで価値が高くなく小さなものを使って、鯛のように大きく価値のあるものを釣り上げることに語源があります。
この語源からもわかるように、
少ない元手で大きな利益や成功を手に入れることに繋がっています。
海老で鯛を釣るの使い方や例文は?
さて、この海老で鯛を釣るという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
海老で鯛を釣るという言葉の使い方は、
- 労力が少なく得をしたときに使われる。
- 前後に説明が入ることも多い
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
海老で鯛を釣るを使った例文は
- 海老で鯛を釣るかのように、以前プレゼントしたお菓子のお礼に倍はあろうかという量のお菓子をもらった。
- よほど喉が渇いていたのか、ジュースをあげたら代わりに映画のチケットをくれて海老で鯛を釣ったようだ。
このような感じでしょうか。
小さなもので大きな利益や見返りがある様子がわかりますね。
海老で鯛を釣るの類義語は?
さて、この「海老で鯛を釣る」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
濡れ手で粟
ちょっと意味合いは違いますが、
このような意味があります。
一粒万倍
このような意味で、一粒万倍日という日が一年のうちに数日あります。
あとがき
海老で鯛を釣るとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして海老で鯛を釣るを簡単にまとめますね。
意味小さなもので大きなものを手に入れること。
補足海老のようにそこまで価値が高くなく小さなものを使って、鯛のように大きく価値のあるものを釣り上げることに語源があります。
使い方・例文海老で鯛を釣るかのように、以前プレゼントしたお菓子のお礼に倍はあろうかという量のお菓子をもらった。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
関連ページ