私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
一心同体(いっしんどうたい)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日のサッカーの試合はあの作戦で行くから用意しといてね。
わかったよ、うさぎさん。
すごいなあ、ひよこさんはまるでうさぎさんの動きをわかっているようだ。
うさぎさんもひよこさんをすごく信頼した動きだね、まるで一心同体だよ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「一心同体」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
一心同体の漢字や意味とは?
一心同体とは、
このような意味があります。
それぞれに分けて考えると、
一心:一つの心
同体:同じからだ
というように、心と体が一つになって一人の人間として行動することを意味していますね。
一心同体の使い方や例文は?
さて、この一心同体という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
一心同体という言葉の使い方は、
- 一つのことを成し遂げるために、お互い信頼し心を一つにするようなとき
- ともに同じ一つの目標に向かって行動するとき
- 複数の人が互いの役割をこなし一つのことを成し遂げるとき
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
一心同体を使った例文は
- 今日から夫婦になる私たちは、一心同体となって未来を創っていくと誓った。
- 新しい監督は、バラバラだったチームをまるで一心同体のようにまとめた。
- 餅つきのタイミングは一心同体にならないと怪我をしてしまう。
このような感じでしょうか。
ある目的のために、心を一つにして行動する様子が思い浮かぶとともいます。
一心同体の類義語は?
さて、この「一心同体」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 異体同心
- 形影一如
- 寸歩不離
これらが類義語に挙げられますね。
あとがき
一心同体とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして一心同体を簡単にまとめますね。
意味2人、もしくは複数の人が心を一つにして、一人の人間のように結びつくこと
補足一心:一つの心
同体:同じからだ
今日から夫婦になる私たちは、一心同体となって未来を創っていくと誓った。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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