四字熟語

一切合切の意味とは?その使い方や例文は?

2017年8月7日

一切合切

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

一切合切(いっさいがっさい)

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

僕は君の秘密を知ってるんだよ。

 

いきなり何を言い出すのかと思えば、何を知ってるって言うんだい。

 

いいのかい?一切合切みんなに話してしまっても。

 

何のことかわからないけど、とにかく嫌な予感がするからヤメテ。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「一切合切」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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一切合切の漢字や意味とは?

一切合切とは、

なにもかも、すべて

このような意味があります。

この四字熟語をそれぞれ分けて見てみると

一切:ひとまとめすべて
合切:あわせてすべて

「切」というのが「すべて」を意味しています。

 

だから「一切」も「合切」も意味としてはほとんど同じになります。

似たような意味の言葉を合わせて、より意味を強調しているわけなんですね。

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一切合切の語源

一切というと

  • 一切割引はしない。
  • 一切口出ししない。

など、普通の会話でもよく使われますが、合切の方はあまり日常会話では使われません。

 

でも、この合切という言葉は、女性用の小型の下げ袋のことを

合切袋(がっさいぶくろ)

というときに使われていました。

今ではあまり耳にしないですね。

また、この合切は「合財」と書くこともあります。

 

一切合切の使い方や例文は?

さて、この一切合切という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

一切合切という言葉の使い方は、

「なにもかも」を強く言いたいとき

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

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一切合切を使った例文は

  • この大雨で発生した濁流は、私の家を一切合切押し流してしまった。
  • 一切合切ぶちまけてしまって楽になろうとした。
  • 今回の失敗は、一切合切彼の責任にある。

 

このような感じでしょうか。

すべて、というようにも置き換えられますが、一切合切とした方がさらにその様子を強調しています。

 

あとがき

一切合切とはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして一切合切を簡単にまとめますね。

意味

なにもかも、すべて

補足

似たような意味の言葉を合わせて、より意味を強調している

使い方・例文

この大雨で発生した濁流は、私の家を一切合切押し流してしまった。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

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