私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
石橋を叩いて渡る
この言葉の意味をご存知でしょうか?
だいじょうぶかな、このセミナー?
わからないけど、慎重に考えた方が良いよ。
そうだね、石橋を叩いて渡るとも言うし、もうちょっと調べてから申し込むか考えるよ。
うさぎさん、あれから申し込んだの?
いや、まだ調べてるんだけど、もうちょっと考えたくて・・・。
もうあれ締め切り終わっちゃったよ?
えっ!しまった、石橋を叩きすぎた・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「石橋を叩いて渡る」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
石橋を叩いて渡るの漢字や意味とは?
石橋を叩いて渡るとは、
このような意味があります
このことわざには、
石でできた頑丈な橋でも何が起こるかわからないので、叩いて確かめてから渡る。
といったことから、とても慎重に気を付けていることがわかりますね。
石橋を叩いて渡るの使い方や例文は?
さて、この石橋を叩いて渡るという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
石橋を叩いて渡るという言葉の使い方は、
- とても慎重な様子
- 気を付けすぎ
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
石橋を叩いて渡るを使った例文は
- このプロジェクトは石橋を叩いて渡るくらいでないと成功しない。
- 石橋を叩いて渡ったことが功を奏して、重大なミスを発見した。
- 彼の行動は石橋を叩いて渡るかのようで、やることがいつも遅い。
このような感じでしょうか。
どれも用心深く慎重な様子が思い浮かびますが、あまりやりすぎてしまうことで皮肉のような時にも使われる場合もあります。
石橋を叩いて渡るの類義語は?
さて、この「石橋を叩いて渡る」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 転ばぬ先の杖
- 念には念を入れよ
- 濡れぬ先の傘
このようなことわざがあり、対義語には
といったような言葉がありますね。
あとがき
石橋を叩いて渡るとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして石橋を叩いて渡るを簡単にまとめますね。
意味とても用心深いこと。
類義語転ばぬ先の杖
念には念を入れよ
濡れぬ先の傘
このプロジェクトは石橋を叩いて渡るくらいでないと成功しない。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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