私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
頭が上がらない
この言葉の意味をご存知でしょうか?
ひよこさん、この問題ってどうするの?
これはここを代入すれば簡単だよ。
こっちはどうするの?
これはこの公式に当てはめるんだよ、今日習ったばかりだよ。
あー、そうか。ひよこさんにはもうお世話になりすぎて、頭が上がらないなぁ~。
僕は君の頭の中を心配するよ・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「頭が上がらない」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
頭が上がらないの漢字や意味とは?
頭が上がらないとは、
このような意味があります。
何かしらの理由があり、それによって気持ちや行動が抑えられている、逆らえないような時に使われます。
これに対して、
といった言葉もありますが、こちらは
このような意味があります。
こちらは何かしらの理由で相手に対し、尊敬や感服の気持ちが自然とこみあげてくるときに使われます。
同じ「頭」という漢字を使った慣用句で似たような言葉ですが、含まれている意味は全く違うものなので勉強になりますね。
頭が上がらないの使い方や例文は?
さて、この頭が上がらないという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
頭が上がらないという言葉の使い方は、
- 相手に弱みを握られてるとき
- 上司など立場が上の人に対して
- 負い目を感じるとき
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
頭が上がらないを使った例文は
- いつもお金を借りて助けられているので、彼には頭が上がらない。
- 係長はいつも上司に頭が上がらないせいか、部下には厳しくあたっている。
- 一度浮気してさんざん怒られたので、彼女には頭が上がらない。
このような感じでしょうか。
何か相手に対して借りがあったり、立場が上の人に対して、後ろめたさや負い目のようなものを感じて強く言えない様子が思い浮かぶと思います。
あとがき
頭が上がらないとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして頭が上がらないを簡単にまとめますね。
意味相手の方が立場が上であったり、弱みや借りがあって対等な立場にないとき。
補足「頭が下がる」は、自然と尊敬の気持ちが湧いてくるという意味
使い方・例文いつもお金を借りて助けられているので、彼には頭が上がらない。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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