GWの最後の祝日のこどもの日
お子さんがいる家庭では、思い出の残るこどもの日にしてあげたいですよね。
そんな日を楽しいものにするためにも、こどもの日の食べ物のメニューってとても大切だと思いませんか?
こいのぼりとか兜を作ったりしたけど、こどもの日に食べたあの献立がおいしかったなあ。
大きく成長してからこんな思い出になるかもしれないし、また次の子供にも同じようにしてあげれるかもしれません。
そんな楽しいこどもの日にするために、ご飯の献立やおやつ、ちまきや柏餅などを食べる理由など、行事食も含めてどういったメニューがいいのか?
そこでいくつか人気のメニューをピックアップしましたので、参考にしてもらえればと思います。
こどもの日の食べ物のメニューは?
こどもの日と言えば、どんなものを食べ物が思い浮かぶでしょうか。
他の特別な日で言うと
- 大晦日のおそば
- 土用の丑の日のウナギ
- 節分の時の恵方巻き
こんなメニューが浮かびますが、こどもの日には、
「ちまき」や「柏餅」
といった食べ物が思い浮かびます。
ただ、「ちまき」や「柏餅」をメインの食事にするわけにもいかず、おやつ感覚ですよね。
だからちょっと、ご飯のメニューに頭を悩ませるかもしれません。
そこで、こどもの日にはどんな食べ物があるのかまとめると、ちらし寿司や赤飯などをはじめ、いくつか人気の食べ物があります。
こどもの日の食べ物
ちらし寿司
おめでたい感じがする「ちらし寿司」はいろどりも豊かですし、ご飯としては最適だと思います。
また、鯉のぼりや兜などの絵を、ちらし寿司の中で創作されている方も多く、キャンパスが広いのでやりやすいですね。
赤飯
おめでたい時の代名詞ともいえる赤飯。
赤飯の赤はお祝い事や魔除けの意味があります。
還暦に「赤いちゃんちゃんこ」を着るのもそういった意味があります。
こどもの日に使う「菖蒲」や鯉のぼりの「吹き流し」にも魔除けの意味で邪気を払うために使われているので、こどもの日にはピッタリの食べ物ではないでしょうか。
鯛ごはん
鯛もいろどりが豊かでおめでたい、お祝い事には欠かせない食べ物の一つ。
祭事の折などに神様に捧げるもので、高級な魚とされています
なんていうシャレも効いていますが、相撲で優勝された力士も鯛を掲げますよね。
それをご飯にまぶすのも良いですし、ぜいたくに一匹丸ごと塩焼きというのもいいと思います。
ブリ・カツオ
- ブリは「出世魚」
- カツオは「勝男(かつお)」
と言われるように、縁起のいい魚として好まれています。
こどもの日の意味は、
- 子供が立派に成長する
- 菖蒲(勝負に勝つ、尚武)
- 子孫繁栄
このような意味を持つので、その意味ともあっている魚ですよね。
中華ちまき
ちまきというと餅をイメージしますが、お米で作った中華ちまきだと、食事のメニューの一つに加えやすいと思います。
こういった食べ物がこどもの日には人気ですね。
こどもの日のおやつは何がいい?
さて、メインの献立もいくつかイメージが出来てきたのではないでしょうか。
その楽しい食事が終わったら、おやつも用意したいところです。
オーソドックスにいくなら行事食の「柏餅」や「ちまき」といったものがおやつになりますね。
こどもの日らしくてとてもいいと思います。
ただ、もう少しアレンジしたい、ちょっと変わったおやつを用意したいときは、どんなメニューが考えられるのか。
こちらで特に人気のおやつが
このケーキもいろんな作り方がありますが、特に簡単な作り方を紹介しましょう。
- ロールケーキ
- 生クリーム
- イチゴ
- ブルーベリー
- お好みでチョコペン
これだけです。
作り方は簡単で、ロールケーキに生クリームをまんべんなく塗って、その上からスライスしたイチゴを乗せて鯉のウロコに見立てます。
そしてブルーベリーを目玉の部分にのせて完成です。
イメージとしてはこんな感じ
チョコペンがあると、細かい部分が作れるのであるといいと思います。
こうやって作ると、子供と一緒に作れて簡単なのが良いですね。
もし作る時間が無かったり、手軽に用意したいというときは楽天など通販でも販売されています。
「鯉のぼりケーキ」
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こどもの日に、ちまきや柏餅以外で何かおやつを考えてるなら、鯉のぼりケーキは喜ばれると思いますよ。
こどもの日にちまきや柏餅を食べる理由は?
こどもの日と言えば、行事食の「ちまき」や「柏餅」を食べることが定番となっていますよね。
実は、この2つの食べ物は、それぞれ
- 柏餅は日本独特のもの
- ちまきは中国由来のもの
というように分かれていて、この両方に意味があるんです。
柏餅の「柏」は、新芽が出るまで古い葉が落ちません。
ですので、
家系が絶えない縁起の良い木
とされてきたのです。
その葉っぱを使うことで縁起にあやかり、子孫繁栄を願ったわけですね。
この柏餅は宮中行事としても食べられていました。
一方のちまきは中国に由来がありますが、ちまきを川に投げ入れて故人の霊を供養したという中国の故事にあります。
中国の人々に愛された「屈原」と呼ばれる人が、5月5日に川に身を投げて死んでしまい、その遺体を魚が食べてしまわないようにとのことで、ちまきを川に投げ入れたことによるものです。
また、「難を避ける」という意味もあり、それが日本に伝わって厄除けの意味で食べられるようになりました。
関東は「柏餅」、関西は「ちまき」
この「柏餅」と「ちまき」ですが、実は
- 関東は「柏餅」
- 関西は「ちまき」
このように食べられていた習慣が違うそうなんですよね。
それは文化による違いがあったとのことですが、関西地方では柏が育ちにくい環境だったそうです。
また、ちまきが関西地方を中心に広がったことや、伝統を重んじる上方文化が栄えたことから、関西地方はちまきが主流のようです。
一方の柏餅は、江戸時代に関東で生まれたものであったため、こういった時代背景から関東と関西でわかれているようですね。
あとがき
こどもの日の食べ物のメニューやおやつは何がいいのか。
そのご飯の献立や、ちまきや柏餅を食べる理由など、こどもの日の食事についてまとめましたがいかがでしたか。
こどもの日の食べ物も、こうやって見てみるといろんな物がありますね。
こどもの日の主役はやっぱり子供なので、こどもが楽しく思い出に残るような日にしたいでしょう。
そんな日をより一層楽しい日にするためにも、食事は一つのアクセントですよね。
また、子供と一緒に作ることで、より思い出深くもなると思います。
ゴールデンウィーク最後の祝日ですが、食事も含めて楽しい時間が過ごせるといいですね。
またこどもの日と言えばしょうぶ湯の風習もありますよね。
しょうぶ湯をどうしようか考えてる方は、ぜひこちらも読んでみてくださいン。