日差しが強くなるころには、紫外線対策から肌を守るために日焼け止めを塗る人も多いと思います。
でも、そんな日焼け止めに反応して、肌がピリピリして赤くなったりかゆくなったりするトラブルに見舞われる、そんな敏感肌の人も少なくありません。
そんな敏感肌の人は、どんな日焼け止めを選んだらいいの?
今回は、そんな敏感肌の人の日焼け止めの選び方や顔への塗り方、おすすめ商品などについてまとめました。
敏感肌だと日焼け止めはどんな選び方をすればいいの?
敏感肌の人の場合、日焼け止めを塗ると肌がピリピリして赤くなったり、かゆくなったり、炎症を起こしたみたいな状態になるといった声をよく耳にします。
日焼け止めをして肌を守りたいのに、その日焼け止めにやられてしまったら意味ないですよね。
そんな敏感肌の人が合わない日焼け止めの多くには、
この成分が含まれていることが多いと言われています。
紫外線吸収剤は、その名の通り紫外線を吸収して熱エネルギーとして放出し肌に影響を及ぼさないようにするための成分なのですが、これが肌のかゆみや熱を感じたり、アレルギーを引き起こす可能性もあると言われています。
だから敏感肌の人にとっては、とても反応しやすい成分の一つだと言えるでしょうね。
日焼け止めには、この紫外線吸収剤を使っているもの以外に、
この成分を使っているものもあります。
こちらは、紫外線を反射させて肌への影響を避けるもので、紫外線吸収剤に比べると刺激が少ない傾向にあります。
だから敏感肌の人の日焼け止めの選び方の一つは、
- 紫外線吸収剤不使用
- ノンケミカル
こんな表示のある物を選べばいいと思います。
また、
これも同じく敏感肌の人には感じやすいかもしれません。
成分表を見て、できればこういったものは避けるのが良いでしょうね。
SPFやPAの強くないものを選ぶ
敏感肌の人の場合、日焼け止めの強いものが肌に悪影響を及ぼしている可能性も一つ考えられます。
だから、SPFやPAの強くないものを選ぶことも一つの方法ですね。
目安となるのは
- 「SPF15~30」くらいまで。
- 「PA+~+++」くらいまで。
だいたいこのくらいの強さのものを選ぶと、日焼け止めとしての効果はそれなりに得られるのではないかと思います。
というのも、実は、日焼け止めの強さを表す「SPF」ですが、
SPF15を境に、SPF50との紫外線遮蔽率(ブロック率)の差はほとんどないと考えられています。
- SPF15で紫外線遮蔽率(ブロック率)は94%
- SPF30で紫外線遮蔽率(ブロック率)は97%
SPFはこのあたりになると遮蔽率はあまり変わりませんね。
とはいっても「SPF50・PA++++」といったような日焼け止めのほうが強さは強くなります。
一般的には海や野外でのスポーツなど長時間になる場合は、「SPF50・PA++++」といった強い日焼け止めが求められます。
だから敏感肌の人の場合はSPF20くらいのものを、こまめに塗りなおす(1~2時間おき)ということが対策として向いていると思います。
敏感肌の顔に日焼け止めはどう塗っていけばいいの?
日焼け止めの選び方がわかったところで、顔にどんなふうに塗っていけばいいのでしょうか。
まずは一般的な塗り方についてですが、まんべんなく顔全体に塗るためには、
1円玉ほどの量を
この5点にわけて、そこからまんべんなくていねいに塗って伸ばす方法だと、塗りムラが少なくなると思います。
ちょっと外に出る時間が長い場合は、もう一度同じ塗り方をするといいでしょう。
耳や首の後ろ、デコルテの部分も忘れないようにしましょう。
動画でのやり方もありますし、塗り直しの仕方、落とし方なども一緒に見ることができます。
ぜひご覧になって下さいね。
ただ、敏感肌の人はこれにもうひと手間かけることで、肌への影響を少なくすることができるかもしれない。
そんな方法がワセリンを使った保湿です。
敏感肌の人の日焼け止め前の保湿
敏感肌の人で肌が乾いて乾燥していると、日焼け止めに敏感に反応しやすくなることもあるので、日焼け止めを塗る前に化粧水などで保湿をしておくと和らぐかもしれません。
そんな保湿に便利なのがワセリンです。
ワセリンはふつうに売ってると思いますし、通販などでも買えます。
化粧水を塗った後にワセリンを塗って、その上から日焼け止めを塗ることで肌を保湿してくれることが期待できますし、直接肌に日焼け止めが触れる部分も少なくなります。
意外と用途が幅広いので、家に一つ持っておくと利用できるシーンが多いです。
この機会に一度使ってみてくださいね。
敏感肌におすすめの日焼け止めって?
さて、そんな敏感肌の人のための日焼け止めとして、選び方の部分でも見てもらったことも含め、いくつか人気のある物をピックアップしてみますね。
天然成分だけでつくったUVクリーム『MAM&BABY』
紫外線吸収剤や紫外線散乱剤を使わずに「MAAS」という天然成分だけでつくったUVクリームです。
とにかく肌に優しい日焼け止めとして、ここまでの物はなかなかないですよね。
またトライアルセットが非常に低価格なので、気軽に試すことができる点もポイントが高いです。
【アロベビー】UV&アウトドアミスト
*もし肌に合わなかっても、公式サイトでは30日間の返金保証があります。
というスプレータイプの日焼け止めです。
SPF15と数値はそれほど大きくなく、配合成分がとにかく優しいので、大人から赤ちゃんまであらゆる年代で使えます。
赤ちゃんも新生児から使うことができるくらい、肌への優しさにこだわっています。
この商品は、とにかく肌への影響を考えて作られているので、日焼け止めを使ったら肌が荒れたりする人や子供への影響が気になる人にはとてもオススメです。
また、虫よけの成分も含まれているので、夏の日差しと虫よけの2つの悩みをいっぺんに満たしてくれるのも嬉しいところ。
その虫よけ成分もディート(合成殺虫成分)が入っていないので、赤ちゃんにも安心して使うことができます。
洗い流すのも簡単で、スプレータイプだから塗り直しも楽なので、お母さんにも優しいですね。
また、赤ちゃんだけでなく大人も子供も使えるので、1本家にあればみんな使えます。
玄関に置いておくなんてのも良いですよね。
女性の場合は日焼け止めパウダーもアリ
日焼け止めクリームや乳液を顔に塗るとどうしても敏感肌が反応してしまうという人は、日焼け止め効果の入っているパウダーファンデーションで日焼け止めをするというのもアリだと思います。
パウダーなので体には使えないし、落ちやすいのでこまめな塗り直しも必要ですが、肌に合うのならとても心強い味方になると思います。
その日焼け止め効果のあるパウダーファンデーションでオススメしたいのはこちらの、
【トゥヴェール】ミネラルパウダリーファンデーション
日焼け止め効果を加えたパウダーファンデーションです。
でも、ただの日焼け止めパウダーではなく
- シリコン不使用
- 天然ミネラル100%
- ヒアルロン酸配合
- セラミド配合
- アミノ酸配合
- ビタミンC誘導体配合
こんなふうに、保水成分として最強と言われている「セラミド」をふんだんに使って、さらにヒアルロン酸、アミノ酸で保湿のサポートが期待できます。
また、ビタミンC誘導体配合なので紫外線によるシミの抑制も期待が持てます。
日焼け止めという事を差し引いて見ても、結構性能の高い化粧品ですね。
肌には優しく作られているとのことなので、敏感肌の人にもいいと思いますよ。
あとがき
敏感肌の人はどんな日焼け止めを選べば大丈夫なのか。
その選び方や顔への塗り方、おすすめの商品などについてまとめましたがいかがでしたか。
日焼け止めと一言で言っても、その中身の成分や強さによって肌への影響も変わってきます。
敏感肌の人だとなおさらそれを感じやすくなるので、日焼け止め選びは色々と考えないといけないことが多くなってしまいますね。
また、弱い日焼け止めの場合は塗り直しも頻繁に行わないといけない時もあると思うので、それに代わるように帽子や日傘、長袖やサングラスなどでしっかりガードしたいところです。
とはいっても、やっぱりいろいろとやることが多くなって大変ですよね。
そんな時に便利なのが
飲む日焼け止め(日焼け止めサプリ)です。
今までのように日焼け止めを塗るのではなくて、紫外線を浴びた後のダメージを軽減させるための成分をサプリにギュッと凝縮して、日焼けを和らげようといったサプリなんですね。
海外ではすでにメジャーですが日本では2016年から解禁になり、テレビや雑誌でも数々紹介されて大人気になっています。
日焼けをしたくないモデルの方たちから人気は広がっていますが、本当の意味で活用してほしいのは、今回のテーマのように
日焼け止めを塗ると肌が敏感に反応してしまう人
正に、この日焼け止めサプリはうってつけなんじゃないかと思います。
サプリを使うだけで日焼けしないといったことではないですが、強い日焼け止めを使う必要性も薄まりますし、うっかり日焼けすることも少なくなります。
また、紫外線アレルギーの人にも効果が期待できるし、もちろん敏感肌で日焼け止めに弱い人にもピッタリです。
基本は天然成分で作られたサプリなので、副作用の報告などもほとんどなく安心できるものだと思います。
ぜひ一度ご覧になって、どんなものか確認してくださいね。