日焼けくらい大丈夫だと思っていても、いざ日焼けして家に返ってくると、
「日焼けのあとが痛い・・・」
なんてことがよくあります。
日焼けくらいと甘く見ていると、まさに痛い目を見ることも。
日焼けの程度にもよりますが、ひどくなるとそれはもう火傷といってもいいレベルまでなることがあり、跡が残ったりするケースも少なくありません。
痛みを伴う日焼けは放っておくと治りも遅くなります。
では、
- そんな日焼けの痛みはどんな対処をすればいいのか?
- 日焼けが痛い時に治す方法や薬にはどんなものがあるのか?
今回は「日焼け痛みの対処法」といったことについてまとめました。
また、日焼けというものの本質を見ることでその怖さも見えてきますので、じっくりご覧になって下さい。
日焼けが痛いときの対処法とは?
日焼けは少し位のものであれば、少しのかゆみは出ても痛くなることはありません。
日焼けをして痛いといったところまで来ると、肌がかなり赤くなっていると思います。
普通日焼けのイメージは
「小麦色になる。」
と言ったイメージを持っていると思いますが、赤くなっているということは炎症が起こっている状態です。
つまり、軽いやけど状態になっているので痛いはずです。
ですので、日焼けが痛い場合は火傷の対処と同じようなやり方になります。
つまり、メインの対処法は、
「冷やす」
ということになります。
痛い部分を冷やすことで、
- 痛みが和らぐ。
- 痛みの進行を遅らせることができる。
- 跡になりにくい。
こういった効果が期待できるので、応急的な手当では最も有効な手段の一つです。
氷水や冷水、またはアイスノンや保冷剤を「タオルにくるんで直接患部に当たらないようにしながら冷やしましょう。」
自分の日焼けの状態を見てこの対処をすると、おそらく2~3日ほどの期間で痛みも治まってくると思いますがそれも症状によります。
長い場合だと一週間以上痛みが続く場合もあるので、ひどいと思った時は医師に診てもらうほうが早いし安心です。
これが鉄則になるので覚えておきましょう。
*ただし、日焼けが全身におよび痛い部分が広範囲な場合は、冷やしすぎて低体温に陥らないように程度を考えて下さい。
夏に日焼けをしたいと思う方は多いですよね。
でも、何も対策せずに日焼けすることは、こんなふうに痛みを伴う日焼けになりがちです。
痛みを伴わないでこんがりと焼くには、「サンオイル」を塗ってから外に出ると、紫外線のダメージを抑えながら日焼けすることが出来ます。
そんなサンオイルについて詳しく別のページでまとめています。
サンオイルのオススメなども一緒に紹介しているので、こちらも是非ご覧になって下さい。
関連ページ>>サンオイルとは?その効果とおすすめや使い方まで一挙公開!spf
逆に、
- 日焼けをしたくない。
- キチンと日焼け対策したい!
と言った人はこちらのページが参考になると思います。
関連ページ>>日焼け止めのSPFとは?PAの意味とSPF50の効果とは?時間
>>紫外線対策グッズのオススメは?帽子やメガネは?車ゴルフSPFPA
日焼けが痛い!治すにはどうする?
日焼けが痛い場合には、まずはとにかく『冷やすこと』が先決です。
お風呂にも入ると痛みで入れないかもしれませんので、その場合は多少温度を下げたシャワーなどで冷やすことも有効だと思います。
一方で、日焼けを治すには冷やすことも大事ですが、冷えて落ち着いた後は
『保湿』
これも必要になります。
日焼けをしているということで、肌は乾燥状態に陥っています。元の状態に回復するために保湿をして肌を治すことも必要なのですね。
保湿にはクリームを使うと効果的です。
特に消炎作用のあるものであれば、日焼けによる痛みと保湿の効果が期待できるので
積極的に使っていきたいですね。
例えば、「アロエクリーム」はそんな時にとても役立ってくれます。
次は、アロエクリームについて詳しく見ていくとともに、逆に気をつけたい薬について触れていきます。
日焼けが痛いときに使える薬とは?
日焼けで肌が痛い時には、アロエクリームを塗って対処しましょう。
アロエに含まれる「カルボキシペプチダーゼ」「ブラジキニナーゼ」という成分にこういった効果が期待できます。
腫れを抑える効果がある物質が含まれていますので、保湿もできて一石二鳥ですね。
また、次に紹介するアロエ入りの美容ジェルがあると、うっかり日焼けしてしまった時でも非常に便利です。
アロエベラ液汁がほてった肌をクールダウンしてくれ、保湿しながらすこやかな状態に整えてくれます。
日焼けのケア以外にも、普段の保湿・保水ケアが期待できるので潤いのあるお肌を保つためにも使えますね。
夏場は冷蔵庫で冷やして使用すると、日焼けのあとでも気持ちがいいしケアもできるのでオススメです。
ただ、水疱ができたりするくらいの日焼けの場合は、あとの治療に影響が出るかもしれないので余計な薬は塗らない方がいいです。
その場合は冷やした後すぐに医師に診てもらいましょう。
日焼けが痛い時に使ってはならない薬
では、逆に日焼けが痛い時に使ってはならない薬というのがあります。
実は、日焼けが痛いからといって湿布を使ってはいけません。
湿布には、「冷湿布」と「温湿布」がありますが、冷湿布はヒンヤリとして鎮痛効果もあるので冷やしていると思いがちです。
しかし、湿布を貼ると患部が空気に触れないし、粘着力があるので剥がすときに皮がめくれるかもしれません。
湿布は冷やすものではなく、あくまでも「ヒンヤリした感覚」だけであり
冷やしていることにはなりません。
血管拡張作用のあるメントールなどもかえって日焼けの痛みを悪化させることがあるので、湿布や冷えピタなどを使うことはやめておきましょう。
あとがき
油断しているとすぐに日焼けをしてしまいますが、少しの日焼けくらいでは痛みを伴うまでは行きません。
せいぜいちょっと痒くなる程度です。
日焼けで痛いというところまで来ているときはまず冷やすことが一番大切ですが、ひどい場合には皮膚科などで診察してもらったほうが早く治ると思います。
日焼けをしたい場合でも、一気に日焼けすると痛みを伴うので段階を踏んで日焼けするのがオススメです。
また、肌が白い方も日焼けには要注意です。
肌が白い人は特に急激な日焼けには注意してくださいね。