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2017年干支は酉!酉年にはどんな由来や意味があるの?種類は?

2016年12月13日

2017年干支01

さて、2017年(平成29年)の干支ですが、

酉(とり)

2016年は申年(さるどし)だったので、次は酉年ですね。

この記事を読まれている方は年賀状を作ろうとしたときに、

 

そういえば来年の干支って何だっけ?
どうして酉年って言うんだろう?

 

そんなふうに思って、検索された方が多いのではないでしょうか。

この酉年って、いったいどんな由来や意味があってこうなったんだろうと、よくよく考えてみると不思議に思いますよね。

また、酉年って言われていますが、

check002  いったい何の種類の鳥なのか?

これもよくわからないと思います。

そこで今回は、2017年の干支である「酉」についてまとめました。

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2017年(平成29年)の干支(えと)は酉 (とり)

2017年(平成29年)の干支(えと)は酉(とり)になります。

といっても、正確に言うと

丁酉(ひのととり)

このように言われます。

 

あまり聞き覚えはないですよね。

 

普通の干支(えと)って「十二支(じゅうにし)」で覚えていますよね。

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

酉は10番目にあたります。

そして、この他に「十干(じっかん)」という数詞があります

これは聞いたことがあると思いますが

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

本来、干支(えと)というのは、

「十干十二支(じっかんじゅうにし)」

このことを言っています。

 

もっとわかりやすく言うと、

十干の「干」
十二支の「支」

この二つを合わせると、

「干支(えと)」

私たちが干支と言っているのは、この二つを合わせたものだったんですね。

だから、2017年の丁酉(ひのととり)というのは

  • 十干の4番目の「丁」の年
  • 十二支の10番目の「酉」の年

これが合わさって丁酉(ひのととり)となったわけです。

ちなみに、12年前の2005年(平成17年)は乙酉(きのととり)でした。

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還暦(かんれき)を60歳で祝うワケ

ちょっと2017年の酉年とは関係ないかもしれませんが、還暦(かんれき)って60歳で祝いますよね。

これって、この十干十二支(じっかんじゅうにし)が大きくかかわっています。

例えば、この2017年の丁酉ですが前回いつだったのかわかりますか?

そうです。

60年前の1957年(昭和32年)が丁酉だったのです。

十干(じっかん)の「10」と十二支(じゅうにし)の「12」の最小公倍数である「60」を一周として、60種類の十干十二支があるんです。

 

だから、60歳を迎えた人を還暦(かんれき)と言いますが、

暦(こよみ)が還(かえ)る。⇒還暦(かんれき)

ということで、還暦にはお祝いをするようになったのですね。

 

還暦の人に赤いチャンチャンコを贈るのは、もう一度生まれ変わって出直すという意味があって、赤色は「赤子」の意味と言われています。

もし、2017年に還暦の人が両親など身近にいるのなら、こういう意味を知っていると、お祝いする気持ちにもまた違った想いが生まれるかもしれませんね。

 

干支の酉ってどんな由来や意味があるの?

さて、この2017年の干支は酉ですが、いったいどんな由来や意味があって酉年となったのか?

それにはいくつか由来があります。

そもそも、先ほど説明した

「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」

これは古く中国の思想を用いたものです。

十二支って、12種類の動物の名前が当てられていますが、あれって全部

check001  『後付けでつけられたもの』

だと考えられています。

 

しかも、あまりその動物とも関係なく、なんとなく漢字が似てるからとか、読み方がそれっぽい!みたいな感じで当てられたようですね。

この「酉」の由来は、

果実が成熟の極限に達した状態を表している。

という事から来ていると考えられています。

また、

収穫した作物から酒を抽出する。

という意味もあるようですね。

この「酉」という漢字は「酒」という漢字に似ていますよね。

実は「酒」という漢字は、この「酉」が語源となっていると言われています。

だから、動物とは直接関係なく後付けだったというのも、こういった事からわかりますね。

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どうして酉は10番目なのか?

この十二支の酉は10番目になりますよね。

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

この順番は、

check001  元旦の日に、神様のところに到着した順番で決められた。

と言うお話があります。

この時に「猫」もいたと言われていますね。

猫が十二支にいないワケ

猫がここにどうして入っていないのかというと、猫はネズミ(子)に騙されて到着する日を「元旦の次の日」だと、1日遅れた日を教えられていたんです。

猫が到着したころにはもう誰もいなくて、そこでようやく騙されたことに気づいたんですね。

怒った猫は、そこからネズミを追いかけるようになったそうです。

 

申(さる)と戌(いぬ)に挟まれた酉の意味とは?

十二支の順番を見ると

申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)

猿と犬に挟まれていますよね。

猿と犬は「犬猿の仲」と例えられるように、非常に仲が悪かったと言われています。

だから、仲の悪い猿と犬の間に入って喧嘩の仲裁をしたのが、この「酉(とり)」だということも言われていますね。

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干支の酉って何の種類の鳥なの?

さて、2017年の干支は酉年ですが、酉っていったい何の種類の鳥のことを言っているのかよくわからないですよね。

鳥といってもツバメやハト、すずめ、カラスなど身近なところでもたくさんの種類がいます。

でも、こんな鳥たちよりももっと一番身近な鳥がありますよね。

そう、鶏(ニワトリ)です。

2017年酉02

私たちの食卓に鶏(ニワトリ)は欠かせない存在となっていて、その卵にも非常にお世話になっています。

その鶏(ニワトリ)が、酉年の鳥(鶏)にあたるのです。

年賀状のイラストにも選ぶときには、鶏(ニワトリ)の絵を選ぶようにしましょう。

 

どうして鶏になったの?

もともと鶏は今の食用がメインではなくて、朝の時間を告げてくれる

「時告げ鳥」

として重宝されていたようです。

 

鶏って太陽が昇ると鳴いてくれますよね。

だから、その鳴き声には太陽の神を呼ぶ力があると伝えられていたんです。

だから鶏は、太陽を迎えてくれる「神聖なもの」として存在していたのですね。

 

あとがき

2017年の干支の酉について、由来や意味など見てきましたがいかがでしたか。

干支といっても、その中にはいろんな意味が込められてこのようになっていたのですね。

そんな酉年の「とり」は「とりこむ」と言われ、商売などでは縁起の良い干支となっています。

お祭りにも「酉の市」というのがありますよね。

 

11月に「一の酉」「二の酉」「三の酉」というように、年に2回~3回行われます。

これは商売の神様を祭るお祭りとされ、「縁起熊手」を買い商売繁盛を願うお祭りなんですね。

 

上の動画を見ると、非常に活気にあふれていて、縁起の良さそうなお祭り感が伝わってきますね。

 

さて、2017年はあなたにとってどんな年になるのでしょうか?

商売をされている方にとっては、飛躍の年にできるような良い年を迎えたいですね。

 

そんな2017年酉年の年賀状について、友人や会社の上司、恩師などどうやって書いていこうか悩んでいる方はいませんか?

色んなパターンで紹介している記事も用意しているので、よかったらこちらも参考にご覧になって下さいね。

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