七夕の日は願い事を短冊に書いたり、飾り付けをしたりと、いろんな準備がありますよね。
そんな七夕の日に、どんなご飯のメニューにしようか迷ってはいませんか?
笹の葉に飾りつけや願い事も、七夕の大事なイベントですが、献立をどうするのかも七夕のイベントの一つですよね。
今回はそんなあなたに、七夕の食べ物で迷った時に参考にできる、
- 七夕の定番であるそうめん
- その他の七夕のメニュー
- 七夕のデザート
これらを中心に紹介していこうと思います。
そして、七夕の日にどうしてそうめんが定番になったのか?
その由来についてもまとめましたので、いっしょに見ていきましょう。
七夕の食べ物ってあるの?
七夕の日には、短冊に願い事を書いたり、笹の葉に飾りつけしたりしますよね。
そんな楽しい雰囲気を、さらに楽しいイベントにするために、七夕に合うご飯のメニューを考えたいところです。
でも、ちょっと考えてみると、
と言ったような、わかりやすい七夕の食べ物がなかなか浮かんでこないのではないでしょうか。
他の日で言うと、
こんなふうに定番のメニューがあります。
七夕ってこんなわかりやすい食べ物はないのかな?
と思って調べてみると、実はそんな七夕にも「定番の食べ物」がありました。
その食べ物というのが、
「そうめん」
「そうめんなの?」と、あまりピンと来ない人も多いと思います。
でも、実はかなり古くから、七夕の日はそうめんが定番の食べ物として食べられてきました。
ではいったいどうして、そうめんを食べるようになったのでしょうか?
七夕にそうめんを食べる由来って?
どうして七夕の日にそうめんを食べるようになったのか?
その由来について見てみると結構面白いことがわかります。
実は、昔から「七夕の日にはそうめんを食べる」といった風習があったようです。
これは1000年以上前からの風習ですが、時代は平安時代までさかのぼります。
その平安時代の書物には、
と記されており、宮中で食べられ一般に普及したと伝えられています。
そうめんは今でこそ一般的に食べられる食材ですが、平安時代には存在していたそうめんは宮中行事には欠かせない食材であったのです。
そうめんは七夕以外の行事でも、神社由来の食物として縁起の良い食材なのでお供物や引出物として重宝されています。
927年の延喜式という法典の中に、七夕にそうめんをお供え物にする事が定められていたようですが、
当時食べられていたものは、索餅(さくべい)という小麦粉料理で、縄のようにあんだ小麦粉のお菓子のようなものだと考えられています。
そうめんのルーツはこの索餅と言われているんですね。
そして、
『7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる。』
このような言い伝えから、七夕の日に食べられるようになり、この索餅がそうめんの先祖とされていたんです。
また、そうめんは天の川にも例えられています。
それにちなんで、
「7月7日はそうめんの日」
となっており、「笹の節句」としてそうめんを食べる風習があるのですね。
七夕とそうめんの由来についてこのように聞くと、七夕の日のメニューはそうめんで決定してもよさそうですね。
七夕のメニュー「流しそうめん」
いっその事、雰囲気を大事にするということで流しそうめんはどうでしょう。
そうめんの色は「白色」だけではなく「緑色」や「黄色」のそうめんもあります。
それが川のように流れるので天の川をイメージできます。
そして、家庭でできる流しそうめんとして、「流しそうめん機」も通販で販売されています。
自宅で流しそうめんの雰囲気がすごく味わえるパーティグッズです。
星型のオクラを流すなんてのもアリです。
自宅でできる簡単な流しそうめんのセットですが、やってみると結構面白いですよ。
小さいお子さんがいるのなら結構喜ばれると思います。
七夕のメニューについて
七夕のメニューで迷っていたところに、先ほどのそうめんは献立の一つとして参考にしてもらえたと思います。
でも、そうめんだけじゃちょっと寂しいですよね。
そこで他にも、夏らしいたべものがいいですが、夏といえば土用の丑の日に食べる
「うなぎ」
このうなぎを一口サイズに刻んで、そうめんにトッピングするのもいいでしょう。
七夕のメニュー「ちらし寿司」
七夕のメニューとして、ちらし寿司は夏らしくもあり、そうめんとも相性がよくこちらにうなぎをまぶしても美味しいですよね。
いろどりも豊かですし、ご飯としては最適だと思います。
七夕のメニュー「オクラ料理」
オクラは夏バテ防止や滋養強壮にも良いとされています。
また、切り口が『星形』になっているので七夕にはピッタリの食材かと思います。
オクラのお吸い物などはどうでしょうか。
そんなに手間もかからないですし、ちらし寿司などの食べ物とも合いますね。
七夕のメニュー「茶碗蒸し」
茶碗蒸しも、上の料理と相性は抜群です。
こちらにオクラを入れてもいいし、かまぼこを星形にかたどってもいいし、シイタケに星形に切れ目を入れてもいいですね。
見た目が星になるので、七夕のメニューとしても簡単です。
七夕のメニュー「星形コロッケ、ハンバーグ」
自分で初めから作られるのであれば、コロッケやハンバーグを星形に型どって揚げたり焼いたりするだけでも七夕らしくていいですね。
特にお子さんが小さい家庭などでは、ぴったりの七夕のご飯ではないでしょうか。
そんなに手間もかかりませんしね。
七夕のデザート、ゼリー
七夕らしい食事が終わったら、食後にデザートはどうでしょう。
そんな七夕では、
七夕ゼリー
とよばれる食後のデザートが結構知られるようになってきたそうです。
ゼリーは自分で作れるので色んなアレンジがきくのですが、そのアレンジが色々あって面白いことになっています。
【七夕ゼリーの作り方】
作り方も簡単ですよね。
このゼリーの中には「星形にかたどった黄桃」を入れていますが、これっていろんなフルーツもいけますし、金平糖(こんぺいとう)を入れている人もいます。
お子さんと一緒に作って食後のゼリーにしても良いですし、楽しみ方は色々ありますよね。
番外編:天の川「織姫・彦星」
子供と一緒に作れるお菓子ということでいくつか紹介してきましたが、
こんな忙しいあなたのために、七夕の雰囲気が一気に味わえるお菓子が
金平糖と飴の詰め合わせのお菓子で、七夕の雰囲気にとても合っています。
また、さらに七夕にピッタリの金平糖もあります。
【天の川~織姫・彦星】
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家で作るといったこと以外にも、友達の家の七夕会などがあったときに持って行ってみんなで食べたりするのにもいいですね。
また、さっきの七夕ゼリーとかに入れてもおいしそうです。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
七夕の食べ物がなかなか決まらなかったあなたも、色んなご飯のメニューが浮かんだのではないでしょうか。
特にそうめんは簡単ですし、オススメの七夕メニューです。
こういった七夕のそうめんの由来や風習も、話のネタにして食卓を囲めば、七夕らしく雰囲気も出て楽しい食事になると思います。
また、お子さんが小さいのなら、星形に型どったハンバーグなどの食べ物も献立に入れると喜ばれます。
ゼリーなどのデザートも含めて一緒に作るのも楽しいですね。
こうすると七夕の飾り付けと合わせて、食事でも楽しめると思いますよ。
他にも色々七夕らしい食べ物やメニューもあると思いますので、あなただけの七夕のメニューも考えてみてくださいね。
今回は「七夕の食事」について見てきましたが、七夕の由来や七夕飾りの意味など、知ってみると面白いことが他にもたくさんあります。
そんな七夕については別のページで紹介してるので、こちらもぜひ読んでみてくださいね!