インフルエンザに感染してしまうと、
こんなつらい症状も現れてしまうことがあります。
高熱でただでさえしんどいのに、
トイレに何度も行かないといけなくなったりすると、これも苦痛です。
特に、インフルエンザのB型は、
下痢や腹痛といった消化器系症状
これが出やすいといわれているので、
その対処法も知っておきたいですね。
今回はその対処法と、インフルエンザで下痢や腹痛の症状があるときに
というのもあるので、
これも含めまとめました。
インフルエンザで下痢がある場合の対処法は?
インフルエンザでは、下痢や腹痛の症状が現れることも。
下痢の場合にキッチリしておきたいのは
水分補給
インフルエンザの熱で、ただでさえ汗が多く出ているのに、
それに加えて下痢で水分を失ってしまうと、体の回復も遅れますし脱水症状になるなんてことも考えられます。
だから、必ずこまめな水分補給は忘れないでくださいね。
そして、水分補給する際にはスポーツドリンク、経口補水液などの
がいいですね。
そして、食べ物もおなかに優しい、消化のいいもの。
例えば、おかゆやうどん、野菜スープなど食べやすくて水分補給も一緒にできる食べ物が良いですね。
詳しくはこちらに書いています。
- 付け合わせのもの(梅干し)
- 野菜スープの材料
とかも一緒に載せてるので、参考にどうぞ。
また、トイレにこもらざるを得ない時もあるかもしれませんが、終わったらキッチリと手洗いをして、清潔な状態を保つようにしてくださいね。
インフルエンザで腹痛がある場合の対処法は?
インフルエンザで腹痛がある場合は、
先ほどの下痢のケースと関係している部分が多いと思います。
どちらの場合も安静にして、水分補給をこまめにすることは大切ですが、
先ほど下痢の時には書かなかったこととして、
腹痛や下痢があるときに避けたいこと。
これについて触れていきますね。
注意したいのは、
まあ、インフルエンザの時になかなか食べたいと思わないですが、
- 脂っこいお肉
- ラーメン
- カレー
あまり消化の良くないものは、
胃に負担を与えてしまいます。
消化することに体力を使ってしまうので、腹痛がなくてもインフルエンザの時には消化の悪いものは避けましょう。
腹痛があって食欲がないときには、
無理に食べないで食欲が出たときに
消化のいいものを食べるほうが楽です。
何も食べずに、胃を休ませてあげるといったことも必要ですね。
下痢止めを安易に飲まない。
また、おなかが痛いとき、下痢の時に
胃薬や下痢止め
薬に頼りたいと考えますよね。
でも、ウイルスは便と一緒に排出されるため、下痢止めなどを使うと、かえってインフルエンザを長引かせる可能性があると考えられています。
おなかの調子を整えたい時は、整腸剤(ビオフェルミン)などで様子を見るのが良いようですね。
ただ、それも場合によってなので、
何日も下痢や腹痛が続いて苦しい場合には、お医者さんに相談した方が良いでしょう。
インフルエンザで吐き気がある場合の対処法は?
インフルエンザの症状には、
吐き気やおう吐が現れるケースもあります。
私が過去にかかったインフルエンザでは、この吐き気、嘔吐にも悩まされました。
その時は、いつ吐いてもいいように、洗面器を枕元に置いて準備していましたね。
発熱に加え嘔吐や吐き気があると、本当に苦しい思いをしました。
嘔吐があるときも、脱水症状にならないためにこまめな水分補給は必要になりますが、吐き気が強くて飲めない場合は回復するまで待ったほうが良いかもしれません。
また、吐き気やおう吐があるときに、無理に何か食べようとはしない方がいいでしょう。
たぶん無理して食べても、また吐いてしまってつらいだけですからね。
この嘔吐や吐き気もずっと続いて苦しい場合には、お医者さんに相談した方が良いでしょう。
あとがき
インフルエンザの症状には発熱以外にも下痢や腹痛、吐き気が起こる場合があります。
インフルエンザに感染して病院に行くケースも多いと思いますが、その際には抗インフルエンザ薬というものが処方される場合もあります。
抗インフルエンザ薬のタミフルなどの薬は有名ですよね。
インフルエンザの検査をしてもらって、症状を和らげるためにこういった薬が処方される場合もあると思います。
でも実は、抗インフルエンザ薬には、
- 下痢や腹痛
- 気道の刺激作用(吸入薬の場合)
- 発疹
- 吐き気や嘔吐
こういった副作用についても報告がされているんですね。
処方されるときに、お医者さんから副作用の説明もあると思いますが、
もし薬を飲まれている方は、「この副作用のせいで腹痛や下痢、吐き気が起こっているかもしれない」です。
だから、処方してもらうときに、
副作用が出た時にどう対処すればいいか?
ということも、一緒に聞いておくといいと思います。
どちらにせよ、やっぱり安静にしてしっかりと休息をとるのが一番です。
無理して長引かせないよう、しっかりと療養してくださいね。
インフルエンザにかかってから治療するより、予防してかからないようにするほうが大切です。
インフルエンザの予防には予防接種をはじめ、食べ物や手洗い、マスクなど様々な方面で対策ができます。
このサイトでは他にもインフルエンザについてたくさん情報をまとめているので、もっと色々と知りたい方は、こちらでご覧になりたい記事を選んで参考にしてくださいね。
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