重曹を使った洗濯というのを聞いたことがある人も多いと思います。
でも、
- やった事がないからわからない。
- やろうとしたけど失敗してやめた。
- 洗えた感じがしない。
などなど、難しそうだしあまり効果が分からないといった声も多いですね。
そんな重曹を使った洗濯方法ですが、うまく使えば黄ばみや臭いなどが取れる声もよく耳にします。
では、いったいどうやって重曹を使えばいいのか?
今回は、その重曹を使った洗濯の方法についてまとめました。
重曹を使った洗濯方法はどうするの?
まず、重曹を使った洗濯で洗剤を使う場合は「洗濯用粉石けん」というのを使います。
例えばこんなのです。
「洗濯用粉石けん」
普段スーパーなどで見る合成洗剤とは違いますね。
最近では、合成洗剤によるアトピーなどの体への影響を考えている人にこの粉石けんが人気があります。
だから、普段合成洗剤を使っている人には、今回の記事はあまり意味がないかもしれません。
ですので、
こういった人向けになっています。
重曹を使った洗濯方法には、大きく分けて2種類あって、
- 洗濯用粉石鹸に重曹を混ぜて洗濯する。
- 洗剤を使わず重曹+αで洗濯する。
では、それぞれについて見ていきましょう。
1.洗濯用粉石鹸に重曹を混ぜて洗濯する。
最初に、重曹は洗剤と違って溶けにくいので、洗濯にはふろの残り湯などぬるま湯を使うようにしてください。(水温は30℃くらいが適温)
- 洗濯用粉石けんに重曹を1カップ加えます。
- 汚れをよく落としたい時は過炭酸ソーダ(酸素系漂白剤)を小さじ2~4杯加える。
これだけですね。
「過炭酸ソーダ」
2.洗剤を使わず重曹+αで洗濯する。
次は、その洗濯用粉石けんすら使わない方法です。
- 重曹大さじ2杯と過炭酸ソーダ大さじ2杯を入れます。
- 柔軟剤用ポケットにクエン酸小さじ1杯を入れます。
これも、そんなに難しいことはないと思います。
「クエン酸」
ただ、ウールやシルクの衣類を洗うときは重曹が生地を傷めてしまうので、これらの方法で洗濯するのはやめましょう。
また、一部のドラム式洗濯機で重曹を使えない場合がるので、初めに確認しておきましょう。
重曹を使った洗濯で臭いや黄ばみは取れる?
重曹には酸性の臭いに対する脱臭効果があり、体臭対策でも使われるものとして有名ですね。
また先ほど、
という用に紹介しましたが、これはクエン酸に柔軟剤の効果が期待でき、黄ばみにも有効だとか。
重曹を使った洗濯は効果あるの?
このような重曹を使った洗濯方法がありますが、実際私もやってみましたが正直なところその効果はよくわかりません。
人それぞれ感じ方や、洗濯物の汚れの度合いなどにもよるので効果はマチマチだと思います。
ここまで重曹を使った洗濯方法について紹介してきましたが、結局のところ自分でその効果を感じれなかったのが残念です。
また、メンドクサイと感じるようなところがあることは否定できません。
重曹がなかなか水には溶けてくれないのでぬるま湯を使う必要がありますが、これも残り湯に抵抗のある人には向いてません。
また、重曹が使えない洗濯機というのも意外と多いようです。
そして、玉になったり、乾燥して重曹が浮き出てきたりなども実際にありました。
この辺りは経験してくるとその分量もわかってくるのでしょうが、何度かやらないと慣れてこないですね。
重曹を使った洗濯をしたい人で、もし洗濯物の臭いが気になる場合は、通常の洗濯でもできることはたくさんあります。
そんな洗濯もののトラブルについてこちらでも詳しくまとめてるので、是非ご覧になってください。
>>部屋干しの臭いを防ぐコツと便利グッズ特集!
>>洗濯物の臭いの取り方とは?生乾きが原因?その対策とは?
>>靴下の臭いが取れないのはどうして?洗濯方法や対策は?
>>バスタオルの臭いが取れないのはどうして?その原因や取り方は?
あとがき
ここまで紹介しておいてアレですが、「重曹は洗濯には向いていない」といった専門家の見方もあるようで、なかなか難しそうです。
特に合成洗剤で違和感のない人はそのままでもいいと思いますが、肌のトラブルを考えて洗濯用粉石けんを使っている人は、クエン酸などと合わせて洗濯するのがよさそうですね。