生活環境や季節、人によって洗濯物の臭いが気になる時がありますよね。
例えば、梅雨などの雨が長く続く日はどうしても部屋干しになりがちです。
そして、洗濯物の量が多かったり生乾きになっていたりすると、だんだんと洗濯物の臭いも気になってきます。
でも、きちんと洗って外できちんと干しているのに洗濯物が臭う場合もあります。
そんな時の、
「洗濯物の臭いの取り方」
こちらについて調べてみました。
- 臭いが気になる。
- 臭いが取れない。
- 臭いの取り方ってどうするの?
- 何が原因なの?
- 生乾きの臭い対策はどうすればいいの?
あなたもこんな洗濯物の悩みがないでしょうか?
そんな洗濯物のいや~な臭いを取るには一体どうしたらいいのでしょうか。
実は、その臭いを取るために様々な方法があることがわかりました。
では、どんな方法があるのか、いっしょに洗濯物のニオイの取り方について見ていきましょう。
洗濯物の臭いの取り方とは?
洗濯物についた臭い。
そんな臭いの取り方について調べてみました。
まずは、よく臭いが残ってしまうタオル類ですが、皆さんがよくされている方法があります。
タオルを煮洗いをする。
鍋にお湯を沸かして、煮沸消毒することで臭いを取るといったやり方です。
病院などでも煮沸消毒は基本中の基本なので、雑菌が無くなって臭いもなくなります。
哺乳瓶なども煮沸消毒したりしますよね。
ただし多少色落ちするので、白と色柄物は分けてください。
また、煮洗いは生地が傷みやすいです。
とくに、キッチン用のタオルや布巾などはよく臭いが残るので、この方法は有効ですね。
次に、衣服なども含めた洗濯物の臭いの取り方についてです。
1.酸素系漂白剤を使う。
洗濯物の臭いが残っていると感じた場合に、酸素系漂白剤を使って臭いをとる方法です。
- 50℃のお湯に粉末タイプの酸素系漂白剤(ワイドハイター粉末タイプなど)を、しみ抜きの分量(水10Lに対して50g)だけ溶かす。
- 《洗濯済みの洗濯物》を1~2時間浸け置きしてから、よくすすいで干す。
*やり過ぎると色落ちの可能性もあるので注意が必要です。
こういった方法です。
お湯を使った方が、ニオイの取れ方は良いようですね。
2.逆性石鹸を使う。
逆性石鹸を使って洗濯する方法です。
商品名:オスバンS(ベンザルコニウム塩化物液)
こんな名前で薬局で販売されてますが、ネットでも購入できますね。
「オスバンS」
ただし、逆性石鹸とは、「石鹸」という名が付いていますが洗浄力はほとんどなく、あくまで、
「洗濯物の臭いを取る方法」
ということで使ってください。
また、洗剤と一緒に使うことも出来ません。
3.重曹を使う。
重曹だけでは洗濯の洗浄力はそこまでありませんが、液体酸素系漂白剤と一緒に使うと相乗効果でパワーアップします。
注):絶対に直接重曹を液体酸素系漂白剤のボトルの中に入れたりしないで下さいね。
洗濯物の生乾きが臭いの原因なの?
洗濯物の臭いの原因は「雑菌」と言われています。
そんな雑菌が繁殖してしまう原因には、さまざまな理由があります。
とくに生乾きのような状態は、洗濯物に雑菌が増殖してしまう原因として大きいですね。
こういった臭いの原因について分かれば、ある程度の対処もやりやすくなるでしょう。
そこで次は、雑菌が繁殖しやすい「5つの原因」についてまとめてみました。
1.洗濯物の生乾きが臭いの原因
生乾き状態だと、雑菌の繁殖しやすい条件になるので臭いの原因になります。
他にも洗い残しだったり、汚れがきちんと落ちていなかったりする場合もそうです。
皮脂や汗のタンパク汚れを餌にして、雑菌が繁殖してしまいます。
2.洗濯物が乾くまでの時間
洗濯物が乾くのに時間がかかりすぎてしまったりすると、雑菌が増える時間を与えてしまうので臭いの原因になります。
部屋干しでは乾く時間を短縮させるために、サーキュレーターや除湿機を使うのもアリです。
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3.洗濯機が不衛生
洗濯物ではなく、「洗濯機」にカビが生えていて、それが臭いの原因となっている場合もあります。
洗濯機が不衛生だと、いくら洗濯しても臭いがついてしまうといったことに・・・。
4.お風呂の残り湯をすすぎに使ってしまう。
お風呂の残り湯には雑菌がたくさんですので、そのお湯をすすぎに使ってしまうと、その雑菌が付着して臭いの原因になってしまうこともあります。
残り湯を使う場合は、すすぎには使わないようにする方が衛生的です。
5.洗濯機で洗濯できないものもある。
衣類の中には洗濯機で洗濯できないものもあります。
(ダウンやウール、コットンなどのコートやジャケットなど)
そういったものと一緒に洗濯してしまうと、染み出してきた脂や染料が他の衣類に移ってしまい臭いの原因になることもあるので、洗濯して大丈夫なのかどうかラベルなどで確認して下さい。
最近はウォッシャブルスーツなどもあるので、こういったものが全て洗濯できないわけではないです。
洗濯物の生乾きなどの臭い対策はどうする?
洗濯物が臭う原因について、ある程度見ることが出来たので、次はその対策についてまとめました。
洗濯物の生乾きの臭い対策は、具体的にどうすればいいのか?
簡単な事ですが、つい忘れがちなこともあるので、確認の意味も込めてご覧になって下さい。
1.生乾きの状態をなくす。
洗濯物を部屋干しした時、生乾きの状態のままたたんでしまうと、「雑菌」が繁殖してしまい臭いのもとになります。
ですので、きちんと乾かすというのがポイントとなります。
きちんと乾かすためには、
「洗濯物と洗濯物の間をあけること。」
梅雨などの雨の時期に洗濯物がだんだん溜まってきて、干す場所もなくなってしまうといった場合がよくありますよね。
そんな時あなたは、カーテンレールに干したり、ドアに引っ掛けたりしていませんか?
また、洗濯物をギュウギュウに、取りあえず干したような状態になっていませんか?
「場所がないから仕方ないんですよ・・・。」
という意見が返ってきそうですが、工夫次第で部屋の空間に干すスペースを作れます。
どうやって干す場所を作ったらいいのか?
これは別のページでわかりやすくまとめたので、ぜひ時間のある時にご覧になって下さい。
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2.洗濯物はすぐに干す。
洗濯物を乾かす以前に、洗濯し終わった衣類が洗濯機の中に放ったらかしにされると、
だから、洗い終わったらなるべく早く干す必要があります。
そうでないと、結局生乾きの状態で放ったらかされているのと同じです。
また、部屋干しの場合、乾かすのにあまり時間を掛けたくないので扇風機や除湿機、エアコン等の併用も有効です。
3.こまめに洗濯する。
一回の洗濯の量が多いときちんと洗濯できない(皮脂や汗のタンパク汚れが残る)場合があります。
できれば、こまめに洗濯する方がいいですね。
あなたの洗濯機と、洗濯物の量がマッチしていますか?
もし、あっていないと感じたら、洗濯機の買い替えも検討しましょう。
4.洗剤の大量使用は危険
洗剤を大量に入れたからキレイになるといったわけではありません。
逆に洗剤が残ってしまい、雑菌が繁殖しやすい条件を作り出してしまう原因になります。
洗剤はきちんと適量入れるようにしましょう。
5.洗濯機を気にかけましょう。
私もよくやってしまいますが、脱いだあとの衣服を洗濯機に入れたままの状態にしておくのは雑菌の繁殖を進めて、洗濯機が不衛生になってしまいます。
ですので、脱いだ衣服は
といった方法が良いです。
また、洗濯したあとはフタを必ず開けておき、乾燥させて下さい。
また、くず取りネットなどもこまめに見てあげて下さいね。
まとめ
洗濯物の臭いの原因や、生乾きの臭い対策について見てきましたがいかがでしたでしょうか。
洗濯物の臭いの取り方がわかると、梅雨など雨が多い季節にはたいせつですよね。
洗濯物の臭いの原因がわかれば対策もしやすいものです。
洗濯物に臭いがつくと着るのもテンション下がりますよね。
それが、お気に入りの服だったりしたらなおさらです。
自分だけでなく他人にも迷惑かけたり、変な目で見られたりしていないか心配になったりもします。
まあ、何より衛生的に良くないので、洗濯物のニオイや生乾きには十分注意してくださいね。
洗濯物は清潔に、臭いの残らないように仕上げたいですよね。
そのために部屋干し洗剤も一緒に見ておきたいですね。
これは別のページでまとめているので、ぜひご覧になって下さいね。
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