顔は人目に触れる一番の場所ですが、そこからダラダラを汗が流れ落ちるとうっとおしいですよね。
また、ずっと汗を拭いていると見た目も悪いですし、年配の男性だとニオイそうといったイメージを持たれてしまいがちだし、女性の場合は化粧崩れなどが大変です。
暑い時は当然みんな顔から汗をかきますが、その量が多かったり、特に暑いわけでもないのに汗がダラダラ出ることもあったりします。
そんな顔汗を止める方法はあるのでしょうか?
そして顔汗対策で出来ることや「汗をかかない、抑える方法」についてまとめました。
結構面白い方法や、体の反射を利用した
というのも紹介してますのでご覧ください。
顔汗を止める方法はあるの?
顔汗を止める方法には、
- すぐに効果が期待できるけど一時的な方法
- 長期的に顔汗などの量を抑えていく方法
この二種類のタイプがあります。
理想的なのは、長期的には体質を変える対策をして顔汗を出にくくしながら、夏場などは緊急性の高い方法で顔汗を止めるのがいいですね。
では、それぞれどういう方法があるのか見ていきましょう。
顔汗対策で出来ること
すぐに効果が期待できるけど一時的な方法
すぐに顔汗を止める方法として期待できる対策は、次のような項目です。
- 首筋を冷やす
- 制汗剤の使用
- 深呼吸、リラックスする
- 両脇を圧迫する(汗止めベルトを使う)
いろいろとありますが、それぞれに説明が必要だと思うので順番に触れていきますね。
首筋を冷やす
首筋を冷やすことで顔汗を抑える効果が期待できます。
単純に体が暑くて顔汗が出ている状態なので、冷やすことで汗を抑えるのですね。
その際に首筋を冷やすことで、そこを通る太い血管を効果的に冷やすことが出来ます。
顔が近いので首筋が一番気持ちいいでしょう。
制汗剤の使用
おそらくこれが1番ポピュラーで、効果が見えやすいのではないでしょうか?
ただ、どういった制汗剤を使うかでだいぶ効果も変わってくると思います。
きちんとしたケアをしたいのであれば、市販のものではなく
こういった商品がネット限定で販売されています。
その中でも人気が高いものが
特に女性に人気で、
というのが好評価の理由の一つです。
上の公式ページの中でアップされている動画を見てもわかりますが、サラフェをつけている人とそうでない人が、激辛鍋を食べた時の反応が全く違いますね。
顔をこまめに拭いていると、どうしてもかぶれたりするので肌にも悪いですが、サラフェを使うと暑い時でも周りの視線を気にすることなく、化粧崩れも少なくなるし、余計な悩みが減るので助かるといった声が大きいですね。
敏感肌、肌の弱い人でも低刺激で使いやすいようなので、気になる人は一度この機会に試されてみてはどうでしょうか。
深呼吸、リラックスする。
精神的発汗と呼ばれるものが原因で、汗が大量に出てしまう場合の対策です。
何か突発的なことで焦ったり、面接など緊張する場面で汗が止まらないといった人に深呼吸をしたりリラックスすることで効果があると思われます。
深呼吸ですが、わかりやすい基準は、
これを鼻呼吸で行い、3分ほど何も考えず行ってみましょう。
どうしても何か考えてしまう場合は「吸う」「吐く」という呼吸の動作を頭に思い浮かべて、集中してやると良いと思います。
両脇を圧迫する(汗止めベルトを使う)
両脇を圧迫する、汗止めベルトを使ったりすることで起こる
という「体の反射機能を利用した方法」で、生理学者である高木健太郎先生が発見された身体に起こる現象です。
実はこの方法、舞妓さんもされている方法の一つなんです。
そんな体の反射機能を簡単に発揮できるのが、
『汗止め帯』
|
こういったグッズを使うと簡単ですので、興味のある人は一度試してみてくださいね。
長期的に顔汗などの量を抑えていく方法
長期的に顔汗を止める方法としてじっくりと改善していく対策は、次のような項目です。
- 有酸素運動をする
- 食生活の改善をする。
- 病院で治療を受ける。
- ホルモンバランスの乱れを改善する(女性はPMSなど)
- 病気ではないか確認する。
いろいろとありますが、それぞれに説明が必要だと思うので順番に触れていきますね。
有酸素運動をする
運動していないと、普段から汗をかかないことになります。
すると汗腺が衰えてしまい、いざ汗をかく時にきちんとした汗のかき方ができないケースがあります。
クーラーの当たり過ぎなども悪い原因の一つです。
だから、普段から汗腺を鍛えておいて、サラサラの正常な汗がでるようにしておかないといけません。
運動でなくてもサウナなどでもいいですね。
食生活の改善をする。
食生活のバランスが悪く、肉類や油もの、お菓子やジャンクフードなど、栄養バランスが崩れると、正常な汗が流せなくなり体臭の原因にも繋がります。
食生活の欧米化で近年、体臭やワキガ、低年齢化が叫ばれる、目立つようになってきたのは食べ物や飲み物がおおきな原因だとも言われています。
関連ページ>>体臭改善の方法とは?食べ物や飲み物、男性女性での注意点は?運動
病院で治療を受ける。
多汗症などで汗が止まらないといったケースもあり、自分で改善するのが難しいケースです。
ボトックス注射や電気凝固法など多汗症治療で出来ることがたくさん考えられるので、一度病院にいって診察してもらうことも一つの方法です。
また、甲状腺機能亢進症(バセドー病)などの病気によって代謝異常が起こり、汗の量が異常に多いといったケースもあります。
その場合は他にも症状が現れて、
- 食欲はあって食べているのに体重が減っていく。
- 何もしていないのに脈が激しい。
- ちょっとしたことでイライラする。
- 動悸が激しい。
- 少し動いただけで汗がすごい。
このように何か他の異常が感じられた時は、病院に行ってみてもらうことをオススメします。
ホルモンバランスの乱れを改善する(女性はPMSなど)
女性の場合に多いですが、ホルモンバランスの乱れでホットフラッシュが起こり顔汗が止まらなくなるケースも考えられます。
PMS(月経前症候群)では、様々な症状があるので汗が止まらなくなる人もいると思います。
改善方法はいろいろ考えられますが、これも病院で診察してもらったり漢方などを処方してもらうこともできます。
また、PMS対策のサプリというのもあります。
「女性のミカタ」
顔汗だけじゃなく、その他のPMS症状にも色々効果が期待できます。
生理前はいつもイライラしたり腰が痛くなったり、便秘がひどくなったりなどの症状がある人は、一度この機会に試してみてはどうですか?
生理前の不安定な状態をいつも抱えているけれど、
病院へ行くのは大袈裟だしちょっと面倒かな。
こんなふうに感じている人には、価格もそれほどかからないしとても使いやすいと思いますよ。
顔汗をかかない、抑える方法はあるの?
ここまでは顔汗対策で見てもらいましたが、根本的に顔汗をかかない方法というのは手術による汗腺の除去があります。
顔面多汗症の場合、「胸腔鏡下交感神経節遮断術(ETS)」という手術で治療が行われていくようですが、その副作用として「代償性発汗」ということがあることは知っておかなくてはいけません。
これはつまり、
このような現象のことです。
また、他にも辛いものなどを食べたとき発汗しやすくなったりすることなどもあるようで、何かしらのリスクが伴ってくるのは間違いないですね。
だから初めからいきなり手術という選択肢は難しいです。
まずは上で見てもらった対策をして、様子を見ていくのが先ですね。
あとがき
顔汗が激しく出ると、相手にも目に見える部分なだけに余計に気にしてしまいますが、顔汗を止める方法はいくつかあるので、何かうまくいく方法が見つかると思います。
オススメは、汗止め帯を巻いてサラフェのようなグッズを使うのがいいでしょう。
そうしている間に運動不足や食生活の改善といったことも忘れないで下さい。
外と内側の両方で対策していけば、少なからずいい方向には向かうはずなので、一歩ずつできることからやっていきましょう。
顔や脇の汗でやはり臭いが気になる人も多いんじゃないでしょうか。
またその汗がワキガの臭いを濃くさせることもあります。
よかったらこちらも読んでみてください。