体臭が臭いと自分でもおかしいと感じたり、周りに迷惑をかけてしまっているのではないかと悩んだり、いい影響を与えないですよね。
体臭が臭いと自分でわかったら、何とかしてそのニオイを抑えようといろんな対策をしようと考える方も多いと思います。
でも、その根本的な原因がわかっていないと、いつまでたっても体臭が臭いままでうまく対策が出来ていないように感じる人も多いのです。
今回は、
臭い体臭の原因は一体何なのか?
そして、食べ物や病気との関連性、男性と女性での違いや共通点など、普段何気なくしていることや意外と気づきにくいニオイの盲点など、広い範囲でその原因についてまとめました。
体臭が臭い原因は何なの?
気づいた時には自分の体臭がきつくなっていて、なかなかその原因がわからないといった人も多いのではないでしょうか?
例えば、
- 朝起きると布団や枕がすごく臭っている。
- 仕事に行って数時間もすると体臭がする。
- 汗がたくさん出るから、体臭もキツくなってくる。
こんな体臭の悩みを抱えている人は多いと思いますが、普通に体をきちんと洗ってちゃんとしているつもりなのに、なかなかニオイが消えない、すぐにニオイがぶり返してくるといった状態だと、それには何かしらの原因があると考えたほうが良さそうです。
そして、そんな体臭がする原因にはさまざまな事が考えられています。
- 食べ物、飲み物
- 飲酒・喫煙
- 睡眠不足
- 運動不足
- ストレス
- 病気
- 加齢
- 不十分な洗浄
- ファッション
- 男性、女性の違い
大きなところでこういった原因が考えられます。
この中には自分で何とかなる原因とそうでない原因があると思いますが、自分で対策、予防できることは多いですね。
では、順番に体臭が臭い原因となるものがどういうものなのか具体的に見ていき、その対策についても触れていきたいと思います。
体臭の原因はどんな食べ物や飲み物が関係しているの?
実は、体臭の原因の中でも食べ物や飲み物は大きな原因の一つと考えられています。
そしてそれは、私たちが普段良く食べる
このような食べ物が体臭に深く関わっていると考えられていて、いわゆる「食生活の欧米化」です。
焼き肉とか惣菜、コンビニ弁当やレトルト、ジャンクフードやお菓子と、今では様々な食べ物が乱立していますが、こういった「脂肪や糖」が多く「ビタミン」などの成分が少ない食生活では、体臭がどんどん臭くなっていく原因になります。
肉類や油ものなどの動物性たんぱく質や動物性脂肪、不飽和脂肪酸量の高い食べ物ばかりでは、汗の質が変わってしまい皮膚にいる雑菌がそれを餌としてしまうことで分解されニオイが発生しやすくなる可能性が高まります。
これはワキガの原因にも大きく関わっていますね。
関連ページ>>ワキガの原因は遺伝のせい?ストレスや食べ物は?男性女性は?
逆に、和食によく出てくる魚類や豆類、野菜類と言ったものの中には「抗酸化作用」や「消臭作用」を高めてくれるビタミンや食物繊維などが豊富に含まれています。
つまり、近年、食べ物や飲み物が和食から洋食に変わることによって、
ということなんです。
これまでの日本人の和食中心の生活では、このような体臭の問題はほとんど表に現れなかったと言われていますが、近年の食生活の変化でその問題はとても顕著に現れるようになりました。
ワキガの例で言うと、現在では欧米でワキガの人は80~90%と言われていて、日本人は16%前後です。これでも増加したようで、それ以前では一桁台の割合でしかいなかったと考えられています。
体の作りの違いはあるにせよ、食生活もこの数字に大きく関係していることが指摘されていますね。
今後はこの数字も増えていくことでしょうが、それほど食べ物や飲み物には注意を傾けることが必要だと考えられています。
では、具体的にどういった食べ物や飲み物に気をつけておきたいのか?また、どういった食べ物を積極的に食べるのがいいのか?
詳しくはこちらのページで全てまとめているので、是非あわせてご覧になって下さい。
関連ページ>>体臭改善の方法とは?食べ物や飲み物、男性女性での注意点は?運動
飲酒・喫煙と体臭の関係は?
アルコールやタバコは体臭をキツくするものとして大きな関係があると考えられています。
特に口臭としてお酒の臭いやタバコの臭いは感じやすいですよね。
また、アルコールは肝臓で分解されアセトアルデヒドという物質に変わりますが、それが溜まったままになっていると、汗と一緒に出て体臭の原因にもなると考えられています。
アルコールや喫煙は発汗を促すので、汗が多く出るのは体臭になりやすいということにもつながります。
適度なアルコールは良いですが、やっぱり飲み過ぎはいけないですね。
睡眠不足や運動不足と体臭の関係は?
一見関係なさそうに見える、睡眠不足や運動不足、それとストレスといったことは、実は体臭と深い関わりがあると考えられています。
自律神経と呼ばれる「交感神経」と「副交感神経」がストレスや睡眠不足で乱れが生じて、発汗が多くなったり唾液がうまく分泌されなかったりなどの身体の異常をきたした時に、体臭となって現れることもあるとのことなんですね。
また、運動不足で汗腺がうまく働かなかったり、汗の質が悪くなってニオイのもとを出してしまうといった悪い方向に結びつくケースもあります。
日常生活の乱れは体臭だけでとどまらず、その他の体の不調などにも大きく繋がることなので、食べ物を含め普段の乱れた生活というのは私たちの身の回りに様々な影響を及ぼす可能性があるのですね。
体臭の原因はどんな病気が関係しているの?
体臭の原因には病気が関わっているケースもあると考えられていて、このとき私たちが感じるニオイはいつものニオイとは違ったものを感じた場合、気をつけるべきだと警鐘を鳴らしています。
例えば、糖尿病の人は「甘酸っぱいリンゴの腐ったような臭い」を発する場合があると考えられています。
もちろんこういった臭いをなんとかしようとするなら、糖尿病治療を行わないといつまでたってもニオイの原因が解決されませんね。
だから、こういった特殊な体臭が出ている場合はいくら石鹸でキレイにしても、その対策方法が間違っていることになります。
病気によってもそのニオイは違ってくるようですが、どういう病気がどういうニオイを発生させるのかいくつか取り上げてみました。
- 糖尿病:甘い、リンゴが腐ったようなニオイ
- 肝機能の障害:排水溝や雑巾のようなニオイ。
- 腎機能の障害:おしっこのようなニオイ
- 胃の障害:卵の腐ったニオイ
- 魚臭症:魚の生ぐさいニオイ
- フェニルケトン尿症:カビのニオイ
他にもまだまだこのような例があるようですが、ほとんどの場合ニオイだけではなくて他の症状も現れるため、身体がなにかおかしいと感じた時にこういった体臭も感じたら、病院にいって検査してもらうことが優先ですね。
体臭の原因は男性、女性に違いや共通点はあるの?
また、男性と女性で体臭の違いというものもいくつかあります。
- 例えば、女性は男性に比べ便秘や冷え性の人が多く、また蒸れやすいファッション(ブラジャーやブーツの着用など)、生理、過度なダイエット(栄養不足)などの影響もあり、体臭がキツくなる人も少なくありません。
- 逆に男性は、男性ホルモンの影響や皮脂の分泌の多さだったり、加齢による加齢臭が出やすかったりなどで、体臭のきつい人も少なくありません。
ただ、女性も閉経後、男性ホルモンが多く分泌するなどの影響で加齢臭の発生はあります。
男性女性での違いは多少あるにせよ、どちらも普段の体臭ケアというのをきちっとしていないと、やはり周りが感じてしまうような体臭を出す危険性はあるということです。
でも、自分の今の状態に対して、普段の身体の洗浄が不十分のためにうまく体臭をリセットできていないという人も多いようですね。
日々の十分な洗浄を考える上で、一番わかり易いのは「石鹸選び」です。
これをきちんと考えて出来ているかいないかで、大きく変わってくる面もあります。
体臭対策に合う石鹸選び。
あなたは体臭対策のために特別に石鹸を用意していますか?
普通の石鹸でも汚れは落ちますが、キチンと洗ったのにニオイが気になったり、朝にはもう元の体臭に戻ってしまうといった事が起きていないでしょうか?
実は石鹸選びをキチンとすることで1日の汚れやニオイ成分をきちっと落とし、さらにニオイのもとを発生しにくくさせてくれることが期待できるんですね。そしてそれは、
として開発し販売されています。
とはいっても、どういうものを選べば良いのかわからない人も多いと思うので、別のページに、雑誌やネットなどで人気の石鹸をランキング形式でまとめました。
関連ページ>>体臭対策グッズは?人気でオススメの石鹸やボディソープは?サプリ
市販では販売されていない「ネット限定商品」がほとんどを占めているので、スーパーなどでは購入できません。
一度ご覧になって、どういうものがあるのか確認してくださいね。
あとがき
体臭の原因には本当にたくさんのことがあって、なかなか自分でも限定できない人も多いでしょう。
だから、順番に自分のできることから進めていくのがいいですね。
まずは、きちんと日々のケアをするための石鹸選びなどから始め、そして普段の生活で一体何がダメなのか?どうしていけば良いのかというのを真剣に考えることです。
仕事などの関係でうまく出来ない日もあるかもしれませんが、一日二日くらいならしかたのない日はあるはずです。だから、それ以外の日できちんと取り戻すんです。
本当に体臭のことを考えるのなら、石鹸選びだけきちんとしていればいいなんてことはないので、やはりバランスの良い生活をおくるようにするのが大切ですね。
いきなりは難しいですが、ゆっくりでもいいので徐々に生活スタイルを変化させていくことも必要なんじゃないでしょうか。