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除湿機コンプレッサー式のメリットデメリットやおすすめは?電気代

2016年6月7日

除湿機 コンプレッサー メリット

梅雨の季節のジメジメ対策や部屋干しなどのために、除湿機を使おうかと考えている方も多いと思います。

いま、除湿機は様々な種類のものが販売されていますね。

いざ、除湿機を買おうとした時、迷うのが

「種類」

除湿機の種類の違いがわからずに、

check002  「一体どれがいいの?」

と、あなたは悩んでいないでしょうか?

今販売されている除湿機の種類は、大きく分類して

check001  「3つの種類」

の除湿機があります。

除湿機の3つの種類
  • コンプレッサー式
  • デシカント(ゼオライト)式
  • ハイブリッド式

このページではこの3つの種類の中の

085145   「コンプレッサー式」

について、まとめました。

このページでは主に、

  • コンプレッサー式のメリットとデメリットは何か?
  • コンプレッサー式のおすすめはどの除湿機なのか?
  • 他の除湿機との効果や電気代などの比較

といった点にスポットを当ててまとめたので、是非購入の際の参考にして下さい。

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除湿機のコンプレッサー式にはどんなメリットがあるの?

除湿機の種類の一つ

「コンプレッサー式」

この方式は、

check001  空気を冷やすことで水分を取り除く方式

というようになっています。

エアコンの除湿と同じく室内の空気を除湿機が吸い込んで、そこに含まれる水分を「コンプレッサー」を使って追い出したら、その空気を部屋に戻すといった流れですね。

夏場にコップに冷たいお茶を入れたりして置いておくと、しばらくして周りに水滴がつきますよね。あれは周りの空気の湿気が水滴になって付いたものですが、原理はあれと同じ方法です。

冷たいお茶の入ったコップがコンプレッサーの役割のようなものです。

除湿機 コンプレッサー01

 

さて、そのコンプレッサー式では一体どんなメリットがあるのか?

一般的にコンプレッサー式のメリットはこのようにまとめられます。

コンプレッサー式のメリット
  • 消費電力が少ない
  • 電気代が安い
  • 除湿量が多い
  • 梅雨や夏場に強い。
  • 室温が上がりにくい(1~2℃程度)
  • 梅雨や夏場の部屋干しに向いている。

電気代の安さや強い除湿能力がコンプレッサー式ですが、それぞれのメリットについてもう少し詳しく触れていきます。

 

コンプレッサー式のメリットの詳細

消費電力が少ない(電気代が安い)

除湿機の中でコンプレッサー式の電気代はデシカント(ゼオライト)式に比べると安くなっています。

定格除湿能力が10L/日と能力の高いクラスの除湿能力のものでも消費電力は約200w程なので、この場合の電気代は

1時間で約5.5円

*電気代は27円/kWhで計算

 

今回モデルに使ったのは、

【コンプレッサー式】

コロナ「CDM-10A2
定格除湿能力:10L/日
消費電力:205W
電気代(1時間):約5.5円

 

ですが、ちなみにこれよりも除湿能力が7.5L/日と小さい、デシカント方式と比べても、電気代はこちらのほうが半分くらい安いです。

【デシカント式】

パナソニック「F-YZSX80
定格除湿能力:7.4L/日
消費電力:410W
電気代(1時間):約11.1円

 

除湿量が多い

コンプレッサー方式は除湿量がとても多く、最高クラスの定格除湿能力:18L/日の商品もあります。

ですので、部屋がとても広い場合にはコンプレッサー方式の除湿機でないとカバーしきれないケースもあります。

また、商品本体価格の割に除湿能力が高いので、安い商品でもそこそこいい働きをしてくれます。

 

室温が上がりにくい(1~2℃程度)

これも、使うシーンによっては結構重要で、

「夏場や梅雨時に除湿機を使ったら温度が上がった」

なんてことになると嫌ですよね。

コンプレッサー式は温度が上がっても1~2℃程度なのでほとんど変化はないと言っていいでしょう。

 

だから、湿度が下がって温度はほぼそのままなので、体感温度としてはわりと涼しい状態に変わってくれると思います。そうなると気温にもよりますがエアコン等の冷房も必要なくなるケースが多くなるかもしれません。

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除湿機のコンプレッサー式にはどんなデメリットがあるの?

先ほどのコンプレッサー式のメリットを見ると、

check001  「電気代も安くて能力も高いなんてかなりいいんじゃないの!」

と思いますが、一方でデメリットもあります。

一般的にコンプレッサー式のデメリットはこのようにまとめられます。

コンプレッサー式のデメリット
  • 本体がでかくて重い。
  • 振動音がうるさい。
  • 室温が低いと除湿能力が低下する。

何やら色々と問題がありそうですが、それぞれのデメリットについてもう少し詳しく触れていきます。

 

コンプレッサー式のデメリットの詳細

本体がでかくて重い。

コンプレッサーと熱交換器が主に金属で重いので、どうしても本体の大きさもでかくなってしまいます。

また、除湿能力が高いということはそれだけ空気中の湿気を取り除いてくれるのですが、そのためどうしても出てくる水の量が多くなるので、その受け皿のタンクも大きくなっちゃうんですね。

上で見てもらったモデルのコロナ「CDM-1016」でいうと、この本体重量は13kgもあります。

一方、デシカント式のパナソニック「F-YZPX80-N」は8.6kgです。

その差は約4.5kg程もあるので、かなり大きさが違いますね。

 

室温が低いと除湿能力が低下する。

コンプレッサー方式の最大の弱点とも言えるのがこの問題です。

上で例えた「冷たいお茶」を想像してもらうとわかると思いますが、夏場はすぐにコップの周りに水滴がつきますよね。

でも、冬場の寒い日に冷たいお茶を置いてても水滴がつかないですよね。

それと同じで、コンプレッサー式は室温が低いと除湿能力が低下してしまうんです。

また、冬場に使いたいといった時がでた場合は暖房をして室温を上げても、冬場は湿度自体低いので、うまく能力を発揮してくれないケースが多いです。

 

振動音がうるさい。

コンプレッサーの振動音が気になってうるさいと感じる人もいると思います。

このようなメリット、デメリットから見てコンプレッサー式の除湿機は、

「パワフルなゴツい奴」

と言ったイメージがピッタリ合うのではないでしょうか。

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除湿機のコンプレッサー式のおすすめは?

そんな除湿機のコンプレッサー式でオススメのもの、とは言っても主なメーカーは3社ほどです。

  • シャープ
  • コロナ
  • 三菱

どのメーカーを選んでも大丈夫だとは思いますが、個人的にはコロナの除湿機ですね。

種類がとにかくたくさんあって、衣類乾燥などが目的の人にもそれにあったラインナップが多いです。また、種類が多いので色んな除湿能力の商品が選びやすいですね。

そして価格も手頃な値段のものが多いです。

【コロナ 冷風・衣類乾燥除湿機CDM-10A2(AS) 】

三菱は「ムーブアイ」で、湿気が多いところを見つけて除湿してくれる機能があったり、シャープはプラズマクラスターを搭載した空気清浄機付き除湿機なども販売されているので、そういったオプションを目当てに選ぶのも良いと思います。

【シャープ 衣類乾燥用 プラズマクラスター搭載】

【三菱 衣類乾燥除湿機】

ただ、オールシーズンの衣類乾燥や冬の結露対策で除湿機を買おうと考えているなら、デシカント式の方をオススメします。

別の種類のデシカント式やハイブリッド式については別のページで詳しくまとめているので、こちらもあわせてご覧になって下さい。

関連ページ

>>除湿機デシカント式のメリットデメリットやおすすめは?電気代
>>除湿機ハイブリッド式のメリットデメリットやおすすめは?電気代

それぞれ能力は違うので、使いたい部屋にあったものを選んでくださいね。

 

あとがき

コンプレッサー方式は電気代も安く除湿能力も高いものが多いので、とても役に立ってくれる除湿機ですが、その一方で本体が重く振動がうるさかったりします。

そして、環境に左右されやすい点も見逃せませんね。

ですので、コンプレッサー方式の除湿機は、

  • 梅雨や夏場のみに使いたい。
  • 梅雨時期の部屋干し用に使いたい。
  • 本体がデカくてもいいから性能の高いものがほしい。
  • 広い部屋に使いたい。
  • 電気代が少しでも安いものが良い。

こういった人に選んでもらいたい除湿機だと思います。

 

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