私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
意味深長(いみしんちょう)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
やっぱり学校って大事だよね。
! 普段勉強もしないのに、いったいどういう事なんだい?
学校というのはただ勉学に励むというだけでなく、それ以外で人間的な成長や社会性、友人を作ったりたくさん大切なことがあるんだよ。
意味深長なことを言ってるけど、おそらく昨日のテレビに影響されたな・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「意味深長」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
意味深長の意味や語源とは?
意味深長とは、
- 言葉や行動、文章の内容に深みがある様子。
- 表面的な意味よりもっと深い意味がある。
このような意味があります。
それぞれの漢字に分けて見てみると
意味:物事の内容、中身
深長:意味することに深み、含みがあること。
このようになっています。
「深長」は「慎重」「伸長」「深重」「深調」などと書き誤りやすいので、注意すること。
語源は朱熹の「論語序説」という書物から来ています。
意味深長の使い方や例文は?
さて、この意味深長という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
意味深長という言葉の使い方は、
- 意味深(いみしん)と略すことも多い。(意味深なことを言うな~。)
- 「意味深長だ」「意味深長な~」といった使い方
- 深い意味を持っていると感じたときなどに使われる。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
意味深長を使った例文は
- 結婚は我慢だ!と、彼は意味深長なことを言い始めた。
- 無駄なことは、実は無駄ではないなど世の中は意味深長なことが多い
- 彼の笑みはとても意味深長で、何か怖いものを感じた。
このような感じでしょうか。
相手の言葉や行動に「深いな~。」なんて感心することはないですか。
そういう時に使われる言葉で、表面的な意味の他に、その奥に隠された深い意味を持っている。
そんな時に使われますね。
意味深長の類義語は?
さて、この「意味深長」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
意在言外(いざいげんがい)
微言大義(びげんたいぎ)
「意味有りげ」なども似ている言葉として日常でよく使いますね。
あとがき
意味深長とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして意味深長を簡単にまとめますね。
意味言葉や行動、文章の内容に深みがある様子。
表面的な意味よりもっと深い意味がある。
意在言外(いざいげんがい)
微言大義(びげんたいぎ)
意味有りげ
結婚は我慢だ!と、彼は意味深長なことを言い始めた。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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