私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
一石二鳥(いっせきにちょう)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
この作戦はどうだい?
そうだね、これだったら得点できそうだね。
そしてさらに相手を疲れさせることもできるから、一石二鳥の作戦なんだよ。
もしかしてこれって、うまくいくと逆転もできるから一石三鳥も狙えるね。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「一石二鳥」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
一石二鳥の漢字や意味とは?
一石二鳥とは、
このような意味があります。
それぞれの漢字に分けて考えると、
一石:一つの石
二鳥:二羽の鳥
このようになっています。
一石二鳥の語源
一石二鳥とは、
ということから生まれた四字熟語です。
つまり、ラッキーな面がありますよね。
本来は一羽しか狙っていなかったところに、偶然で二羽目が落ちてきたことになります。
だから意図して最初から二つの利益を狙ったワケではないのですね。
でも、この語源のようではなく、意図しているときでも使われることが多いですね。
一石二鳥の使い方や例文は?
さて、この一石二鳥という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
- 好きなことでやっていた趣味がお金になるなんて一石二鳥だ。
- いらないものは新しいうちに売ると高値で売れるし、場所も取れて一石二鳥だね。
- 加湿することでインフルエンザの予防にもなるし、喉を潤す一石二鳥の効果もある。
このような感じでしょうか。
一石二鳥の類義語は?
さて、この「一石二鳥」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
一挙両得(いっきょりょうとく)
一箭双雕(いっせんそうちょう)
一発双貫(いっぱつそうかん)
一方の対義語は
虻蜂取らず
二兎を追う者は一兎をも得ず
こういった言葉があります。
あとがき
一石二鳥とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして一石二鳥を簡単にまとめますね。
意味1つのことをして同時に2つの利益を得たり、2つの目的を果たす事
類義語一挙両得(いっきょりょうとく)
一箭双雕(いっせんそうちょう)
一発双貫(いっぱつそうかん)
一方の対義語は
虻蜂取らず
二兎を追う者は一兎をも得ず
好きなことでやっていた趣味がお金になるなんて一石二鳥だ。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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