慣用句

一目置くの意味とは?その使い方や例文は?

2017年8月12日

一目置く

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

一目置く(いちもくおく)

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

うさぎさん、今日も全然いい点とれなかったね。

 

うーん、どうにも苦手なんだよね。

 

でも、うさぎさんは運動はとてもすごいからうらやましいよ。その部分だけは一目置いているんだけどね。

 

その部分だけというのは、ちょっとトゲがあるけどまあいいか。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「一目置く」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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一目置くの漢字や意味とは?

一目置くとは、

自分よりも優れている人に対して敬意を払い一歩譲る

このような意味があります。

 

一目置くの語源

一目置くとは、語源が囲碁にあります。

囲碁では、弱い方が石を先に1つ置いてから始まるのですが、一目(いちもく)というのは碁盤の目の一つ、もしくは碁石一つのことを言っています。

ですので、最初に一つ碁石(一目)を置いてからスタートさせるため、一目置くというようになったのですね。

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一目置くの使い方や例文は?

さて、この一目置くという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

一目置くという言葉の使い方は、

「一目置いている」
「一目置かれている」

このように尊敬されているような人や、何かすごいと感じるものがある時に使われます。
目上の人に使うことはしない。

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

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一目置くを使った例文は

  • 彼は勉強はできないが、スポーツに関しては群を抜いているのでみんなから一目置かれている。
  • このクラブで自分は先輩だけど、後輩の成績には一目置いている。

 

このような感じでしょうか。

 

あとがき

一目置くとはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして一目置くを簡単にまとめますね。

意味

自分よりも優れている人に対して敬意を払い一歩譲る

補足

語源が囲碁にあり、一つ碁石(一目)を置いてからスタートさせるため

使い方・例文

彼は勉強はできないが、スポーツに関しては群を抜いているのでみんなから一目置かれている。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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