私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
雨垂れ石を穿つ
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日はここまでだね。
今日もだいぶ練習したね。一体いつから走り込んでるの?
そうだね、去年カメさんに負けてからだから1年かな。
相当悔しがってたもんね。
まさか負けるとは思ってなかったからね。でも、そのおかげでここまで足が速くなったよ。
雨垂れ石を穿つだね。コツコツやれば何でも身につくね。
このくらいコツコツ勉強もしないといけないんだけどね・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「雨垂れ石を穿つ」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、その語源などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
雨垂れ石を穿つの語源や漢字、意味とは?
雨垂れ石を穿つとは、
このような意味があります。
それぞれを分けて考えると
雨垂れ:軒下などの雨のしずく
石を穿つ:石に穴をあける
ぽたぽたと落ちる雨のしずくのような弱い力でも、何年も同じように落ちるづけると石に穴もあけるということを言っています。
雨垂れ石を穿つの使い方や例文は?
さて、この雨垂れ石を穿つという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
雨垂れ石を穿つという言葉の使い方は、
- コツコツ続ける
- 地道にやる
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
雨垂れ石を穿つを使った例文は
- 苦手な教科も地道に問題集をやり続けて、今では得意科目となった。まさに雨垂れ石を穿つだ。
- 雨垂れ石を穿つかのようにお金を少しずつため、ようやく目標金額に届いた。
- 雨垂れ石を穿つとはよくいったもので、毎日のリハビリのおかげでマヒした足も感覚が戻ってきた。
このような感じでしょうか。
例文からも、コツコツと地道な努力が実を結ぶ様子がうかがえると思います。
雨垂れ石を穿つの類義語は?
さて、この「雨垂れ石を穿つ」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 継続は力なり
- 塵も積もれば山となる
ちょっと使えるケースが違うかもしれませんが、意味としては同じようなことで、地道にやり続けることが成功へと導かれることを意味しています。
あとがき
雨垂れ石を穿つとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして雨垂れ石を穿つを簡単にまとめますね。
意味どんな小さな力でも、続けて努力していれば必ず成功する
補足雨垂れ:軒下などの雨のしずく
石を穿つ:石に穴をあける
継続は力なり
塵も積もれば山となる
苦手な教科も地道に問題集をやり続けて、今では得意科目となった。まさに雨垂れ石を穿つだ。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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