私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
当たるも八卦当たらぬも八卦
この言葉の意味をご存知でしょうか?
去年はあまりいいことがなかったけど、今年は良い年にしたいね。
そうだね、じゃああそこの占いで今年どうなのか見てもらったら?
じゃあちょっと行ってくるよ。
・・・。
なんか、声かけずらいな、きっと悪いこと言われたんだろうな・・・。
当たるも八卦当たらぬも八卦だよ、いちいち気にしてたらダメだよ。
そうだね。でも、今年は大好きなニンジンはいっぱい食べたほうがいいって言われたよ。
いったいどんな占いだったんだろう・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、その語源などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
当たるも八卦当たらぬも八卦の語源や意味とは?
当たるも八卦当たらぬも八卦とは、
という意味になります。
当たるも八卦当たらぬも八卦ということわざに出る
これは「算木(さんぎ)」という棒を使った占いに現れる、8つの形のことを言います。
その8つの形から運勢を占っていたのですね。
基本的にこのことわざは、占いの当たり外れ以外で使う事はないようです。
ただ、占いの場合でも悪い運勢が出た場合などに、なぐさめるために使ったりすることが多く見られますね。
当たるも八卦当たらぬも八卦の使い方や例文は?
さて、この当たるも八卦当たらぬも八卦という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
当たるも八卦当たらぬも八卦という言葉の使い方は、
占いは当たり外れがあるから、いちいち気にしないほうがいい。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
当たるも八卦当たらぬも八卦を使った例文は
- 当たるも八卦当たらぬも八卦だから、今日の占いは忘れよう。
- 気軽に占ってみようよ。当たるも八卦当たらぬも八卦だから。
占いといった部分で限定されるので、使われるシーンも限られてくると思います。
当たるも八卦当たらぬも八卦のややこしい例
さて、この「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、基本的に占いの場面で使われるとのこと。
だから、日常生活ではなかなか使いにくいと感じます。
でも、意外と使っている場面も多いような気がするのですが、例えばテストの3択などで、
答えは「ア」のような気がするけど、当たるも八卦当たらぬも八卦、ここは「イ」だ!
こんなふうな使い方をしたことはないでしょうか。
このことわざの意味から考えると、こういった使い方はしないようです。
あとがき
当たるも八卦当たらぬも八卦とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして当たるも八卦当たらぬも八卦を簡単にまとめますね。
意味占いなどあたりもあれば外れるときもあるので、いちいち気にしないほうがいい
補足基本的に占いの場面でしか使えないようです。
使い方・例文当たるも八卦当たらぬも八卦だから、今日の占いは忘れよう。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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