とうもろこしは、
そんな方法がいくつかあります。
今回は、そんなとうもろこしの
- ゆで時間のかからないレンジやフライパンを使った茹で方。
- おいしく仕上げるための決め手となる『塩』について。
また、テレビ番組のためしてガッテンでも実践された茹で方など、とうもろこしをおいしく作るための色々な茹で方を一挙に公開しちゃいます。
とうもろこしのゆで方【レンジ編】
とうもろこしの茹で方でイメージするのは、
といったやり方が思い浮かぶのではないでしょうか?
家庭でも一般的には鍋を使って茹でる事が多いと思いますが、今回は、
電子レンジを使った簡単調理法
について紹介します。
さて、ここで電子レンジを使った茹で方には「3つのポイント」があります。
それは、
- 鮮度が大事!皮をむくのは直前に。
- 加熱直後は粗熱が取れるまで我慢。
- 塩で甘みを増やす。
では、これを踏まえながら、電子レンジで作るとうもろこしの調理方法について見ていきましょう。
まずは用意するものですが、
- とうもろこし
- ラップ
- 塩
準備するのはこれだけでいいのでとても簡単ですね。
1.鮮度が大事!皮をむくのは直前に。
とうもろこしは、鮮度が良いほど美味しくなります。
皮をむくと鮮度が徐々に落ちていくので、できれば購入してからすぐ皮をむいて調理するのが一番ですが、野菜室にしばらくおいていても問題はないと思います。
大切なのは、
「調理する直前に皮をむく。」
ということを覚えておけばいいでしょう。
ですので、
一手間ありますが、できれば皮付きのほうが美味しいです。
とうもろこしの皮を剥き終わったら、細かいヒゲを全て取り除きましょう。
そして軽く水洗いして下さい。
皮をむいて準備が整ったら、次はラップでくるんで電子レンジに入れます。
電子レンジは500wで5分ほど加熱すれば大丈夫です。
2.加熱直後は粗熱が取れるまで我慢。
加熱直後すぐにラップを開封すると熱が逃げてしまい、水分もいくらか失います。
ですので、
加熱直後はしばらく置いて、粗熱が取れるまで冷ましておく。
こうすることで、予熱で芯まで蒸すことができ水分の蒸発も防げます。
また、すぐにラップを開封するのは、蒸気もあって火傷の危険もあるのでしばらく冷ましておくのがいいですね。
3.塩で甘みを増やす。
粗熱が取れたらラップを取って、いざ、食すのみ!
なのですが、その前に「塩」を用意しましょう。
実は、
塩を軽くつけることでとうもろこしの甘みが増す。
そうすると甘みが際立って、さらに美味しく食べることができます。
とうもろこし全体を塩水に軽く浸すやりかたでもOKです。
これは味の対比効果によるもので、
を利用したものです。
- スイカに塩(甘味+塩味)
- お吸い物に塩(うま味+塩味)
といったものも対比効果によるものです。
好みの問題もあるので、塩をつけるかどうかは自由にして下さい。別に付けなかったとしてもおいしく食べることができます。
電子レンジを使うと時間も10分位で出来上がるので、
- 簡単
- おいしい
- 片付けも楽チン
ですので、オススメの調理方法ですよ。
とうもろこしのゆで方【フライパン編】
とうもろこしの茹で方には、
「フライパン」
を使ったやり方もあります。
フライパンもですが、べつに鍋でもできます。
どちらでもお好きな方で調理して下さい。
- まずは、フライパンに水を注ぎ沸騰させます。
- 沸騰のために加熱している間にとうもろこしの皮をむいて、細かいヒゲを取り除きましょう。
- そうこうしているうちに沸騰すると思うので、とうもろこしを投入します。
- そして上蓋をして、ゆで時間に3~5分程度茹でます。
以上で完成です。
その後は先ほど紹介したように、お好みで塩を軽くつけて食べるとより甘みが増しておいしく食べれます。
とうもろこしのゆで方は塩が決め手!
味の対比効果でとうもろこしをより甘く感じることができ、更に美味しく食べられるようにするための
「塩」
この塩には味の対比効果の他に、
このような効果もあります。
浸透圧の効果は、
という効果のことなのですが、つまり、
「濃い塩の方に水分が移動する。」
ですので、食べる直前に塩をまぶさないと、水分が塩に移ってシワシワになるスピードが早くなっちゃいます。
だから
ということなんですね。
茹でるときに塩を入れるやり方もよく見ます。ただ、細かいですが食べる直前のほうがおいしく食べることができると思います。
あとがき
夏はとうもろこしがおいしく食べられる季節で、とれたての新鮮なとうもろこしだと生でも食べられちゃうんです。
その糖度はメロンにも匹敵すると言われるほどで、ほとんどデザートですね。
そんなとうもろこしですが、実はカロリーはそこまで高くありません。
そのカロリーは、
一本約180kcal
だから、お菓子を食べるなんかよりもよっぽど低カロリーなんですね。
主成分は糖分なのでそれほどたくさん食べると良くないですが、おやつとして1/3本位食べても60kcalほどなのでとてもやさしい食べ物だと言えます。
今回はとうもろこしの茹で方として、電子レンジやフライパンを使った調理方法を紹介しましたが他にも色々とあると思います。
例えば、『ためしてガッテン』というテレビ番組でも紹介されたやり方ですが、先ほどフライパンで作るやり方の際に、
「沸騰したお湯」
を使いました。
しかし、ためしてガッテン流では
と言った茹で方をとっています。
水から茹でていくことで、とうもろこしの甘み成分であるでんぷん質がゆっくり水分を吸い、とうもろこし全体がみずみずしくなります。
だったら、なんでわざわざ沸騰させたお湯の方法を載せたんだ?
と思われるかもしれませんが、この2つがどう違うのかというと
- 沸騰させてから=よりシャキシャキした食感に。
- 水から(ガッテン流)=よりみずみずしく。
と言った違いになります。
まぁ、好みの問題ですね。
どちらでもおいしく食べられることは間違いないので、お好きな方で。
一度この方法で作ってみて余裕ができたら、あなたのオリジナルの茹で方で色んな食感を作ってみるのも面白いと思いますよ。
夏に美味しい枝豆の茹で方や、かき氷の作り方もあるので、こっちもよかったら読んでみてくださいね。