日本人ならみんな大好きなご飯。
でも、そんなご飯も炊きすぎたり、家族の誰かが、急に友達と外食することになったりしたら、せっかく炊いたご飯が余ってしまう事ってよくありますよね。
そんな余ったご飯を捨ててしまうのはもったいないので、ラップをしたり容器に入れたりして冷凍庫や冷蔵庫で置いとくこともよくあります。
でも、あまり長い事放置すると怖いから、私の場合は置いても3日くらいなんですが、実際のところ、
冷凍したご飯って、どのくらい日持ちするものなんでしょうか?
また、ご飯を保存するラップや容器、賞味期限が伸びるような冷凍のタイミングなどってあるんでしょうか?
今回は、余ってしまったご飯を無駄にしないための、
この点について深く見ていきたいと思います。
ご飯の冷凍はどのくらい日持ちするの?
余ったご飯は、容器に入れて冷凍して保存しておく。
そうすると、余ったご飯が無駄にならないし経済的ですよね。
でも、次に食べようとしたときあまり時間がたっていると、傷んで腐ったりしていないか心配になります。
そうなると、
ご飯の冷凍って、いったいどのくらい日持ちするんだろう?
こんな心配が頭に浮かぶと思います。
でも、冷凍したご飯の日持ちする日数をだいたい知っておけば、
⇒ まだ冷凍して日にちがたっていないから食べれるな。
⇒ さすがにあれから○○日たっているから捨てないとな。
色々計算ができて、冷凍ご飯も無駄にならずに済むことも多くなります。
そんな冷凍したご飯は、一般的に、
このように言われています。
実は冷凍することで、細菌の繁殖などが急激に抑えられるためここまで日持ちするんです。
冷凍食品などもそうですが、かなり長い間賞味期限があるのは、冷凍することで酸化や細菌の繁殖を抑えることができ、冷蔵保存より賞味期限が格段に延びるということなんですね。
おいしくご飯を食べるのなら。
冷凍したご飯は「2週間~1ヶ月は日持ちする。」という事が分かりましたが、そうは言ってもあまり長い間放置するのは怖いですし、味は少しずつ落ちていくようです。
なので、少しでもおいしい状態の時に食べたいのなら、
という事が言われていますね。
冷凍したといっても、徐々に水分などが失われていって品質が劣化していくことは頭に入れておきたいですね。
「冷蔵」と「冷凍」の違い
今回見てもらっているのは「冷蔵」ではなくて、凍らせる方の「冷凍」です。
私もたまに、容器に入れた余ったご飯を冷蔵庫に入れる場合がありますが、この時の日持ちする日数は、冷凍ご飯に比べ格段に落ちます。
冷蔵庫に入れたご飯は、
このように言われていますね。
季節によって気温も違うので、この日持ちの日数は変化すると思いますが、2~3日くらいではきちんと処分しておきたいところだと思います。
やはり、冷蔵と冷凍では日持ちする日数にも大きく影響があり、
- ご飯の温度が2℃~3℃
- 水分含有量が30~60%
このような条件がそろってしまうと、ご飯がどんどん劣化していくようです。
冷蔵庫で保存しているとこういった状態になりやすいので、賞味期限もあまり長く続かないんですね。
冷蔵庫でもそうですが、冷凍していても食べようとしたときに
- 酸っぱい臭いや味がする。
- カビのようなものが見える。
- 黄色っぽく変色している。
こんな状態だったら、さすがに食べないで捨ててしまいましょう。
おなかを壊したら仕方ないですからね。
アイスクリームに賞味期限はない。
私もよく食べるアイスクリームですが、実は、
というのはご存じだったでしょうか?
アイスクリームの原料が安定しているので、
このように考えられているからなんです。
常に冷凍庫に入れているという事が前提ですが、冷凍することで細菌の繁殖などが抑えられおいしい状態を長く保つことができるという事なんですね。
関連ページ>>アイスクリームに賞味期限や消費期限はない?表示の理由とは?
ご飯の場合はアイスクリームのようにはいかないので、「2週間~1ヶ月」という期限は覚えておきましょうね。
ご飯を冷凍し保存する容器やラップはどうする?
さて、ご飯を冷凍保存しようとしたときに、必ず必要になるのが
実は保存容器の使いかたなどで、冷凍ご飯のおいしさや賞味期限の長さにも多少の影響があるようなんです。
では、どんな容器を使うのが良いのでしょうか。
そこで今、人気になっているご飯の冷凍保存のための容器をいくつか紹介したいと思います。
【キチントさん ごはん冷凍保存容器】
- ごはんをおいしく冷凍、そのままレンジでチン!
- 加熱ムラを防ぐ!
- フタごと電子レンジOK
- 蒸気弁を開ければフタをしたまま加熱OK!
- 丸型でお茶碗への移し替えが便利。
もうこれがあれば、大体の冷凍ご飯に対応できるんじゃないでしょうか。
大きさもそれなりにあるし、個数も4つあって価格も700円くらいです。
【絶品ごはん 保存容器 2個入】
これは中が二重構造になっていて「冷凍時には乾燥を防ぎ、解凍時に蒸気をうまく逃がす」といったことができるような優れものです。
レビューでも、「ご飯がパサパサにならずおいしい。」という声が多いですね。
【有田焼 遠赤セラミックス ご飯用保存容器 おひつ君】
これはちょっと値段の張る高級な容器ですが、その分とても評価が高く
といわれるくらい保存が上手にできて、なおかつおいしい状態が続きやすいといった容器ですね。
おいしいご飯を長く楽しみたいという方には、とてもおススメ。
こういった容器やラップなどは冷凍ご飯だけでなく、他にも例えば、
作りすぎた煮物やカレー、次の日に使う弁当のおかず
など用途がたくさんあるので、一つくらい持っているといろんな場面で役立ってくれそうですね。
ご飯をラップで包む場合
上で紹介した以外にも、
こうやって保存する人もいると思います。
ただ、ラップで包んで保存する場合にはいくつかのコツがあるので、ちょっと紹介しますね。
包む時に平らにする
ラップにご飯を包んで冷凍するときは、おにぎりのように丸めるのではなくある程度平らになるようにして包むようにしましょう。
そうすることで均等に冷凍がされやすく、冷凍にかかる時間が短くなるため味を損ねにくいんですね。
一食分に小分けする
たくさん余ったからと言って、一つのラップにすべてご飯を包むのではなく、一食分100~150gくらいをラップに包んで、多い場合は小分けしましょう。
優しく包む
ラップで包むときに、なるべくご飯に空気を含むような感じで優しく包むようにしましょう。
おにぎりを作るみたいにギュッとしてしまうと、解凍したときに風味を損ねるようですね。
包んだらご飯の粗熱をとる
包んですぐ冷凍するのではなく、ちょっと粗熱をとってから入れるようにしましょう。
さらにジップロックなどを使う。
ラップで包んだままではなく、さらにジップロックなどの袋に入れて冷凍すると、二重にガードができて品質の劣化を遅らすことができるようです。
アルミトレーなどの上にのせて冷凍する。
アルミトレーはとても冷えやすいので、その上にご飯を置いて冷やすと急速に冷凍されて、品質が落ちにくくなるようです。
こんなふうにご飯を冷凍する際にも、そのタイミングや入れ方などちょっとしたコツがあるんですね。
では次に、その他のご飯の冷凍のコツについて見ていきましょう。
ご飯の冷凍のコツは?おいしく作るためのワザ
ご飯って普通に容器に入れて冷凍し、それを解凍して食べようとしたら
こんな感じのときがありますよね。
レンジで解凍したときに、どうせならおいしいご飯にしたいものです。
冷凍にすると、毎回あまりおいしくないご飯になる人は、ちょっとしたコツを覚えるだけでパサパサご飯がふっくらになることがあります。
例えば、冷凍するときのタイミングや容器への入れ方なんてのがあるんですね。
先ほど、
についてまとめてみましたが、容器に入れて保存する場合もありますよね。
その場合も基本的には、ラップで包む際のコツと同じことをしてください。
- 容器にたくさんご飯を入れすぎない。
- 空気を含ませるようにご飯をいれる。
- 粗熱をとる。
特に、この3点に注意したいところです。
ただ、冷凍ご飯専用の容器だと、小分けする必要もなくある程度の量が入るので、容器に保存する方が楽です。
でも、詰めすぎには注意ですね。
冷凍ご飯の解凍のコツ
うまく冷凍することができたら、次は解凍です。
解凍には、レンジで解凍する方法が一般的です。
自然解凍は時間がかかるし、どっちにしても温めないと食べれませんよね。
冷凍した後のご飯は当然カチカチになっていますが、ラップや容器に入っている状態でそれをそのまま電子レンジに入れて解凍します。
何回も柔らかめのご飯になる場合は、ラップを外したり蓋をせずに解凍するよう調整するのが良いでしょうね。
また、温めている途中で、数回軽くほぐして温めムラをなくすようにするとおいしいご飯になりやすいです。
あとがき
余ったご飯はそのまま捨ててしまうともったいないので、後で食べれるように冷凍する方が経済的です。
そういった事も考えて、何か一つ容器を持っておくと便利ですね。
冷凍にすると意外と日持ちもするし、チャーハンや雑炊などにするためにとっておくのもいいと思います。
炊飯器の中に保温したままの状態で放っておくよりも、早めに冷凍をして保存しておく方が実は傷みが少なかったり、食べたときにおいしく感じるようです。(*炊飯器の性能にもよります。)
保温している間も劣化は進んでいるので、ちょっと長い時間放置しそうだと思ったら、初めから冷凍しておくというのも一つの手ですね。
そのご飯を、さらにおいしくいただくために、「おかず」は必要ですよね。
このご飯にとても良く合う「最強のおかず」というものを、私なりに探してまとめて見ました。
本当にたくさんのおいしそうなおかずが見つかったので、ぜひご飯のお供にどうぞ。
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