誰もが気になる口臭ですが、その口臭を予防する方法として、いろいろ気をつけたいことがあります。
例えば、
あなたが普段どういったものを好んで食べているかによっても、口臭はかなり変化してくると言われていますね。
今回はこんな、
口臭を予防する方法
ということについて、気をつけたい食べ物や飲み物のほかにも、歯磨きの方法やグッズ、その場をしのぐガムなどもいっしょに見ていきたいと思います。
口臭予防の方法はどうすればいいの?
口臭予防の方法っていろんなことが考えられますが、まずは口臭の発生する原因について簡単に見ていきましょう。
口臭の原因は、大きなくくりで見ると3つあります。
- 口内環境が原因の口臭
- 体内環境が原因
- 精神的なことが原因の口臭
この3つだと考えられています。
この中でも特に、
口内環境が原因の口臭が「全体の約8割がた占めている」と考えられてるんですね。
ですので、口臭予防には、きちんとした歯磨きはもちろんのこと、
- 歯石、舌苔(ぜったい)の除去
- 虫歯、歯周病の予防
こういったことも気をつけていかないといけないんですね。
ですので、当たり前のことなんですが、
これが口臭予防の方法として王道であり、近道なんですね。
口腔ケアでできる口臭の予防方法
まずは、日常生活でもできる口臭の予防方法から見ていきたいと思います。
普段から心がけて行うことで口臭予防につながるので、続けてやっておきたいことをまとめてみました。
歯磨き
基本中の基本である歯磨きですが、歯ブラシは軽く歯に当てるくらいで、あまりゴシゴシ擦ってしまうと、歯茎を傷めたり毛先が曲がってしまってうまく磨けなくなってしまうことも。
口の中全体を、ガーっと磨くのではなくて、歯の一本一本を磨くような感覚で小刻みに動かすのが良いようです。
だから、結構時間もかかってくると思います。
ずっと歯磨きするのはしんどいという人は電動歯ブラシが便利ですね。
私はパナソニックの安いのを使っていますが、フィリップスの電動歯ブラシはとても人気があって評価も高いグッズで、手ごろな値段でオススメの電動歯ブラシだと思います。
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舌苔の汚れを取る。
歯磨きと同じく重要なのが、舌苔(ぜったい)と呼ばれる、舌の表面についている白い物体を取り除くことです。
この舌苔は細菌や食べカス、陳代謝によりはがれた上皮細胞などで、口臭の大きな原因のひとつと考えられているので、予防のためにも取るようにしましょう。
ただ、この舌苔を取るために力を入れすぎたり、何度もこすりすぎたりすると、舌の表面を傷める危険があります。
舌の表面には、味蕾(みらい)という器官があって、舌苔を掃除をしすぎると、味蕾の細胞が破壊されやすく味覚障害などの危険もあるため、過剰にする必要はありません。
舌苔を上手に取るためには、舌ブラシのようなグッズを使うと良いでしょう。
例えば、楽天でも販売されている次のようなものは人気があって良いですね。
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デンタルフロスをする。
歯磨きは大まかに歯垢(プラーク)を取ってくれますが、歯と歯の間の歯垢を完全に取り去るのは難しいと考えられています。
その歯と歯の間の歯垢をとるのに役立つのが、歯間ブラシやデンタルフロスです。
これは私がよく使ってる歯間ブラシです。
歯間ブラシやデンタルフロスで細かく取り除くと、8割がた歯垢が取れるようですね。
実際に、これを使った後はスッキリします。
歯間ブラシを使うと歯と歯の間が広がってしまったり、歯間が狭くてブラシが通らないという人は、紐タイプのデンタルフロス(糸ようじ)を使ったりしてケアするのが適しています。
ネットで指をうまく使って除去するやり方も書かれているので、私も口臭が気になるときに予防方法としてやっていましたが、本当にめんどくさかったですし、これを毎日しないといけないとなると嫌気がさして続きませんでした。
ですので、糸ようじのように手で持って簡単に出来るタイプのものを使ってケアするのが一番良かったように思います。
デンタルフロスをどうしようか悩んでいるなら、糸ようじタイプはオススメです。
私が結局落ち着いたグッズはコレ
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なんだかんだでY字は奥歯も簡単に出来るので使いやすいです。
まずは、こういった道具を使った口臭の予防方法を試してみましょう。
こういった糸ようじタイプのデンタルフロスは、歯と歯の間隔があまりに狭いと通りにくいし、仮に通ったとしても抜けなくなってあせってしまい、歯を傷めてしまう可能性もあります。
もし歯に挟まって取れなかっても、ゆっくり上に戻しながら動かしていると自然と取れてくると思います。
絶対に焦って引っ張らないようにしてくださいね。
こういった口臭のグッズについては他にもたくさんあります。
いろんなグッズを使って口臭の予防したい人は、こちらを参考にしてくださいね!
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ドライマウスによる口臭の予防方法
唾液の分泌が少なくなると
この状態になってしまい、口臭がキツくなるといったことがよくあります。
どうして口が乾くと口臭になるのかというと、唾液には免疫機能があって、口臭ガスを生み出す原因となる細菌の発生を抑えてくれるからなんです。
だから、口が乾くのはダメです。
口臭もそうですが、ウイルスの発生もしやすくなって、風邪とかにもかかりやすくなります。
そこで、ドライマウスの予防方法はどんなことがあるのか見ていきましょう。
こまめな水分補給
口の中が渇くと細菌が繁殖してしまう原因にもつながるので、口の中を潤すためにも乾いていると感じたら水分補給をしましょう。
ただし、ジュースやコーヒーなどではなく、水やお茶で水分補給しましょう。
しっかり噛んで食べる。
唾液の分泌が減少する原因として、
といったことがひとつ考えられています。
噛むことって結構大事なんですね。
口の周りの筋肉なども影響して、唾液腺への刺激が伝わり唾液が出たりするので、食べ物を噛まずに早食いすると、うまく唾液の分泌ができなくなっちゃう恐れがあるんです。
また、唾液もですけど、胃の消化の負担も大きくなっちゃうんでよく噛んでから食べるようにすることが大切ですね。
さらに言うなら、
というくらいの意識がいいと思います。
リラックスできる時間を作る。
緊張状態が続いたりすると交感神経が働いて唾液の分泌が抑えられるので、リラックスして副交感神経優位の状態にすると唾液の分泌も促されます。
あまりストレスを抱えているようなら、ちょっと心配ですね。
うまくリラックスできる時間を取るようにしたいところです。
口呼吸をしない。
口呼吸をしていると、どうしても口の中が乾きやすくなります。
癖で気づかないうちに口呼吸になっていませんか?
これも口臭の原因になるので、予防のためには鼻呼吸を意識して口の中が渇かないようにしましょう。
一時的な口臭の予防方法
今だけは何とか口臭を抑えたい!
こんな時ってありますよね。
大事な時間に口臭がすると困るときのための、一時的な口臭対策ですね。
デートのときや大事な会議のときなど、色んな理由があると思います。
根本的な解決ではないですが、その場しのぎでも良いから何とかしたいときに使える方法を見ていきましょう。
ガムを噛む
【キシリトールガム】
口臭予防効果のあるガムなども販売されているので、そういったものを噛むことで口臭予防と唾液の分泌を促すことがしやすいと思います。
マウスウォッシュなどのグッズを使う
食後にマウスウォッシュを使って、口臭対策をすることも一つの方法ですね。
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これだと持ち運びができるので、緊急の時も便利です。
リステリンなどはちょっと刺激が強いといった人も多く、私も買った手前慣れるまで使っていたらピリピリしてきたので止めました。
こういった口臭予防グッズをうまく使いましょう。
このように口臭の予防方法はたくさんありますが、
この、食べ物や飲み物も
「キツイ口臭」
につながりやすい食べ物があります。
あなたもご存知のとおり「ニンニク」とかはその代表格ですね。
つぎは、こういった口臭の元となりやすい食べ物や飲み物について見ていきたいと思います。
口臭予防で気をつけたい食べ物は?
口臭予防で気をつけたい食べ物で、「ニンニク」はその代表ですよね。
食べただけでも臭いがキツイのはご存知だと思います。
これは、ニンニクに含まれている「アリシン」と呼ばれる成分が、胃で吸収され血液をとおり、これが口臭として発生してしまうのですね。
こういった「口臭の元となりやすい食べ物」にはたくさんありますが、それを一つにまとめてみました。
口臭の元になりやすい食べ物
想像しても臭いがきつそうですよね。
このような食べ物が口臭の元になりやすいと考えられています。
では、この逆に、
その代表格にヨーグルトがあります。
ヨーグルトは腸内環境を整え、善玉菌優勢の状態を作ることが期待できるので、口臭予防には真っ先に出てくる食べ物ですね。
次はヨーグルトのような「口臭予防にいい食べ物」についてまとめました。
口臭予防にいい食べ物
このようにたくさんありますね。
納豆は食べ物自体に臭いがありますが、納豆の臭い自体は一時的なものです。
腸内環境を整えてくれる優れた食べ物なので、積極的に摂りたい食べ物の一つですね。
口臭予防で気をつけたい飲み物は?
上では食べ物について見てきましたが、飲み物でも口臭につながるようなものがあります。
その代表的なものが「お酒(アルコール)」です。
お酒のアルコールは肝臓で分解され、アセトアルデヒドという物質に変わりますが、これが溜まって残ると体臭や口臭の原因につながります。
アルコールは利尿作用もあり、お酒を飲んだあと口が乾きやすくなることもドライマウス状態につながるため、それも口臭を助長させる原因となってしまいます。
ですので、お酒の飲みすぎはよくありませんね。
お酒のように口臭の元となりやすい飲み物は他にもあるので、それをまとめてみました。
口臭の元になりやすい飲み物
砂糖の入った甘めのものやアルコール類などは、口臭にあまりよくないと言われてます。
また、これとは反対に口臭予防にいい飲み物についてまとめてみたのが次のようになります。
口臭予防にいい飲み物
牛乳、紅茶、緑茶、ウーロン茶、ココア、酢、味噌汁
*ココアや紅茶などは砂糖なしのほうが良いようです。
*味噌汁はネギなどは少ないほうがいいようです。
このように、飲み物でもいろいろありますね。
口臭予防で気をつけたい食べ物や飲み物は、食べないほうがいいとかそういうのではなく、
といった意味でピックアップしているので、「臭いが駄目だから食べない!」など、極端な解釈には走らないでくださいね。
例えば、ニンニクに含まれるアリシンは、
- 風邪やインフルエンザウイルスの予防に期待できる。
- 腸内環境を整え悪玉細菌の活動を抑えてくれる働きが期待できる。
といった効果も期待できるすばらしい食べ物です。
バランスよく偏らない食生活になるよう心がけてくださいね。
また、あなたの口が臭っているかどうかは色んな確認方法があります。
その方法について口臭チェッカーを使った体験談などもまとめたので、ぜひこちらも読んでみてくださいね。
関連ページ>>口臭チェックの方法は?マスクや機器で自分で確認する方法!
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あとがき
口臭の予防はどういった方法をすれば良いのか?
また、そのときに気をつけたい食べ物や飲み物、歯磨きの方法やグッズ、一時回避のガムなど見てきましたがいかがでしたか。
口臭の予防方法ということで、主に
- 自宅でできる。
- 手軽に試せる。
- すぐにできる。
このコンセプトを中心にまとめてみました。
もし、口臭予防をきちんとしているのにキツイという人は、
- 歯周病や虫歯など、治療が必要な病気が元で口臭が発生している。
- 口腔内ではなく体内環境、精神面に原因がある。
こんな可能性もあります。
今回の口臭の予防方法はあくまで「予防」です。
歯周病などの場合は、きちんと治療しないといけないので、口に痛みがあったりするなら早めに診察を受けに行ってくださいね。