普段の体温が低いと、
- 頭痛
- 吐き気
- 肩こり
- 腰痛
こういった症状が現れる可能性も増えると言われています。
また、他にも、
免疫能力の低下や癌(がん)に侵される可能性
こんな病気の可能性も上がると言われています。
こういった、体温の低下の原因は主に、
というのが大きく関係していることが考えられています。
きちんと生活習慣を改善できればいいですが、今の社会において、仕事や人間関係、家庭の都合などで、すぐに改善が出来ない方も多いのではないでしょうか?
そういった事情を持っている人でも出来るような、
体温を上げる方法
今回は、健康を考える上で避けられない、体温の問題について触れていこうと思います。
そして、その中で、
基礎体温を上げるための食べ物や飲み物、サプリや運動
など、様々な方法についてまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
体温を上げる方法にはどんなことがあるの?
私たちの平常時の体温は、ほぼ
この範囲の体温になっていることが普通ですよね。
でも、それが何らかの原因で体温が35℃台になったりして、そこから体調が優れなくなっていくケースが有ります。
体温が34度や35度台の低い体温しかないときには、ひどくなると頭痛や吐き気といったような風邪のような症状が出たりすることもあります。
体温が34℃や35℃台付近のように低くなることで、どういった体の悩みが生まれるのか?
詳しくは別の記事で触れています。
関連ページ>>体温の正常値ってどのくらい?35度や34度の時のリスクとは?
実は、ここまで体温が低くなってしまうと、「癌になりやすい」という事も言われています。
体温が低いことのリスクもしっかりと頭に入れて、真剣に対策をしていきたいところですよね。
そんな、低い体温を上げる方法にはどんなことが考えられるのか?
そのためにまずは、
について知る必要があります。
ちょっと回り道になりますが、体温が低い原因の可能性として、考えられることをまとめると、
- 筋肉量の低下(運動不足)
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- 自律神経の乱れ
- ストレス
- 姿勢の悪さ
- 甲状腺機能低下症
- 体温の測り方が間違っている
*「甲状腺機能低下症」「体温の測り方が間違っている」という原因は、少し事情が違うので上のリンク先のページを参考にしてもらえればいいと思います。
このような原因が考えられるんですね。
この「体温の低下の原因」はこちらのページで詳しくまとめています。
>>体温が低い原因とは?頭痛や吐き気が起こる?病気の可能性は?
主には生活習慣がかかわっていますが、それ以外にも「姿勢の悪さ」や「自律神経の乱れ」なども関係するといわれています。
それによって起こる症状も様々あるので、しっかりと体温が低下の原因について目を通しておいてください。
冒頭でも触れたように、体温低下の原因は、
というのが、大きく関係していることが考えられます。
この中でも特に大きな3つの問題点が、
- 筋肉量が少ない(代謝不足)
- 血行が悪い。
- 自律神経の乱れ
やっぱり普段の生活の中で、徐々に体温調節機能が弱まっていることは関係が深いようなんですね。
つまり、この問題点をクリアできれば、体温が正常な状態に近づく可能性が出てきます。
これらを踏まえて、
体温を上げる方法はどうすればいいのか?
それをいくつかピックアップしました。
日常生活でできる体温を上げる方法
- 運動をする。(ウォーキングなど下半身を重点的に。)
- バランスの良い食事(炭水化物や脂肪の多い食べ物は避ける。)
- 睡眠をきちんととる(時間は7時間ほどで、きちんと夜に寝て朝起きる。)
- エアコンの温度調整をきちんとする。(外気温との差を開け過ぎない。)
- ストレスを溜めない。
- 座る、歩く姿勢に気をつける。
- サプリや漢方をとる
- 入浴(湯船に浸かって血行促進)
体温が低い原因からもつながりますが、体温を上げる方法にはこういったことが考えられます。
この中に「運動をする。」という項目がありますが、
ということが、基礎体温の低下を招いている主な原因の一つとしてよく取り上げられます。
ただ、運動するのには時間がかかりますし、どうしても億劫になりやすい人も多いですよね。
でも、本当に体温を上げる方法として何か実践したいのであれば、筋肉量を増やすためにも、運動は欠かせないことだということは覚えておかなくてはなりません。
もし、あなたが今、この問題に気づいたのなら、すぐにでも運動をするようにしたり食生活の改善ができれば、必ず体温が上がることにプラスに働くでしょう。
そして、できれば、下半身を強化するような運動が望ましいです。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれていて、全身に血を巡らせるポンプの役割も担っています。
だから、ここを鍛えることで、しっかりと血を全身に行きわたらせ、体温の上昇へと繋げたいんです。
当然バランスよく運動して欲しいのですが、どんな運動をしようか迷ったら、まずはウォーキング、ジョギングなどをするといいんじゃないでしょうか。
では次に、この体温を上げる方法の中でも大切な、
食事(飲み物や食べ物)
こちらについて見ていきたいと思います。
体温を上げる食事:食べ物や飲み物
体温を上げるためには食べ物や飲み物が大切です。
それも、先ほど話した筋肉に関わってくることです。
筋肉をつけるには当然運動する必要がありますが、きちんとタンパク質などの栄養素をとらないと筋肉もつきません。
だから、
運動と食事はほぼセットで考えるべき。
だと思います。
筋肉に必要な食べ物や栄養素については次のようになります。
- タンパク質:肉類、魚介類、豆類、たまご
- 糖質:ご飯、パン、じゃがいも
- 脂質:オリーブオイル、ナッツ類(肉の脂やマーガリンなどは好ましくない)
- ミネラル:魚介類、貝類、豆類、海藻類
- ビタミンB:豚肉、レバー、うなぎ、ピーナッツ、赤身の魚
このような食べ物や飲み物が、体温を上げるためにつながると考えられています。
とはいえ、色々と大雑把な感じで紹介しましたが、つまりは、
バランスの良い食事をとることが必要
だということが言いたいわけです。
これとは逆に、
- ジャンクフード
- 惣菜
- 外食
- レトルト食品
- コンビニ弁当
などを中心に生活していると、栄養バランスが非常に悪くなるので、体温にも乱れが現れるケースも多くなってしまうようです。
もちろん体温だけではなく、他にも
- 便秘
- 臭い(ワキガ・体臭・加齢臭など)
- 病気
- 肥満
- 肌荒れ(ニキビ・乾燥肌など)
このように、色んなところで悩みが出てくるかもしれませんので、しっかりと栄養バランスのとれた食事を心がけるようにしましょうね。。
また、こういった筋肉を作るためには食事も大切ですが
も大事です。
寝ている間に成長ホルモンの分泌があり、それが筋肉生成につながるので、体温を上げるためにはきちんとした休息も必要なのですね。
体温を上げる具体的な食べ物は?
これらの食べ物は、基本的な食事の時に意識してバランスをとって食べてほしいものですが、体温を上げる食べ物は他にあります。
例えば、あなたもご存知の生姜(ショウガ)などがそうですね。
この生姜に含まれる、ジンゲロール(ジンゲロンとショウガオール)という成分が血行や代謝の促進効果が期待できます。
私もあまり体温が高くないので、ショウガパウダーを紅茶に入れて飲んだりしています。
このような、体温を上げる効果が期待できる食べ物や飲み物の、代表的なものをいくつか紹介しておきますね。
- 生姜(生姜湯)
- 唐辛子(キムチ)
- みりん
- パプリカ
- ニラ
- にんにく
- にんじん
- ネギ
このような食べ物や飲み物が体温を上げるには良いとされていますが、具体的な料理は、この材料を見るとわかる方もいると思いますが、
キムチ鍋
ニラやにんにく、ネギなど野菜をたっぷりと入れ、豚肉や魚、そして豆腐を入れたりしても美味しいですね。
これは冬などの気温が低い時にはぴったりですし、身体も温まるとても良い食べ物だと思います。
血の巡りがよくなって新陳代謝が高まり、内臓の動きなどの活発化を目指す食べ物をとっていきたいわけですね。
その他の食べ物もピックアップしておきます。
体を温める食べ物根菜類:ごぼう、にんじん、れんこん
野菜類:ネギ、ショウガ、ニラ
芋類:さつまいも、じゃがいも、山芋
豆類:大豆、小豆、えんどう豆
乾物:干魚、干肉、乾燥野菜
発酵食品:味噌、しょうゆ、納豆
肉類:鶏肉、鶏レバー、豚レバー
体温を上げる具体的な飲み物は?
では同じく飲み物についてもピックアップしてみました。
- しょうが湯、黒豆茶、ほうじ茶、紅茶、ウーロン茶
- 赤ワイン、日本酒、紹興酒
生姜湯はスーパーなどでも売ってるし手に入りやすいです。
値段もそれほど高くなくお手軽なので、試しやすい飲み物ですね。
体を冷やす食べ物と飲み物
これとは反対に体を冷やしてしまうような食べ物や飲み物もあります。
わかりやすいのは、夏野菜のキュウリやナス、トマトといった食べ物です。
夏の暑い時期に食べると、体を冷やす効果が期待できる旬の食べ物ですが、体温を挙げるといった意味では積極的に取りたい食べ物ではありませんね。
このような食べ物はほかにもあるので、いくつかピックアップしてみました。
体を冷やす食べ物野菜類:レタス、キャベツ、きゅうり、トマト、なす
果物:バナナ、すいか、みかん、グレープフルーツ、メロン
魚介類: うなぎ、あさり、しじみ、ウニ、たこ、わかめ
その他:上白糖、ジャンクフード、お菓子、マヨネーズ
- コーヒー、緑茶、牛乳、豆乳、ジュース、清涼飲料水、水
- 白ワイン、ビール、ウィスキー、焼酎
コーヒーやジュースが好きな人も多いと思いますが、体を冷やしてしまう飲み物として挙がっています。
ちょっと意外な感じもしますし、私も冬とか好んで飲んでいました。
が、体温を上げる飲み物としては不向きのようですね。
体温を上げるためのサプリとは?
体温を上げる食べ物や飲み物の話でしたが、毎日キムチ鍋や生姜ばかり食べているわけにも行かないですし、バランスよく食べたくても出来ない日もあります。
そういう時に便利な体温を上げる方法が、
サプリの存在です。
体温を上げるためのサプリというのは、上で紹介したような、体温を上げるための栄養素が詰まっていたり、食べ物や飲み物だけではどうしても取りにくい栄養素があったりもします。
そういった意味でサプリは、
効率よく必要な量をすぐに体に吸収できる。
ということに優れています。
では、
「体温を上げるためのサプリ」には、どのようなものがあるのでしょうか?
そこで、人気のあるサプリを紹介したいと思います。
【江崎グリコ】αGヘスペリジン
あなたもご存知の「グリコ」が手掛けるサプリです。
そのグリコが20年もかけて開発したサプリで、「みかん」から抽出されるポリフェノールの力を使って、体温を上げるサプリとして完成させたものです。
食品由来のサプリなので用法、用量を守れば副作用の心配はありませんし、口コミでは逆に副産物のほうが多く見られていますね。
例えば、
- 肌の状態が良くなるのを感じた。
- 洗顔の時にツルツルになるのを感じた。
- 靴下の跡がすぐに消えるようになった。
など、
が多く見られたのが特徴でしょう。
また、大手食品会社のグリコが手がけているにもかかわらず、価格がかなり安いです。
*こちらのページ限定で「初回半額+送料無料」になるので、まずは一度確認してください。
副作用の心配がないことに加え、体温上昇の効果が見られている口コミもたくさんあるので、試しやすいサプリとして人気となっていますね。
このようなサプリは月並みな言い方ですが、個人差が少なからずありますし飲み続けないと効果が見られない方やあわない方もいるので、一度試してみないとわからない部分も大きいです。
それでも、自分にあったものが見つかった時のメリットは大きいと思うので、体温を上げる方法の一つとして選択肢を増やすことはいいことだと思います。
ですので、サプリも体温を上げる方法の一つとしてあなたの候補に入れておくといいのではないでしょうか。
サプリのメリットは、
というのがポイントです。
手軽に気軽にできるのが何よりいいので、
- お年寄りや妊婦さんなど、運動がなかなか思うようにできない人
- 仕事などで今の生活をすぐに変えられない社会人
など、広範囲の人に使ってもらえるので、取っ掛かりとしてサプリはかなり始めやすいと思いますよ。
こういったものも活用しながら、色々な方法で体温を上げていければ、冷え性で手足が冷たい人やふだん体温が低くて不安な方にも取り組みやすいと思います。
あとがき
このように体温を上げる方法には、食べ物や飲み物、サプリなど、簡単でも体温を上げる可能性があるものがいくつかあるということを知ってもらえたと思います。
でも、これらは補助的な役割も多いといった見方です。
やはり、熱生産において最大の器官である筋肉の量が低下してしまっていると、いくらこういった食事やサプリなどをとっていても、うまく体温が上がる方法としては不十分だと感じています。
やはり、
運動を第一に考えながら、このような食事の方法をとるのが理想的
かなと思います。
また、ダイエットに精通している方はご存知だと思いますが、ダイエットには筋肉をつけることが必要不可欠なのは有名ですよね。
それは、筋肉がエネルギーの消費を促すからです。
エネルギーの消費は熱を生むので、筋肉は熱生産においてとても重要な器官の一つです。
だから、筋肉がないとなかなか痩せていかないんですよね。
筋肉がつくと、重くなって体重が増えるなんてことが言われてますが、適度に筋肉をつけることは必要です。
運動をせずに食事制限でも痩せますが、それは本当の意味でのダイエットとは言えないと思っています。
食事制限でただ表面的には痩せるのは当然ですが、その体の中身は
- 脂肪がつきやすい
- 肌状態が悪い
- 体調を崩しやすい
といった状態にしているだけであり、「体重という数字が減っただけ」でしかありません。
ダイエットの本当の意味は、
たるんだ胸やたるんだお尻、たるんだお腹なのに体重が痩せたらダイエット成功ではないですよね。
体の張りには筋肉が必要なんです。
ちょっと話がそれましたが、体温を上げるためには筋肉をつけるための運動というのは欠かせないことは覚えておかないといけませんね。
特に冬場は暖房をつけたり加湿したりする必要がありますよね。
でも、どの暖房器具や加湿器がいいのか?冷え対策はどうしたらいいのかわからないことも多いと思います。
そんな「冬場のお悩み」について書いた記事をこちらでまとめています。
たくさん参考になることがあると思うので、ぜひご覧になってください!