古銭の開元通宝とは何なのか?
その価値や値段はいくらくらいなのか?
いつからいつまで流通したのか?
そして当時にあった偽物の種類などまとめ、この古銭をピカピカに磨いてみました。
開元通宝とは何なの?
開元通宝とは中国の唐の時代、日本では武徳4年(621年)に初めて鋳造された貨幣です。
のちに開元通宝が日本のお金のモデルになったと言われています。
重さが約3.73gで直径の長さが約2.4㎝の大きさとなっています。
開元通宝は中国の宋の時代でも流通しており、日本でも渡来銭として宋銭などと一緒に使われていたようです。
開元通宝は「開通元宝」と呼ばれることもあり、時計回りで読むとこうなります。
ただ、のちに元号が「開元」になったことをキッカケに、開元通宝と呼ばれるようになったという説もあります。
開元通宝の流通はいつからいつまで?
開元通宝はいつからいつまで流通していたのか?
これはかなり長い期間使用されていたようで、武徳4年(621年)から発行され、五代十国時代(907年 - 960年)までの290年ほど流通したと言われています。
開元通宝の価値とその値段は?
開元通宝の現在の価値やその値段はどのくらいなのか?
これを調べてみると、メルカリでは500円~2000円で販売され売買が成立されていることが多いですね。
とは言うものの、やはりかなり前の古銭なので、その状態や種類によっては値段の幅がかなりあるようです。
開元通宝を磨いてみた
そんな開元通宝をコンパウンドなどの研磨剤を使ってピカピカにして見ました。
その様子がコチラです↓↓
どうでしょうか?
最初は汚かった開元通宝でしたが、研磨剤を使って磨くことで全く別次元の仕上がりになりますね。
磨いてサビを落とすことで重さや長さにもかなり変化がありました。
見た目の綺麗さに加えて、汚れの蓄積の大きさもチェックしていただければと思います。
古銭磨きについて
現在流通している10円玉や50円玉をはじめ、他の日本の硬貨もピカピカの鏡面仕上げをやってみました!
また、見たことがないような日本の古銭や海外のお金についても、どんどん鏡面仕上げをしていって昔の人が使っていたお金をピカピカに磨き上げちゃっています。
特に昔の古銭は汚れがひどいモノも多いので、みるみるキレイになっていく姿を見るのは快感ですよ!
そんな古銭磨きの様子も別の専用ページに掲載しています。
興味のある方は、ぜひご覧になって下さい