古銭の天保通宝とは何なのか?
その価値や値段はいくらくらいなのか?
いつからいつまで流通したのか?
そんな天保通宝の疑問に答えながら、そして最後にはこの古銭をピカピカに磨いてみました。
天保通宝とは何なの?
天保通宝とは1835年(天保6年)に発行された貨幣です。
図柄としては表面には「天保通寳」、裏面には「當百」と表記され、100文の価値にあたるという意味を持っています。
そして天保通宝はさまざまな場所(藩)で作られたものが多く、密鋳が横行したため、たくさんの種類の天保通宝が存在します。
「水戸藩鋳銭 短足寳」「薩摩藩 横郭 仰冠當」「高知藩鋳銭」「秋田藩 広郭」「本座長郭」「本座細郭」などなど。
ですので、書体が違ったりフチが太かったり細かったりたくさん種類があるようですね。
天保通宝の通用期間はいつからいつまで?
天保通宝の通用期間はいつからいつまでなのか?
これは1835年からですが、1891年(明治24年)12月31日を最後に正式に通用停止とされています。
天保通宝の価値とその値段は?
天保通宝の現在の価値やその値段はどのくらいなのか?
これを調べてみると、だいたいは300~1000円程度で取引が成立しているようです。
とは言うものの、やはりかなり前の古銭なので、その状態や種類によっては値段の幅がかなりあるようです。
また種類によってもかなり価値が違い、「天保通寳 萩 曳尾」というもので12000円くらいで取引成立しているものもありました。
天保通宝を磨いてみた
そんな天保通宝をコンパウンドなどの研磨剤を使ってピカピカにして見ました。
その様子がコチラです↓↓
どうでしょうか?
最初は汚かった天保通宝でしたが、研磨剤を使って磨くことで全く別次元の仕上がりになりますね。
磨いてサビを落とすことで重さや長さにもかなり変化がありました。
見た目の綺麗さに加えて、汚れの蓄積の大きさもチェックしていただければと思います。
古銭磨きについて
現在流通している10円玉や50円玉をはじめ、他の日本の硬貨もピカピカの鏡面仕上げをやってみました!
また、見たことがないような日本の古銭や海外のお金についても、どんどん鏡面仕上げをしていって昔の人が使っていたお金をピカピカに磨き上げちゃっています。
特に昔の古銭は汚れがひどいモノも多いので、みるみるキレイになっていく姿を見るのは快感ですよ!
そんな古銭磨きの様子も別の専用ページに掲載しています。
興味のある方は、ぜひご覧になって下さい