腐っても鯛の意味や語源とは？その使い方や例文、類義語は？

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

腐っても鯛（くさってもたい）

この言葉の意味をご存知でしょうか？

ひよこさん、こんなのが押し入れから見つかったんだけど。

おお、これは当時1万円のプレミアがついたカードじゃないか！でも、今は価値も下がっちゃったかもね。

やっぱりそうかな。今はどのくらいの値段になったんだろう。

ちょっと調べてみるよ。・・・、おお、今でも5000円くらいで売れるみたいだ。腐っても鯛だね。

そうか、もっと価値が上がるかもしれないし、記念に持っておくよ。

「知っていて当たり前だ！」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「腐っても鯛」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう！

腐っても鯛の意味や語源とは？

腐っても鯛とは、

このような意味があります

ここでいう鯛は、高級魚の鯛のことです。

この鯛が腐ってしまって傷んだとしても、鯛は鯛に変わりないのでそれなりの値打ちはまだ残っているという事から来ています。

腐っても鯛の使い方や例文は？

さて、この腐っても鯛という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

腐っても鯛という言葉の使い方は、

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

腐っても鯛を使った例文は

このような感じでしょうか。

過去の大きな実績などが評価されて、全盛期までとはいかないまでも素晴らしいものがあるときに使われますね。

腐っても鯛の類義語は？

さて、この「腐っても鯛」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

大川に水絶えず
古川に水絶えず
痩せても枯れても武士は武士

騏驎も老いては駑馬に劣る
昔千里も今一里
昔の剣今の菜刀

あとがき

腐っても鯛とはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして腐っても鯛を簡単にまとめますね。

本当に立派なものは古くなったり、落ちぶれても値打ちがある

大川に水絶えず
古川に水絶えず
痩せても枯れても武士は武士

騏驎も老いては駑馬に劣る
昔千里も今一里
昔の剣今の菜刀

腐っても鯛というか、40歳過ぎてもプロ野球選手を現役で続けるのはすごいよ。

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

＞＞「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ