私の場合は、普段必ず1日にテレビを数時間は見ます。
あなたはどうですか?
でも、あまり長く見ていると、その電気代が気になったりしますよね。
特に一人暮らしだと、電気代は何かと節約したい費用の一つだと思います。
そんなテレビの電気代は、1時間当たりどのくらいかかっているのでしょうか?
また、それを1ヶ月で見るとどうなのか。
そんな普段かかる電気代と、何とか負担を抑えるための節約方法も一緒にまとめましたので見ていきましょう。
テレビの電気代は1時間でいくらくらい?
さて、テレビの1時間あたりの電気代ですが、テレビの場合には、
- 視聴中の電気代
- 待機中の電気代
この2つがありますよね。
ちなみに私のテレビ(42インチ)の規格を見てみましょう。
定格消費電力が253Wあります。
なので、1時間の電力は
*電気代は27円/kwhで計算しています。
私のテレビだと、1時間6.831円かかっているんですね。
改めて計算してみると結構びっくりですね。
ちなみに待機電力ですが、待機時は0.3Wの電力を消費しています。
ですので、
これはもう、ほとんど電気代はかかっていないと考えてもいい数字ですよね。
1,000時間待機して8.1円といったところなので、1ヶ月間(24時間×30日=720時間)待機しても5.8円くらいしか電気代はかかりません。
他のテレビだと1時間の電気代はどうなるのか?
あくまでこれは私のテレビ(東芝レグザ42Z7000)での計算です。
2008年くらいの製品で型も古いし、大きさによっても違うので、一つの参考にしかなりませんね。
今の新しいテレビだと、もっと消費電力も抑えられているのでこれよりも1時間の電気代は抑えられるはずです。
では、大体の目安ですが2016年に販売されている東芝の液晶テレビで、大きさなどの違いによってどのくらいの差があるのかを表にしてまとめてみました。
サイズ | 型 | 消費電力 (待機電力) |
1時間の 電気代 |
19V型 | 19S11 | 36W (0.3W) |
約1.0円 (0.008円) |
24V型 | 24S11 | 45W (0.3W) |
約1.2円 (0.008円) |
32V型 | 32S10 | 61W (0.2W) |
約1.7円 (0.005円) |
40V型 | 40S10 | 74W (0.13W) |
約2.0円 (0.004円) |
50V型 | 50S10 | 91W (0.11W) |
約2.5円 (0.003円) |
*電気代は27円/kwhで計算しています。
*「1時間の電気代」の()内は待機電力の電気代です。
今回は東芝のテレビで、さらに電力消費の少ないシリーズのものをピックアップしていますが、こうやって見てみると今のテレビの電気代は本当に安いですね。
私が使っているものが1時間に6.831円の電気代がかかっているのに、同じくらいの大きさの40型で1.998円になっています。
およそ3倍ほども違うのですね。
これはあくまでも目安で、外付けHDDでの録画中や音量、モードなどによっても若干変化があると思います。
また、スペックの高いテレビだと東芝の43型のテレビ『43Z700X』で185W(0.4W)というような消費電力だったので、今回表にしたものよりもだいぶ変わってきます。
今回の比較は、一つの参考として捉えておいてください。
テレビの電気代は1ヶ月でいくらくらい?
さて、このようにして表にすると、とても分かりやすかったと思います。
では、これが1ヶ月の電気代として計算するとどのくらいになるのか?
これも知っておきたい費用ですよね。
といっても、人によってテレビを見る時間は全然違いますよね。
1日1時間しか見ない人もいれば、5時間以上見る人もいると思います。
この2人では、当然電気代も違いますよね。
そこで、ある程度の目安として、1日の平均視聴時間とテレビの電気代の関係についてこれも表にしてまとめてみました。
今回は、テレビの大きさを32インチの物として、
このテレビで比較をしてみました。
1日の平均視聴時間とテレビの電気代の関係
視聴時間 (1日) |
消費電力 (30日) |
待機電力 (30日) |
1ヶ月の 電気代 |
1時間 | 49.4円 | 3.7円 | 53.1円 |
2時間 | 98.8円 | 3.6円 | 102.4円 |
3時間 | 148.2円 | 3.4円 | 151.6円 |
4時間 | 197.6円 | 3.2円 | 200.9円 |
5時間 | 247.1円 | 3.1円 | 250.1円 |
6時間 | 296.5円 | 2.9円 | 299.4円 |
おおよそですがこんな感じになりました。
32型のテレビで1日6時間くらい見る人は、大体ですが300円くらいかかっているのですね。
テレビの電気代を節約する方法は?
さて、このテレビの電気代を節約する方法ですが、いろんな方法がありますよね。
一般的に行われているのは、
つまりコンセントを抜くといった方法ですが、今は録画のために待機させている人も多いと思うし、上の表で見てもらったように、待機電力は1ヶ月に4円くらいです。
この4円に見合った労力かというと、なかなかそんな風に思えませんね。
一番の節約は、
「見ていない時はちゃんとテレビを消す。」
これが節約の近道だと思います。
テレビ電気代節約:買い替え
あなたのテレビが昔のもので、定格消費電力が大きくないか確かめてみましょう。
例えば、私のテレビは定格消費電力が253Wあります。
なので、1時間の電力は約6.8円かかっています。
先ほど上の表で見てもらったテレビで『40V型 40S10』だと74Wです。
なので、1時間の電力は約2.0円です。
これでも3倍以上違いますよね。
テレビの性能にそこまでこだわらないのであれば、こういったスタンダードモデルの消費電力の少ないものに買い替えると、電気代の節約になります。
テレビ電気代節約:電力会社やプラン変更
電力自由化によって、電気料金が各社で違ったり、夜に電気代が安いプランなど様々なサービスがありますよね。
あなたに合ったところやサービスを選ぶことで、テレビだけでなく生活における電気代自体を安くできる可能性もあるので、一度見直してみるのもいいかもしれません。
テレビ電気代節約:クレジット払い
この辺の話になると、本当に事細かくいろんな方法があると思いますが、電気料金を銀行振り込みにしているのならクレジット払いのほうがお得になるケースがあります。
クレジットカードだとポイントが付いたり、現金値引きがされたりなどして、簡単に節約できることが多いです。
あとがき
テレビの電気代は、そのテレビの大きさや性能によっても大きく変わるので、まずはあなたの使っているテレビが、どのくらいの消費電力なのかを見るとわかりやすくなると思います。
もし、型が古くて消費電力が高い場合は、いっそのこと買い替えるという手もありますね。
そして、待機電力はテレビの性能が上がったこともあり、今の時代かなり抑えられていることが分かったと思うので、そこまで気にしないでいいのかもしれません。
待機電力を気にして主電源から切ると、録画がうまくいかなかったりデータの受信がスムーズにいかなかったりなどのケースもあります。
節約というのも、どのあたりまでやるのかなかなか難しいとは思いますが、やっぱりテレビを見ている時が一番電気を喰います。
「見ていない時はテレビをきちんと消す。」
というのが、やっぱり大切なことなんだと思いますね。
たとえば一人暮らしの場合ですと、他にどんな節約方法があるのか知りたくないですか?
テレビの電気代の他にも、冷暖房やそのほかの光熱費、ガス代、水道代など見ておきたい項目はたくさんあるので、ぜひこちらも参考にしてください。
関連ページもちろん、一人暮らしでなくても参考になることはたくさんありますよ!