イースター

イースターとは何をするの?その意味や由来とは?

イースター とは

最近よく耳にする「イースター」という言葉。

check002  この、イースターとは何をする日なのか?

日本人にはあまり聞き慣れない言葉ですよね。

でも、最近になってこのイースターがとくに注目されるようになってきましたが、一体どんな意味があるのか?

また、その由来など、イースターについてまとめました。

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イースターとは何をする日なの?

イースターとは日本では、

復活祭(Easter)

と呼ばれていて、

キリストの復活をお祝いするお祭りのこと。

クリスマスはキリストの誕生を祝うものですが、このイースターでも同じように家族でお祝いをします。

イースターとは何をする日なのかというと、海外では具体的に

  • イースターエッグ作り
  • イースターハント
  • 教会へのお祈り

このようなイベントがありますね。

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イースターエッグやイースターバニーについてはこの後で詳しく紹介しますが、ただ、日本ではあまり浸透はしていませんよね。

そんなイースター関連で有名なのは、「ディズニーイースター」ではないでしょうか。

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イースターの日にち

このイースターは、実は、

毎年日付が変わる

ということで固定されていないんですね。

それはどうしてかというと、その年の日付が

085145   春分の日のあとの満月から数えて、最初の日曜日

というようになっているからなんです。

補足

春分の日も、その年によって若干日にちがずれます。

春分の日に関してはこちらでも詳しくまとめているので、あわせて読んでもらうと結構面白いですよ。

関連ページ

>>春分の日はいつ?どんな決め方や計算がされているの?

>>春分の日の意味とは?なぜ墓参りするのか?

クリスマスやハロウィンのように日付が決まっていればわかりやすいですが、このため

1ヶ月ほどの期間の中で日付が変わる。

といった状況になってしまうんですね。

その2025年のイースターの日付は

4月20日(日)

この日になっています。

ちなみに今までと、これからの日付はどうなのかというと次の表のようになります。

西方教会 東方教会
2025年 4月20日
2026年 4月5日 4月12日
2027年 3月28日 5月2日
2028年 4月16日
2029年 4月1日 4月8日
2030年 4月21日 4月28日

この様に表にすると一目瞭然で、その年によってだいぶ日にちが違いますよね。

実は、このイースターという日は毎年変動するばかりでなく、西方教会と東方教会で日付が変わってきます。

同じキリスト教でも解釈の仕方が違うようですね。

2017年は同じ日ですが、それ以降は2025年の4月20日まで違う日付になっています。

補足

イースターの期間や時期、そして各地で行われているイベントなどについてこちらで触れています。

また、このイースターの時期に取られる、「イースター休暇」にも触れているので、ぜひご覧になって下さいね。

関連ページ

>>イースターはいつ行われる?期間や時期は?祭りやイベントは?

 

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イースターの意味って?

クリスマスはイエス・キリストが誕生したことを祝う行事で、日本でも馴染みが深いですよね。

でも実は、キリスト教の人には、このクリスマスよりもこのイースターのほうが重要な意味を持っていると考えられています。

また、このイースターのお祭りは、

春になって自然の草花などがよみがえる事を祝う。

こんな意味も含まれているようです。

春にはたくさんの植物が芽吹く季節ですから、このイースターの意味と被るところも多いんでしょうね。

この記事の最初の方で、

イースターは日曜日に行われる。

ということに触れましたが、実は、

  • キリストが十字架にかけられたのは金曜日
  • 復活したのが3日後の日曜日

ということから、必ず日曜日に行われるようになっているんです。

 

イースターエッグとバニーについて

うさぎ

また、イースターでは

  • イースターエッグ(卵)
  • イースターバニー(うさぎ)

というようなものが、雑貨屋さんなどで店頭に並んでいるのを見たことがありませんか?

イースターエッグは、とてもキレイに模様が描かれたものが販売されたりしていますよね。

イースターには「卵」「うさぎ」が欠かせないものの一つとして有名ですが、それにはそれぞれきちんとした意味や由来があります。

 

イースターエッグ

イースター02

卵というのは、命が生まれる前の殻に閉じこもっている状態ですよね。

その状態から時間を経て卵から生まれる様子を、キリストの復活の象徴としているからなんですね。

そういうことから、イースターのご馳走には、「卵料理」「ゆで卵」を使った料理がメインなんですね。

また、このイースターエッグを使った遊びを行うこともします。

スプーンに卵を乗せて、地面に落とさずに走ってゴールするといった「エッグレース」といったイベントがあったりもします。

他にも宝探しのように、家の中や庭、公園などに隠された卵に隠された卵を探す「エッグハント」という遊びもあるようですね。

補足

イースターエッグってとても派手な装飾や模様が書かれていますよね?

実はこれって、この「イースターハント」が深く関わっていると言われています。

そんなイースターエッグについてはこちらで更に詳しくまとめているので、併せてご覧になってくださいね。

関連ページ

>>イースターエッグにはどんな意味や由来があるの?作り方や通販は?

 

イースターバニー

そして、どうしてうさぎがイースターに欠かせないのかというと、うさぎは多くの子供を生むことから、豊穣の女神エオストレと関係があり生命の象徴として扱われているのです。

また、

イースターエッグを運んでくるのはうさぎ。

こんな言い伝えもあるくらいなので、イースターでのうさぎの存在は大きいのですね。

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イースターの由来とは?

イースターというキリストの復活祭が祝われるようになったのは、

十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが、その3日後に復活したこと。

これが由来になっています。

実は、この出来事は予言されていたと言われています。

そして、それを現実に行ったことから、

check001  キリストの最大の奇跡

として、とても重要な日として扱われているわけなんです。

でも、この「イースター」という言葉は、聖書のどこにも載っていない言葉で、その由来については次のようなことが言われています。

  1. イースターという言葉はゲルマン人の神話から来ている。
  2. 春の女神の名前を「Eostre(エオストレ)」と言い、この女神は豊穣の神で、ゲルマン人は春分のころに春の到来(エオストレ)を祝うお祭りを行っていた。

 

イースターという言葉は聖書からではなく、ゲルマン人のこういった風習などから来ているので、本来はキリスト教徒は関係ないのですね。

でも、キリスト教が布教していくときに、キリストの復活と豊穣の女神のエオストレのイメージが重なっていき、次第にイースターと呼ばれるようになったと言われています。

そして先ほど、イースターエッグイースターバニーについて触れましたよね。

とくにイースターバニーについては、イースターをもっと楽しいものにしようと、16~17世紀にかけてカトリック教会がこの習慣を取り入れたと言われています。

時代の流れに沿って、イースターもこのように様変わりしている部分があるのですね。

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あとがき

近年になってこのイースターも注目を浴びるようになってきました。

ディズニーでもイースターのイベントは大きく取り上げたりもしてますよね。

何かしら大きなイベントにしたいという、世間の思惑も大きく絡んでいるような感じですが、こうやって今まで知られなかったことが広がっていくことは良い事なんでしょう。

でも、クリスマスのようにイースターも

085145   「イエスキリストの復活」

という本来の意味が、どんどん薄れていくような感じがしないでもないですね。

ちなみに私たちが休日としている「日曜日」ですが、どうして日曜日がお休みなのかご存知でしょうか?

実は、日曜日がお休みなのは、このイースターが大きくかかわっていると言われています。

キリスト教では、もともとは土曜日がお休みだったんですね。

でも、キリストが金曜日に処刑され、復活した日が日曜日だったので、復活祭の日曜日にみんなが教会に集まるようになったのです。

だから日曜日を休日にして、教会に集まりやすいようにしたんです。

こんなふうに、実は私たちの生活にも大きくかかわっていたことがわかります。

こうやってつながりを見ていくと、とても面白いですね。

 

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