イエス・キリストの復活祭を意味する
イースター
最近、このイースターに注目が浴びせられていますね。
イースターというのは簡単に説明すると、
十字架にかけられ処刑されたイエス・キリストが、その3日後に復活したことを祝うお祭り。
このことを言います。
だから、キリストの誕生であるクリスマスよりも、もっと重要視されている日なんです。
このイースターでは、
- イースターエッグ
- イースターバニー
といったエッグ(卵)やバニー(うさぎ)を、お祭りの際に目にします。
じゃあ、このイースターエッグやバニーが、どうして復活祭に使われるのか?
その意味や由来について、どんな歴史があったのか見ていきましょう。
また、イースターエッグの作り方や通販で人気のものなども合わせて、紹介していきたいと思います。
イースターエッグにはどんな意味があるの?
イースター(復活祭)では、よく
という、キレイに装飾された卵を目にする機会が非常に多くなります。
あなたももしかしたら、雑貨屋さんなどで店頭に並んでいるイースターエッグを目にしたことがあるかもしれません。
イースターエッグってどんな意味があるの?
あなたも不思議に思いませんか?
まず、エッグ(卵)の状態を思い浮かべてもらうと、
こんな姿が想像できますよね。
その卵の殻に覆われた状態から、殻を破って復活するイエス・キリストの姿をイメージしたものが、このイースターエッグに込められています。
イースターエッグは「生命の始まり」「復活」を象徴しているわけです。
そういった事から、イースターの日には家族でお祝いをするときに、卵料理やゆで卵などがメインになってその日の料理を楽しむ日になっています。
また、イースターそのものの由来や意味については、別ページでまとめています。
イースターは、実は私たちの休日の日曜日にも大きくかかわっているなど、面白いことが分かるので、いちどご覧になってください。
関連ページイースターエッグの由来は?
イースターエッグというのは、もともと聖書に記述があるわけではありせん。
では、どうしてそんな言葉が定着しているのかというと、
- イースターという言葉はゲルマン人の神話から来ている。
- 春の女神の名前を「Eostre(エオストレ)」と言い、この女神は豊穣の神で、ゲルマン人は春分のころに春の到来(エオストレ)を祝うお祭りを行っていた。
イースターという言葉は聖書からではなく、ゲルマン人のこういった風習などから来ているので、本来はキリスト教徒は関係ないのですね。
ここからイースターという言葉が生まれ、それが今日まで続いているという由来があります。
そして、イースターエッグの由来についてはいくつかの説があります。
その中で一般的に伝えられている事について紹介しますね。
イースターまでの期間は、
これを守り、鳥の卵や肉類を食べることは禁じられていました。
それがイースターの日には、卵の食事が解禁となったのです。
そこでみんなは野山に野鳥の卵を探しにいった。
このような由来があります。
これが、次に触れる
エッグハント!
このイベントのもとになったのではないかと言われているんですね。
では、そのエッグハントという遊びと、イースターエッグが派手なワケとの関係について見ていきましょう。
イースターエッグが派手なワケは?
宝物のように目立たせたかった。
また、イースターエッグは派手な装飾や模様が描かれて、とてもカラフルなものが多いですよね。
あれは、「エッグハント」と呼ばれる遊びのために、宝物をイメージしたことからこのような派手な装飾が施されたという説があります。
エッグハントというのは、子供たちが家の中や庭、公園などに隠された卵を探す遊びで、イースターの時によく行われるイベントです。
このイベントでイースターエッグが使われているのですが、
どうせなら、イースターエッグを本当に宝物のようにしたい!
と言ったことから、派手な卵になったわけですね。
富の象徴だったから
イースターエッグがあのように派手な装飾が施されるのは、装飾された卵が、
このように信じられていたことから、イギリス国王エドワード一世は、450個ものゆで卵を金箔に包み友人や兵士に渡していた。
というような説もあります。
イースターエッグを使った遊び
このイースターエッグを使った遊びは、エッグハントだけではなく
- エッグロール:卵を割らないよう転がす遊び
- エッグレース:スプーンに卵を乗せて、地面に落とさずに競い合うレース
こういったイベントもあります。
イースターエッグの作り方や通販での購入は?
イースターエッグの作り方にはいろんな方法があるようですが、動画を見てもらった方がイメージがわきやすいかもしれませんね。
イースターエッグの作り方は、こちらの動画がとても面白かったです。
こんなふうに、ちょっとしたグッズやクレヨンなどを使って装飾すると、なかなか立派なイースターエッグになりますね。
ただ、この動画のようにイースターエッグを作るとなると、ちょっとした準備が必要になりますね。
ここまでせずに、もっと気軽に楽しみたい人は、
簡単にイースターエッグができる「卵に張り付けるシール」
というのがあります。
例えばこういうものですね。
【キラキラシール/イースターエッグ】
キラキラシール/イースターエッグ |
これだと張り付けるだけなので、小さいお子さんでも簡単にできます。
ゆで卵にしてから貼るようにすると、割れて中身が飛び出す心配もないので簡単ですね。
楽しんだ後は殻をむいて食べることもできますし、使いやすいと思いますよ。
あとがき
イースターも徐々に日本でも注目されるようになってきましたね。
すでにイースターエッグはチョコレートになって販売がされていたり、プラスチックの派手に装飾されたイースターエッグの容器の中に、たくさんのお菓子が入った詰合せが販売されたりしています。
また、驚きの演出なんですが、
イースターエッグの中に婚約指輪を入れて結婚を申し込む。
こんなサプライズをされている方も増えているのだとか。
これからだんだん注目されていくにつれて、色んなイースターの楽しみ方も出てきそうです。
最終的には1つの町や会場でイースターエッグを探す
「超特大規模のイースターハント」
なんてイベントも開催されたりするかもしれませんね。
そんなイースターの時期に行われているイベントなどはこちらで触れています。
また、このイースターの時期に取られる、「イースター休暇」にも触れているので、是非ご覧になって下さいね。
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