会社を辞める意思がある場合に、退職届を提出して会社を去ることになります。
今回は、そんな退職届の書き方について、縦書きと横書きの場合でそれぞれの例を交えながら解説していこうと思います。
また、作るときには手書きなのか、パソコンがいいのか?
そのあたりのことも含めて見ていきましょう。
退職届の書き方「縦書き」の場合
退職届の書き方で特に指定されていない場合には、縦書きでも横書きでもどちらでも構わないとされています。
ですので、特別な理由がないのならとりあえず「縦書き」で作成していきましょう。
では、実際にどのような退職届の書き方をすればいいのか、その文例を一つ紹介しながら解説していきます。
退職届の書き方「縦書き」の文例
退職届の書き方はこのようになります。
それぞれに振ってある番号を説明していきますね。
- 「退職届」と右端から中心付近に書きます。
- 「私事」「私儀」「私は」というような言葉を一番下に入れます。
- 自己都合の場合には「一身上の都合により」という言葉を入れます。
- 退職日は、なるべく事前に上司と相談して決めた日付を記入する。*日付の記入の際には、縦書きなので「漢字」で記入しましょう。
- 退職届の場合は「退職致します。」と書きます。
- 退職届を提出する日をかきます。
- 自分の役職、所属部署と名前、印鑑を押します。*印鑑はシャチハタなどはダメ
- 会社の正式名称と代表者の名前を書きます。
このようにして、縦書きの退職届が出来上がりです。
退職願の書き方「縦書き」の文例
ちなみに「退職願」の場合には、1番と5番が変わります。
1.「退職願」と書きます。
5.「退職致したくお願い申し上げます。」と書きます。
ほとんど退職届の場合と変わりませんが、この点だけ注意してもらえればと思います。
退職届の書き方「横書き」の場合
一般的には縦書きでいいと思いますが、横書きでの書き方も紹介しておきますね。
文言としては全く同じで、書き方が横になっただけです。
では、実際にはどのようになるかですが、こちらを見てもらいましょう。
このようにして書いていただければと思います。
また、退職願の場合も変える部分は縦書きのものを参考にしてください。
退職届は手書きのほうが良いのか?
この退職届ですが、会社で用意されている場合には特に気にすることはなく必要な部分を手書きで書いていけば大丈夫だと思います。
ただ、一から自分で作成するとなると、手書きがいいのかパソコンで作成してもいいのか迷うかもしれません。
そのような事情もありますが、基本的には手書きで作成することで、本人が書いたことが証明されるためパソコンで作成するより手書きのほうが好ましいとされています。
あとがき
退職届の書き方には縦書き横書き、または手書きかパソコンかで悩むかもしれませんが、一般的には
で作成すれば問題ないと思います。
また、退職の理由が自分都合ではなく会社都合の場合などは、退職理由の部分をそのように変えることが必要になります。
あなたの退職状況に合わせて作成するようにしてくださいね。
その他の退職届関連について、内容の書き方や封筒、用紙や折り方などを別のページでまとめています。
その中であなたが知りたいものがあったら、次の中から必要なページを読んでみてください。
関連ページ>>退職届と退職願、辞表の違いって何?どっちを提出すればいいの?
>>退職届の折り方は4つ折り? 3つ折り?a4やb5用紙の入れ方は?
>>退職届の封筒の書き方や入れ方は?郵便番号やサイズ、色などについて