ワキガの悩みが深く重度になるような場合、手術をして治す方法もありますが、そこで気になることの一つに、
ワキガ手術の料金っていくら位になるのか?
実は、ワキガの手術といっても様々あって、その内容によっても料金は変わってきますし、保険が適用されるかどうかも変わってきます。
では、実際にどんな方法があるのでしょうか?
今回はその手術方法と、また失敗したり跡が残ったりする可能性などにも触れながらまとめましたのでご覧ください。
ワキガ手術の料金っていくら位になるの?
ワキガの手術にはいくつかの方法がありますが、ワキガを治すためには直に目で見てワキガの原因を取り除く
『直視手術法』
これが効果的な手術として行われています。
この方法は「剪除法」と呼ばれ、様々あるワキガ手術方法の中でも高い確率で臭いを抑えることができると言われています。
この剪除法の料金は、
このような料金になっている場合が多いです。
ただ、この料金は「保険適用された場合の料金」で、そうでない自由診療の場合には「20万~40万円」は料金がかかると言われています。
ここまで差があると、やはりキチンと保険を使って手術を受けたいと思いますが、ワキガの手術に保険が利かないようなことはあるのでしょうか?
ワキガ手術に保険は利くの?
実は、ワキガの手術は保険が利く場合とそうでない場合があります。
保険が利く場合には一般的に、
この重度な場合という判断は、担当した医師によって決められます。
ワキガかどうかのチェックや、医師が直接臭いを確認したりなどでその最終的な判断がされるようです。
だから、場合によっては「保険が利くようなワキガのレベルではない。」こんなふうに判断されることもあり、さらには、「別の病院で相談したら保険が利くようになった。」
こんなケースもあるようで、この辺りは医師の判断に左右されるようです。
そんなワキガの臭いについてはこちらで詳しくまとめてます。
ワキガの臭いってどんな風に表現されるのか、実はかなりたくさんの例えがあり、人によってもその臭いの感じ方が違ったりします。
保険のきくワキガ手術
ワキガ手術の方法にはたくさんあり、先ほど触れた剪除法は保険が利く手術にあたります。
ただ、その他のワキガ手術はほとんどが保険適用がされません。
つまり自由診療となります。
保険が使えないので当然その料金は跳ね上がり、数十万円かかるケースも少なくありません。
また、その料金も病院やクリニックによって違いが見られるため、実際に問い合わせてみないと正確な金額はわかりません。
こういった料金の違いは、施術の内容や入院、アフターケアなども関わってくるためわからないんですね。
ワキガ手術の方法にはどんなものがあるの?
ワキガ手術の方法には『直視手術法』の剪除法以外に、『非直視下手術法』があります。
その手術方法には
- 吸引法
- 皮下組織削除法
ではそれぞれについて触れていきますね。
ワキガ手術の吸引法について
吸引法は、
という方法で、傷口が小さく手術後の跡が残りにくいため、その点では安心できる点が大きいですが、アポクリン腺が除去できているか目で見て確認が行えないので、再発の可能性も考えられます。
吸引法も保険適用が可能な手術とされてますが、美容目的が強いということでクリニックでの取り扱いが多く、保険適用されにくいということが言われています。
手術費用はおよそ10~20万円
ワキガ手術の皮下組織削除法について
皮下組織削除法は、
という方法で、傷跡がわりと目立つこともあるようです。
また、脇毛が生えてこなくなるため女性はいいかもしれませんが、男性にはチョット抵抗を持つかもしれません。
手術費用はおよそ20~30万円
ワキガの治療法
ここまで見てきてもらったのは、
ですので、それ以外の軽~中程度のワキガであれば、手術ではなく器具や薬を使った治療というのもあります。
こちらの治療の方も調べているとたくさんのことが確認できると思いますが、
- ミラドライ
- ボトックス注射
- 電気凝固法
など、他にもたくさんあります。
また、クリニック独自の治療法などもあったりして違いが見られます。
一方、薬で治療していく方法では、
- 塩化アルミニウム液(外用薬)
- プロバンサイン(内服薬)
これらの薬を使って改善していく事が多くあります。
まずこれらの手術の前に自分が本当にワキガなのかどうか、自分でもできるチェック方法があります。
また、病院でも似たような検査もあるので、こちらでどのような内容なのかも確認しておきましょう。
あとがき
ワキガ手術では様々な方法があって、その料金も保険適用されるかどうかでかなり変わってきます。
だから初めにその辺の気になることは聞いておかないといけません。
また、手術をする場合には、失敗するリスクも理解しておかないと後悔することになります。
病院側がその辺のデメリットについても教えてくれると思いますが、そこはキチンと確認をとっておきましょう。
手術後の失敗例としては、
- 代償性発汗(別の部分の汗が多くなる。)
- 傷跡・色素沈着
- 再発
こういった可能性はあるということ。
ただ、何を持って成功、失敗とするかはアナタ次第です。
「傷跡が残ってもいいから臭いが消えてくれればいい!」というのであれば、臭いさえなくなっていれば傷跡が残ってもそれは成功でしょうし、「傷跡も臭いもなくならないとダメだ!」というのであれば失敗でしょう。
こういったリスクの可能性と見比べて、色々な手術方法をあなた自身が選んでいかないといけません。
このように考えると、手術することは料金的にも精神的にもかなりの覚悟が必要になります。
ですので、いきなり手術というように考えるのではなく、まずはワキガ対策グッズなどで対応するのが一般的です。
グッズを使うことで臭いが抑えられ、周りの目が気にならなくなったり、普通に生活に支障がない程度にケアできるケースも少なくありません。
- どういったものを使えばいいのかわからない?
- 自分でいろいろ対策したけどうまくいかなかった。
- 市販のものは効果が実感できなかった。
といった時は、こちらで人気の高いものを中心に詳しくまとめているので、是非参考にして下さい。>>ワキガ対策の商品は?口コミで人気のグッズや市販の物は?