背に腹はかえられぬの意味や語源とは？その使い方や例文、類義語は？

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

背に腹はかえられぬ

この言葉の意味をご存知でしょうか？

しまった！授業で必要だったお金持ってくるの忘れた！

うさぎさん、すまないけどちょっとお金貸してくれないかな？今日忘れちゃって。

いいけど、利子は高いよ。

うう、背に腹は代えられない。頼むよ。

まいど!

「知っていて当たり前だ！」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「背に腹はかえられぬ」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう！

背に腹はかえられぬの意味とは？

背に腹はかえられぬとは、

このような意味があります。

背に腹はかえられぬの語源

背に腹はかえられぬの語源は

背中のために内蔵の入った大きなおなかを犠牲にすることはできないということに由来します。

また、背中はお腹と交換することはできないということ。

江戸のいろはかるたの一つとして数えられています。

背に腹はかえられぬの使い方や例文は？

さて、この背に腹はかえられぬという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

背に腹はかえられぬという言葉の使い方は、

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

背に腹はかえられぬを使った例文は

• 彼の力を借りたくはないが、締め切りが迫っている。背に腹は代えられない。
• 背に腹は代えられぬというが、いくら困っても闇金に手を出してはいけない。
• 期限切れの食べ物を食べるのは心配だが、遭難中なので背に腹は代えられない。

このような感じでしょうか。

多少の犠牲やリスクなら、現状打破のためには仕方がないといった感じですね。

背に腹はかえられぬの類義語は？

さて、この「背に腹はかえられぬ」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、意味の似ている言葉（類義語）もいくつかあります。

負うた子より抱いた子
背より腹
時の用には鼻をも削ぐ

あとがき

背に腹はかえられぬとはどんな意味があるのか。

その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして背に腹はかえられぬを簡単にまとめますね。

大切なことのためには多少他を犠牲にしても仕方がない

負うた子より抱いた子
背より腹
時の用には鼻をも削ぐ

彼の力を借りたくはないが、締め切りが迫っている。背に腹は代えられない。

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

＞＞「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ