私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
古今東西(ここんとうざい)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
僕は古今東西の映画が好きなんだ。
じゃあ、○○のシーンっていったいどういう意味なの?
いや、そんな映画知らないんだけど…。
古今東西、いろんな映画が好きなんでしょ?
いや、「古今東西」っていう題名の映画なんだけど…。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「古今東西」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
古今東西の意味や語源とは?
古今東西とは、
- 昔から今まで、すべてのところで。
- いつでもどこでも。
このような意味があります。
それぞれの漢字に分けて見てみると
古今:昔と今(時間の流れ)
東西:東と西(空間の流れ)
という意味です。
「東西」は東から西までの全ての場所のことと考えると、わかりやすいと思います。
南北を使わず東西で表現するのは、太陽の動きからだという考えが強いです。
古今東西の使い方や例文は?
さて、この古今東西という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
古今東西という言葉の使い方は、
- 「古今東西の~」「古今東西、」といった使い方がよく見られます。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
古今東西を使った例文は
- 古今東西、こんなにきれいな女性は見たことがない。
- 彼は古今東西の映画に詳しい
- ここには古今東西あらゆる野球選手の記録が展示してある。
このような感じでしょうか。
古今東西の類義語は?
さて、この「古今東西」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、意味の似ている言葉(類義語)もいくつかあります。
往古来今(おうこらいこん)
古往今来(こおうこんらい)
今来古往(こんらいこおう)
あとがき
古今東西とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして古今東西を簡単にまとめますね。
意味昔から今まで、すべてのところで。
いつでもどこでも。
往古来今(おうこらいこん)
古往今来(こおうこんらい)
今来古往(こんらいこおう)
古今東西、こんなにきれいな女性は見たことがない。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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