チアシードは栄養成分が豊富で満腹感も得られやすいことから、ダイエット効果などにも期待されているスーパーフードとして、かなり話題になっている食べ物です。
そんなチアシードにはこういった数々の効果が期待されている裏で、
チアシードは危険で副作用がある。
といったようなことも耳にしたりします。
そして、その副作用には下痢や便秘などの噂も耳にすることが多いのですが、果たしてそれは本当なのか?
実際に私が体験したことも交えて、正しい水で戻した使い方なども含めまとめましたので、チアシードの購入前に是非見ていただきたい内容になってます。
チアシードで気をつけたい危険な副作用とは?
チアシードには高い栄養成分と満腹感から、ダイエット効果が非常に期待されているスーパーフードで、アメリカトップモデルや、日本でもたくさんの芸能人の人も食べられている有名な食べ物です。
ただ、
といったことも耳にするのですが、私がこれに気づいたのは実際に使ってからでした。
これって私自身が体験したことなのですが、その経緯について説明しますね。
私が体験したチアシードの副作用
わたし最初は、チアシードをそのままヨーグルトに入れたりして食べていたんですね。
すると、一時間ほどしたらお腹が痛くなってきました。そして、なんとも言えないような、けだるい感じに襲われて調子が悪くなってしまったんですね。
これは何かおかしいな~・・・。
と思って、それでチアシードについて色々見てみてみると、
チアシードの副作用
というものが目についたので調べてみたんですね。
するとこのチアシードというのは、
きちんと水で戻してから食べないと危険な副作用がある。
ということが書かれているじゃありませんか。
私としては
え~、そんなの聞いてないよ~!
って感じでした。
それもそのはずで、販売ページにも書かれていないし、送られてきた商品パッケージにも何もかかれていないですし、むしろ固体のままサラダにふりかけるなんてレシピもあるし・・・。
- これって大丈夫なの?
- 危険なんじゃないの?
と思い、この時点でようやく食べ方について調べはじめ、そして色々な面で注意が必要なことに気づかされました。
そして、調べていくうちにこのチアシードには
という毒が含まれているというところに辿り着きました。
まずは、この「発芽毒」と、その「無毒化する方法」について見ていきましょう。
チアシードの危険性や副作用について
チアシードは「チア」という植物の種子なんですが、チアシード以外でも種子には「発芽毒」という毒が含まれているようなんですね。
この毒は体に悪影響があって危険と言われてます。
玄米なんかもこの発芽毒があるので、一度無毒化して食べないといけないようで、きちんと正しい方法で摂らないと逆に副作用で不健康になっちゃうみたいなんです。
玄米を無毒化せずに食べると、
- 疲れやすい。
- 痩せる。
- 筋肉がつかない。
- 衰弱する。
などといった体験をされている方もいるようです。
これってちょっと危険だなって思いました。
この発芽毒というのは「アブシジン酸」と言って、発芽のときに必要となる成分なのですが、発芽するとこの毒はなくなります。
だから、
と言うことなんですね。
じゃあどうしたらいいのかというと、特に難しいことは必要なくて、
ということです。
だから、1日10g使うとすれば150mlほどの水につけておけば良いわけです。
大さじ1杯のチアシード:約10g
大さじ1杯の水:15㏄
玄米でも販売されているものの多くは、
- 「発芽玄米」
- 「発芽米」
とかいった名前で販売されていると思いますが、あれって発芽させて無毒化した玄米を販売しているってことになるんですね。
チアシードについては玄米などの発芽毒のものを参考に、12時間以上水につけてから食べるのがいいとされています。
また、一日の摂取量も15g以内というように決められていますね。
これらについて私も結構調べてみたのですが、どうやらまだチアシードは長期間にわたる調査研究が進んでいるわけではなさそうで、15gと決めているのもアレルギー発症などの危険性もあるからこの量に定めているようです。
「15g以上はカロリーが高いから」
とかもありますが、それ以前に、
「まだわからないことも多いから」
なので、たくさん食べ過ぎると何があるかわからないと言うのが正直なところのようです。
チアシードの発芽毒についてきちんとした発表も見つけられなかったですが、研究が進むともっと色々なことがはっきりしてくるかもしれません。
水に浸さず食べる食べ方も色々なレシピとして紹介されたりしていますが、食べ物なので安全性も重要ですし、今できることはきちんとやっておいてから食べるほうがいいと思いますよ。
参考文献:独立行政法人国民生活センター「話題の食材「チアシード」とは?」
こういったチアシードの食べ方をきちんと守らないで食べるのは良くないと思うので、水に浸してから量をきちんと守って食べるようにしてください。
次も、実際に私が体験してしまった危険な副作用の様子をお伝えします。
チアシードを食べたら便秘になるの?
チアシードの食べ方については上で見てもらったように、水に浸して量を守って食べていただくと問題ないかと思いますが、適当に食べていると危険な副作用に襲われる可能性があります。
その中でよく聞くチアシードの副作用が、
便秘
では、どういう状況で便秘になってしまうのか?
色々な人の意見もあるのでそれらも参考にピックアップしました。
チアシードを食べたら便秘になった?
上でも注意しましたが、
チアシードを固体のまま食べた人が便秘になった。
と言うような副作用をよく目にします。
どうやら、水に浸さずにチアシードを食べることで、
とのことで起こってしまうようなのです。
だから、固体のまま食べてしまった場合は、その後できちんと水分補給をしないといけないことになるんですね。
また、チアシードのとりすぎによっても便秘を引き起こしてしまう可能性もあるようで、やはり食べ方と量はきちんと守らないと便秘の副作用に悩まされそうです。
チアシードを食べたら下痢になるの?
次は便秘とは反対に、下痢になったと言う副作用の報告もよく目にします。
私の場合もチアシードを適当に食べて下痢気味になりました。
水に浸したチアシードはネバネバしたものが周りにまとわりつきますが、あれは「グルコマンナン」といって、こんにゃくなどにも含まれる食物繊維です。
水に浸したチアシードは食物繊維も豊富なので、食べると便通がよくなる効果も期待されていますが、食べすぎはどうも下痢にまで発展しかねないようなことが起こるようですね。
私の場合は固体のまま食べたときに下痢気味になってしまいましたが、固体のまま食べると便秘になったと言う人が多いようです。
いったいどっちなんでしょうか?
これについては調べてみると、
「日本人と外国人との体のつくりの違い。」
というものが目に飛び込んできました。
日本人と外国人との体のつくりの違い。
私が体験した副作用について色々調べてみると目に付いたのが、
日本人と外国人との体のつくりの違い。
という部分でした。
これについて触れていきますね。
そもそもチアシードは海外からの輸入品であって、海外で人気になった商品が日本に入ってきています。
そして、このチアシードの推奨されている摂取量は1日15gまでとなっているのですが、この量が問題だと指摘されています。
というのも、私が何も考えず食べていた量が、およそ6~10gくらいを一度に食べてしまっていたんです。
これの何がいけないのかというと、
チアシードは豊富な脂肪酸を多く含んでいることからもわかるように、油分が多く含まれているんですね。それを一度に摂ってしまうと、今回私が体験したような体調不良を起こす可能性があるということなんです。
この理由が、今回私が体験した危険な副作用の原因に一番しっくり来るものでした。
だから、体が慣れるまでは、いきなり大量のチアシードを一度にとらないほうがいいようです。
理想的な摂り方は、
といったように細かく分けるのが良いと考えられますね。
この油分の強さというのもやはり個人差があるようで、どうも私は弱い部類のようでした。私の家族にも試してもらったのですが、私と同じ量を一度に食べてみても特に副作用のような体調不良はありませんでした。
ですので、こればかりはあなたが一度試してみないことには何ともいえませんが、油分に弱い人は注意が必要なんだなって実感した一件でした。
あとがき
今回はチアシードの危険な副作用と、それによく見られる便秘や下痢についてまとめました。
やはり、
- 水にきちんと浸して食べる。
- 1日15g以上の量はとらない。
と言うことを守って、副作用が起こらないように食べるのがいいと思います。
私は最初適当に食べてしまっていましたが、そのとき表れた症状には、
下痢
倦怠感
頭痛
ムカムカ
と言ったような副作用が出てしまいました。
どれも症状は軽いものですぐに治まりましたが、何となく体全体がダルくなった感じはありましたね。
これは、玄米の発芽毒の影響として表れる副作用に近いものがあったので、おそらくそのようなあおりを受けたんじゃないかなあと思っています。
そして、
「もしかしたら、あれはたまたまだったのかな~?」
とも思い、別日に同じ事をしたら同じように調子を悪くしてしまったので、私と同じように調子を崩す人もいるかと思います。
あと、アレルギー反応が出たり、そもそも体質に合わないといった場合もあるようなので、そういう場合は食べないように注意してください。
販売ページとかパッケージには使い方とかがきちんと書かれていなかったので、私のようになってしまった人もいるかと思います。でも、きちんと使い方を守るようにしてからはこういった危険な副作用は表れずに食べれてます。
チアシードの副作用については「生で食べれる。」と書かれているので、あなたの場合は大丈夫なのかもしれませんし、私のそのときの体調や体質も影響してしまっているのかもしれません。
今回のことは私が体験した一つの例なので、これがすべてというわけでもないかもしれません。
ただ、より安全に食べるのであれば水に浸けて量もきちんと守った方がいいのではないかなと思います。
あなたもせっかく健康になろうと頑張ってるのに、こんな風に体調を崩したら意味が無いので、安全に食べれるようにしてくださいね。
チアシードの保存などと一緒にまとめているので、ぜひ参考にしてください。