麦茶は各家庭によって作り方が違う場合がありますが、あなたの家では麦茶になにか入れて飲みますか?
例えば、
- 麦茶に砂糖を入れる。
- 麦茶に牛乳を入れる。
- 麦茶に塩を入れる。
こんな習慣がある人もいて麦茶にも色んな作り方、飲み方があります。
それは地域による違いなのか?それともそういった個人だけの飲み方なのか?パックからの水出しとはどう違うのか?
などなど、意外と知らない麦茶の飲み方や作り方について見ていきましょう。
麦茶に砂糖や牛乳を入れるとどんな味になる?
私個人は麦茶には何も入れず、そのまま飲んでいますが子供の頃は麦茶に砂糖を入れて飲んだ記憶があります。
麦茶に砂糖を入れて飲むと、紅茶のような感じです。
表現はちょっと難しいのですが、紅茶のように美味しいわけではないですね。ただ、飲めないこともないし悪く無いです。
これも好きな人は好きなんじゃないかな。
今では少ないようですが、昔は砂糖を入れていた地域も多いようです。
麦茶に砂糖を入れて飲まれていた地域を調べてみると、関東地方や東北地方にその傾向が強いようで、麦茶を作っている時にすでに砂糖を入れていた家庭が多かったようです。
中には
何て言う強者の家庭も。
関東、東北、中部地方あたりまで砂糖を入れて飲まれる方が見られていますが、関西、中国、九州地方に行けば行くほど麦茶に砂糖を入れて飲まれる方はい少なくなっています。
蓮舫さんのツイートでもありましたが、台湾の方では麦茶に砂糖を入れて飲まれていたようです。
海外でも砂糖入りの麦茶は結構ポピュラーなようですね。
砂糖を入れて飲むといった作り方ですが、濃い煮出した麦茶に砂糖を入れます。
香ばしさを出した状態で砂糖を入れると、普通に麦茶を作ってから砂糖を入れるのとはまた違った風味になります。
麦茶に牛乳を入れた飲み方
また、牛乳を入れて飲むとほんのり後から牛乳の香りが来るといった感じでしょうか。
入れる割合にもよると思いますが、カフェオレを作るような感じで飲んでみたらこんな感じでした。
麦茶の濃さもあるでしょうけど、味はコーヒー牛乳のようになるといった感じです。先ほどの砂糖も一緒に入れることで、よりそのような味に感じます。
麦茶はノンカフェインなので、カフェインをあまり摂りたくないと言った人には優しい飲み物になっていますね。
他にもこういった組み合わせで、違う味のものになるというシリーズがありますよね。
- きゅうり + はちみつ = メロン
- プリン + 醤油 = ウニ
- ミカン + 海苔 + 醤油 = イクラ
- アボカド + わさび醤油 = マグロ
これらのように、
というのも図式化されています。
その割合にもよるらしいのですが脳が認識する味を数値化して、実際に
ということが成り立つ実験もされているとのことで、結構アリなのではないでしょうか。
麦茶には砂糖?塩?あなたはどっち派?
砂糖入りの麦茶を飲まれている方が意外と多いのですが、実は「塩」を入れて飲まれていたという話もあります。
なぜ塩?
と思われる方も多いと思いますが、スイカに塩をかけて食べるなんて言うのも塩が、かえってスイカのあまみを強く感じさせる働きをするといった味の対比効果を使った科学的根拠がありますよね。
塩を入れるというのも、夏場にはかなり有効な方法だったと推測されます。
それは、「熱中症予防」です。
夏場は汗とともに塩分(ミネラル)が体外に放出されるためその補給は欠かせません。
昔はスポーツドリンクなんてものはなかったので、麦茶に塩を入れて水分と塩分を両方補給するといった方法で夏場を過ごしていた、なんて地域もあったのですね。
今では、便利なスポーツドリンクや熱中症対策の商品もたくさん販売されていて、麦茶に塩を入れるなんてことはなかなかやらなくなりました。
とよく聞かれる地域を調べると北海道、そして京都周辺の関西地方に麦茶に塩を入れて飲まれている地域が多く存在していたようです。
こうみると
- 関東地方、その周辺地域では砂糖
- 関西地方周辺または北海道では塩
それ以外の中国、四国、九州は何も入れない。
このような図式のようですね。
麦茶の栄養素や効能について別のページでまとめているので、こちらも是非ご覧になってくださいね。
関連ページ>>麦茶の成分ってどんなの?栄養やカロリーは?カフェインミネラル
>>麦茶の効能でダイエットができる?利尿作用や血圧への効果は?
麦茶の作り方とは?
麦茶には色んな作り方があると思いますが、今ではパックを水に浸して水出ししても飲めるようになっていますが、本当は沸騰したお湯にパックを入れて煮詰めていく(煮出し)ほうが加熱もされているので衛生面でも良いとされています。
水出し、煮出しのどちらにもメリットとデメリットはあるのであなたのスタイルに合った方でいいと思います。
麦茶の水出し、煮出しのメリットとデメリット
【水出し】- メリット:簡単、早い、冷やさなくていい
- デメリット:加熱処理がされていない、香りが弱い
- メリット:殺菌効果、香りが強い
- デメリット:時間がかかる、光熱費がかかる
水出しの香りの弱さをカバーするために、インスタントコーヒーをひとつまみ入れて香りを出すといった方法もあります。
ぜひ一度お試しあれ。
また、
取り出さないと苦味やエグみが余計に出てしまって味が落ちてしまいます。
また、麦茶は通常の水に比べて傷みやすくなります。
ですので、2~3日程度しか保存は効かないと考えておきましょう。
あとがき
麦茶にも色んな飲み方があり、楽しめる要素がたくさんありますね。
今では麦茶はパックからすぐにお茶ができるよな作りになっているため非常に便利になりました。
昔から愛飲されている麦茶にも、様々な進化が見られていますが根本的な「庶民の飲み物」という部分は同じですね。
各地域によって様々な飲み方があり、
「昔は麦茶に砂糖を入れて飲んでいた。」
なんて、友達に言うと
- 「うちも砂糖入れてた。」とか、
- 「いやいや、麦茶に砂糖とか入れんし。」
など反応も様々でした。
あなたの周りでも、そんな麦茶の色んな飲み方を効かれてみてはどうですか。
これ以外にも色んなアイデアや、思いもよらないの見方があるかもしれませんよ。