私たちが普段良く飲む麦茶。
何気なく飲んでいる麦茶ですが、その中には様々な成分が含まれています。
ではいったい、
麦茶には一体どんな成分が含まれているのでしょうか?
そして、麦茶の中に含まれている栄養やカロリー、飲み物として気になるカフェインの有無や、ミネラルなどについて麦茶の正体を徹底解明していきます。
麦茶の成分ってどんなの?
私たちが普段からよく飲む麦茶にも、様々な成分が含まれています。
その麦茶の成分について、表にしてまとめてみました。
【三大栄養素】
タンパク質:0g
脂質 :0g
炭水化物 :0.3g
【ミネラル】
ナトリウム:1mg
カリウム :6mg
カルシウム:2mg
リン :1mg
亜鉛 :0.1mg
【ビタミン】
ビオチン :0.1μg
【脂肪】
なし
【アミノ酸】
なし
一般的な麦茶の成分はこのようになっています。
これらの成分だけ見てもよくわからない部分もあると思うので、一日の摂取量なども比較してみていくと見やすくなると思います。
それについては、次の項目の
「麦茶に栄養はあるのか?」
という点から見て行きたいと思います。
麦茶に栄養はあるの?
上で表にしたようにミネラルを含んでいるので、麦茶にも栄養素はあると言えます。
これを、一日の成人女性の摂取量で比較していくと次のようになります。
【三大栄養素】
タンパク質:0g(50g)
脂質 :0g(43g~65g)
炭水化物 :0.3g(243g~341g)
【ミネラル】
ナトリウム:1mg(7.5g未満)
カリウム :6mg(2,000mg)
カルシウム:2mg(650mg)
リン :1mg(900mg)
亜鉛 :0.1mg(9mg)
【ビタミン】
ビオチン :0.1μg(45μg )
【脂肪】
なし(45~55g)
【アミノ酸】
なし(必須アミノ酸の必要量約16g)
注:()カッコ内が成人女性の一日の摂取量です。
一日摂取カロリーを約2000kcalで計算しています。
このようになっています。
さすがに麦茶だけで一日に必要摂取量のミネラルなどの栄養を摂るのは厳しいですね。
しかし麦茶には生活習慣病である高血圧の予防や、血流をサラサラにしてくれる効果が期待できるのでとてもいい飲み物なんですね。
麦茶の効能については別のページで詳しくまとめています。
関連ページ>>麦茶の効能でダイエットができる?利尿作用や血圧への効果は?
ミネラル麦茶なども販売されていますが、そちらの方はさらにミネラルが豊富なので熱中症予防などにも効果が期待できます。
麦茶にカロリーはあるの?
上の麦茶の成分を見てもらってもわかるように、3大栄養素はほとんど含まれていません。
炭水化物が0.3g含まれている分、カロリーがありますが100mlで1kcalとなっており、ほぼカロリーはないと言っていいでしょう。
麦茶はカロリーがない。
と聞いたことがある方もいると思いますが、100mlあたり5kcal以下なら「ゼロカロリー」と表示して良い事になっています。
ですので、
麦茶はカロリーがないのでダイエットをされている方にも一役買ってくれる飲み物として、とても飲みやすいといえるでしょう。
また、麦茶はノンカフェインのものが多いので、気になる人にとっても安心できる飲み物ですね。
健康面を気にされている人で、特に血圧や血流などに注意したい人はトクホの胡麻麦茶などは注目されていますね。
あとがき
普段私たちが何気なく飲んでいる麦茶にも、ある程度の栄養素は含まれているし、カロリーも殆ど無いということも知ることが出来ましたね。
昔から麦茶は愛されてきた飲み物ですが、現代でもその姿は様々増えましたが基本的には健康によい飲み物です。
ジュースやコーヒーばかりではなく体にやさしい麦茶も飲んで、夏場やダイエットの際に重宝してくださいね。