冬至

冬至でゆず湯に入る由来とは?作り方や入り方は?風呂効能時期やり方

2015年10月5日

冬至 ゆず湯 由来

冬至の日にゆず湯に入るといった風習が今でも残っていて、ニュースなどでもちょこっと紹介されたりしますよね。

他にもかぼちゃを食べたりする風習もあり、何となく昔から続いているものといった感じもあります。

では、

check002  どうして冬至になったらゆず湯に入るんでしょうか?

その由来について見てみるとちょっと面白いことがわかります。

また、

check002  ゆず湯の作り方や入り方はどうすればいいのか?

これもちょっとしたやり方があって、知らないで適当にやっちゃうとお肌がピリピリする場合もありますし、片付けが面倒になったりもします。

また、入った後きちんと

「あること」

をしないと、お肌のシミになったりするかもしれないのです。

そんな柚子を使ったお風呂の効能や、この時期に入る意味なども含め

check001  冬至でゆず湯に入る由来と、その作り方や入り方

ということについてまとめたのでご覧ください。

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冬至でゆず湯に入るようになった由来とは?

まずは冬至がいつなのか知っておいてほしいのですが、今年の冬至の日にちはこちらで詳しく載せていますので確認しておいてください。

yajirushi16

>>冬至はいつ?日の出と日の入り時間や夏至との差は?

 

さて、冬至では

ゆず湯に入る

といったことが風習としてあります。

ニュースとかでもちょこっと紹介されたりしますね。

実際私も小さいころ一度やった記憶がありますが、よくわかっていなかったためか、お風呂に浮いていた柚子を割って遊んでいたと思います。

では、

check002  ゆず湯に入るようになった由来は何なのか?

これにはいくつか諸説あります。

 

1.運を呼びこむ前の厄払いの禊だった。

このゆず湯には、

check001  厄払い

の意味が込められていて、

運を呼びこむ前の厄払いの禊(みそぎ)

として風習になっていたのですね。

「運を呼びこむ」

ということですが、冬至は

一年の内で最も昼が短く夜が長い日

とされていて、最も昼が短い冬至を境にだんだんと昼が長くなることから、運もだんだんと上がっていくと考えられていたんですね。

 

2.語呂合わせだった。

ゆず湯には、

  • ゆず:「融通」がきく
  • 冬至:「湯治」

 

と言った「語呂合わせ」の意味で、ゆず湯に入るようになったなどの由来もあります。

湯治は、

湯に浸かって病を治す。

と言った意味が込められているので、

085145   これから風邪を引かず元気に過ごせるように。

との意味もあったと考えられます。

補足

5月5日のこどもの日には、「菖蒲湯(しょうぶゆ)」に入るというのも、「我が子が勝負に強くなる、勝つように。」と言った意味が込められたものなので、それと同じような風習だと考えられますね。

関連ページ

>>端午の節句のお祝い料理はどんな食事?兜飾りの時期は?

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冬至で入るゆず湯の作り方は?

こういった由来のあるゆず湯ですが、やり方を適当にして作ってしまうと、

肌がピリピリする!

と言った事態に。

って言っても、普通は適当にやっちゃうものですよね。

ニュースなどで紹介されているゆず湯を見ても、柚子をそのまま入れているようにしか見えないですし、あれで良いんだって思っちゃいます。

実は柚子をそのままお風呂に入れちゃうと、あんまり香りが感じられません。

柚子を丸ごとそのまま入れる作り方では、家庭のお風呂では大きさによって柚子が10個以上必要になることもあるので、たいていは輪切りにしたり、半分に切ったりする作り方が言われています。

しかし、これにもちょっと問題があります。

こんな風にゆず湯の作り方は色々ありますが、それぞれの作り方の良いところと悪いところを見ていきましょう。

 

1.柚子をそのまま入れる。

柚子をそのまま湯船に入れる場合は、香りを感じるためには数が必要になります。

また、生の柚子を入れると若干お湯の温度が下がるので、ちょっと熱めのお風呂を用意しましょう。

使い終わって残った柚子は食べれます。

柚子をそのまま入れると、ゆず湯の気分がMAXで味わえます。

 

2.柚子を切って入れる。

柚子の数が2~3個位で少しで済みます。ただし後片付けが面倒です。

柚子に含まれる成分がお風呂にたくさん出るので、それが肌を刺激してピリピリする場合があり、敏感肌の人や赤ちゃんなどにはオススメできません。

 

3.柚子を絞る。

柚子をあらかじめ熱湯につけておいて、冷めたら水切りネットや不織布に入れてお風呂で絞ります。

種や果実が散らばらないので後片付けが楽で程よく香りも広がります。

ピリピリするのも状態を見ながら絞る程度を調整するだけでいけるので、わりと安心です。

柚子の数もそんなにいりませんし良いところが多いですが、準備が若干ですが面倒。

 

面倒な人のために、「究極のゆず湯の作り方」

「え~い、面倒だぁ!もっと楽なの無いんかい!」

こんな声が聞こえてきそうですが、そんなあなたには、楽天でもこんなのが売ってます。

 

柚子100%の入浴用わが家のゆず湯

入浴剤なので手軽に雰囲気が味わえて楽しめると思います。

麦茶のパックみたいなやつなので簡単に作れますし、プレゼントなんかにもいいですね。

check001  これを使って、2~3個柚子を丸ごと入れれば完成です。

ゆず湯の気分がなかなかに味わえます。

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冬至で作ったゆず湯の入り方は?

先ほどの作り方で作ったゆず湯ですが、丸ごと柚子を入れた場合は片付けのことも考えて中身は出さないほうが良いです。

と言っても、子供が入ったらまあまあの確率で実を剥かれるでしょうね。

ゆず湯自体は普通のお風呂と同じくように入ってもらったら良いと思いますが、柚子は多くの精油成分が含まれていて

check001  紫外線と反応してお肌のシミになる。

といった場合もあります。

ですので、ゆず湯に入ってから太陽を浴びるのは避けたいところですし、夜に入る場合でも湯船から出た後は、

きちんとシャワーで洗い流す。

ということを忘れないようにしてくださいね。

 

ゆず湯の効能

ゆず湯の効能には様々ありますが、主な効能をまとめてみました。

  • 保温効果
  • 美肌効果
  • ダイエット効果
  • 疲労回復効果
  • リラックス効果
  • 冷え性予防

などなど、様々な効果が期待できます。

柚子の成分には

クエン酸、ビタミンC、リモネン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンP、シトラール、ペクチン、ヘスペリジン、フラボノイド

こういった成分が含まれていて、冬の時期にはありがたい保温や美肌の効果が期待できる成分がたくさんですね。

また、柚子に含まれる「リモネン」は汚れを落とす効果が期待でき、洗剤などにも広く使われているので、

お風呂の掃除が楽になる。

といった効果も期待できるんですね。

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あとがき

冬至の日には

  • ゆず湯に入る。
  • かぼちゃを食べる。

といった風習があり、ゆず湯に関してはこのように、ちょっとした語呂合わせ的な意味もあったのですね。

かぼちゃを食べる風習に関しては別のページでまとめてるので、こっちも良かったら見て下さい。

関連ページ

>>冬至でかぼちゃを食べる由来とは?地域でレシピが違う?作り方理由

冬至で食べるカボチャにも、たくさんの由来や意味が隠されています。

 

実はかぼちゃを食べると言っても、地域によってスゴイばらつきがあるんです。

私は関西出身なのでかぼちゃの煮物がメインでしたが、東北地方などでは小豆とかぼちゃを使った「いとこ煮」なんてのもあったんですね~。

他にも色々と地域によって結構違うので見てみると面白いですよ。

実は、中国では「○○」を食べてたり・・・。

最近ではゆず湯をしているなんて家庭は少なくなっているかもしれませんが、こういった風習には色んな由来があったり、地域によっての違いもあるので楽しいですね。

 

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