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ワキガ治療の薬は病院で処方される?飲み薬など薬局で市販してるの?

2017年12月22日

ワキガ 治療 薬

ワキガの治療には薬を使った方法があります。

その薬の処方は一般的に病院で出してくれますが、皮膚科での保存的療法の目的で出してくれることが多いようです。

 

でも、病院に行かなくても薬局とか市販で販売されていないの?

こう思う人も多いと思いますが、市販で販売されているものとそうでないものがあり、副作用の問題なども大きく絡んできます。

そこで今回は、

ワキガ治療のために、病院でどんな薬が処方されているのか。

また、薬局などで市販されてるワキガの薬はどれなのか。

そんなワキガ治療の薬についてまとめました。

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ワキガ治療の薬は病院で処方されるの?

ワキガの改善方法には、

  • ワキガ対策グッズを使う
  • 生活習慣(食べ物や運動、ストレス解消など)
  • 病院での治療(保存療法、手術)

などがありますが、病院に行ってワキガ治療のための薬をもらうということもできます。

ワキガ治療を行い場合には、病院の皮膚科や形成外科、または美容外科などのワキガを専門で扱っているクリニックで診察を受けることもできます。

 

いろんな方面からワキガの治療を受けることができますが、皮膚科や形成外科など病院によってその治療方針が変わることがあります。

何科でどんな治療が行われるのかは、こちらの記事でまとめているのでご覧になってください。

関連ページ

>>ワキガは病院の何科?病気扱いで保険は効くの?検査の診断方法は?

 

そのワキガ治療の薬の処方ですが、薬などで様子を見ながら改善してく傾向が高いといわれるのは皮膚科です。

すぐに手術といった流れではなく、保存的治療で薬や生活改善などでワキガ治療を施していくことが多いようですね。

だからはじめは皮膚科に行って、自分の状態を確かめながら経緯を見守っていくのがいいと思います。

そんなワキガのチェック方法についてはこちらでまとめています。

関連ページ

ワキガのチェック方法でティッシュや綿棒を使う?病院の検査リストは?

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ワキガの治療薬に保険は効くのか?

ワキガ 保険

ワキガの治療には、実は保険が効かないものもたくさんあって、特に手術などは保険が効かないと数十万円にもなります。

また、手術でなくてもボトックス注射や電気凝固法など、切らないで治療することもありますが、4万円~といったように費用もかかるし、期間も限定されたりします。

そのような治療にかかる高いお金ですが、薬の処方がされるときには保険が効くものもあり、ワキガ治療で使われる薬で有名な、

  • プロバンサイン
  • 塩化アルミニウム液

 

これらは保険適用がされるので、1000~2000円くらいで処方されるので安心です。

ただし、どちらも副作用があり、しっかりと医師の診断を受けたうえで処方されたものでないと、後々になって違った心配が現れる可能性もあります。

そんなワキガの自覚症状についてはこちらでまとめています。

関連ページ

ワキガの自覚症状や自分でわかる方法とは?本人にわからせるには?

 

ワキガに効く飲み薬ってないの?

ワキガ 薬 市販

先ほどの病院で処方されるワキガの治療薬ですが、

  • プロバンサイン(飲み薬)
  • 塩化アルミニウム液(塗り薬)

プロバンサインは飲み薬のワキガ治療薬です。

正確に言うと「臭化プロバンテリン」と呼ばれるもので、ワキガの治療ではありません。

 

この薬は「汗を抑える」という目的で処方されている薬です。

ワキガの大もとの原因は、アポクリン腺と呼ばれる汗を出す器官から出る、皮脂やタンパク質などが混ざった汗にあります。

ですので、その汗を抑えることで、臭いを抑えようといったものですね。

そんなワキガの臭いについてはこちらで詳しくまとめてます。

関連ページ

ワキガの臭いってどんな感じ?種類や特徴は?自分でわかる例えレベル

 

手術などでは、このアポクリン腺を取り除くということをするので、薬での治療は根本的な解決ではありません。

どちらかと言えば、多汗症のための薬といった意味合いが強い薬がプロバンサインになります。

他にも、精神的発汗が見られると判断された場合には、

  • マイナートランキライザー(抗不安薬)
  • トフィソバム(自律神経調整剤)

といった薬で精神を落ち着かせて汗を抑えるといったアプローチもあるようです。

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ワキガの薬の副作用とは?

このワキガ治療に使われるプロバンサインには

  • 「口や目の渇き」
  • 「尿の出が悪くなる」

などの代表的な副作用があります。

汗が出ないだけではなく、体全体の水分の発生を抑えてしまうことがあり、それによって夏場に汗が出ずに倒れるといった事例もあります。

注意

処方された量を間違って飲まなければ大丈夫ですが、汗は体温調節をつかさどる大事な生体反応です。

汗が出ないとどんどん体に熱がこもってしまうので、薬によって熱中症になってしまうわけですね。

 

また、もう一つの塩化アルミニウム液は塗り薬になりますが、こちらも汗を抑える薬となっています。

ただ、これも強力なので、汗の出る穴を変性させてしまう働きがあります。

だからこちらも扱いに注意しないと、ひどいかゆみや炎症を起こす可能性もあるので注意が必要なんですね。

 

ワキガの薬は薬局など市販で販売してるの?

これらのワキガ治療の薬は、基本的には病院で処方されるものです。

副作用についても見てもらったように、自分の判断だけで量や使い方を勝手に決めて使うのは危険です。

ただ、塩化アルミニウム液の薬は薬局など市販で販売されている場所もあります。

塩化アルミニウム液という名前ではなく、この原料を使った「オドレミン」という薬が楽天などでも販売されています。

その評価を見ても高く、口コミなどもいいことが連なっていますが、やはり

汗が全然でなくなって臭いもなくなった。

こういったコメントが多いですね。

だから良いと思って、何でもかんでも塗ったりしていると体に異常が起こる可能性もあるので、用法容量は守るようにしましょう。

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ワキガの飲み薬の市販は?

もう一つのプロバンサインについては市販での販売はありません。

こちらは基本的に医師からの処方になると思います。

ただ、海外から個人輸入や輸入代行業者から取り寄せるといった方法もあるようです。

ただし、その場合は一切責任を負うことはできませんので、使い方には十分注意してください。

 

この場合は保険適用もされず、医師の診断で処方されたものではないので、異常が出る可能性も十分考えられます。

安全性を考えるなら、まずは皮膚科などに行ってしっかりと診断してもらったうえで使うようにしましょう。

そんなワキガはうつることがあるのか、こちらでまとめています。

関連ページ

ワキガはうつるの?感染するの?洗濯やお風呂で服や体に臭いは?

 

あとがき

ワキガ治療の薬は病院でも処方されるのか。

また、飲み薬や塗り薬など、薬局で市販はされているのかまとめましたがいかがでしたか。

ワキガの治療薬とはいっても、基本的に汗を抑えて臭いを抑えるといったアプローチの薬が多いようです。

根本的なアポクリン腺の除去を考えるのであれば、手術といった選択肢もあります。

ただ、「そこまで重いワキガでなければ手術まで必要ない。」といった医師の意見も多いので、薬やグッズなどで抑えれる範囲のワキガならこういった対策でいいと思います。

もし、ワキガ対策のためのグッズについても見ておきたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

関連ページ

>>ワキガ対策クリームは市販でも効果ある?口コミや薬局の安い商品は?

実際に私も使ったものや、評判の高いものなどまとめています。

 

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