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とばっちりの意味や語源とは?その使い方や例文、類義語は?

2017年8月28日

とばっちり

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

とばっちり

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

あれ、ひよこさんがめずらしくネコさんに怒られてる。

 

あ、うさぎさん、こっち来たらダメ・・・。

 

うさぎさんもちょっと話あるからこっちに来て。うさぎさんもこの花壇を見てどう思うの?

 

どうって・・・、ねぇ、普通じゃないの?

 

これのどこが普通なの!こんなに荒れてて、何で黒猫さんにしっかり言ってくれないの!

 

ああ、とばっちりだ・・・。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「とばっちり」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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とばっちりの漢字や意味とは?

とばっちりとは、

たまたまその場に居合わせたために被害に巻き込まれてしまうこと。

このような意味があります。

 

とばっちりの語源

とばっちりの語源には、水が飛び出る様子から来ています。

岩の割れ目などから、水が走るように湧き出て飛び出る様子を「とばしり」と言います。

この様子は、「水が飛び散るようだ」ということで

とば散り

このように言い間違えられました。

さらにこれが強調されて

とばっ散り

となりました。

水が飛び散ることで、服が塗れてしまうことからこの言葉の意味も、

巻き添えを喰らう

というような意味に転じて、現在使われるようになっています。

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とばっちりの使い方や例文は?

さて、このとばっちりという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

とばっちりという言葉の使い方は、

  • 関係ないのに巻き添えを食うとき
  • とばっちりを食う、とばっちりを受けるといった使われ方が多い。

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

 

とばっちりを使った例文は

  • 前の車が事故っていたので避けようとしたら、とばっちりで後ろから追突された。
  • 同僚のミスに上司が怒り、とばっちりを食らってこっちも怒られた。
  • 道を歩いていたら打ち水のとばっちりを受けて服が濡れた。

 

このような感じでしょうか。

基本的には、自分は関係ないのに不幸なことが起こってしまうときに使われることが多く、文章からも感じ取れると思います。

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とばっちりの類義語は?

さて、この「とばっちり」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

  • 巻き添えを食う
  • あおりを受ける

このような言葉が似ているのではないでしょうか。

 

あとがき

とばっちりとはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとしてとばっちりを簡単にまとめますね。

意味

たまたまその場に居合わせたために被害に巻き込まれてしまうこと。

補足

語源は、水が走るように湧き出て飛び出る様子から

使い方・例文

前の車が事故っていたので避けようとしたら、とばっちりで後ろから追突された。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

関連ページ

>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

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