その他の言葉

忖度の意味や語源とは?その使い方や例文、類義語は?

2017年8月27日

忖度

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

忖度(そんたく)

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

やっぱり学校はキレイにしないといけないよね。

 

結構まともなこと言うね。

 

校長先生って一人で掃除してるときあるけど、やっぱり、キレイにしたいと思ってるからだよね。

 

校長先生のことを忖度すると、やっぱりみんなにもやって欲しいのかな。

 

だろうね。僕らだけでも手伝ってみるかい?

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「忖度」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

スポンサードリンク

忖度の漢字や意味とは?

忖度とは、

他人の心、気持ちをおしはかること。

このような意味があります。

つまり、相手の立場に立ってその気持ちを考えたとき

  • 「相手はこのように思っているだろう」
  • 「こう考えているだろう」

というように、自分なりに解釈することを意味しています。

スポンサードリンク

忖度の語源や由来

「忖」という漢字は、「おしはかる、他人の気持ちをおしはかる。」という意味になります。

もう一つの「度」という漢字は「ものさし、はかる、たび、わたる」という意味になります。

「忖」も「度」も推し量るという意味になりますね。

 

忖度の使い方や例文は?

さて、この忖度という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

忖度という言葉の使い方は、

  • 相手の気持ちを察して行動するとき。
  • 相手はこう考えていると自分の中で推測する。
  • 悪い意味で使われるわけではない。

こういったシーンで使いたい言葉です。

森友問題の時に使われて以来、すっかり悪いイメージとして定着してしまいましたが、本来はそのようなことはなく、ここまで見ていただいたように使い方次第ですね。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

スポンサードリンク

忖度を使った例文は

  • 土地取引のスピードが上がったのは忖度があったからだ。
  • このような発言の後では、彼について忖度しかねてしまう。
  • 上司の苦言を聞いて、その考えを忖度する。

 

このような感じでしょうか。

相手の心中を察する、どう思っているのか考えるということがわかる文章だと思います。

 

忖度の類義語は?

さて、この「忖度」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

斟酌(しんしゃく)
  • 相手の事情や心情をくみする事
  • あれこれ照らし合わせて、適当に取捨選択する事
  • 言動を控えめにしたり、差し控える事。

忖度と似たような言葉ですが、相手の心情を推し量った上で、そこから汲み取って何か処置をするのが「斟酌」です。

 

あとがき

忖度とはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして忖度を簡単にまとめますね。

意味

他人の心、気持ちをおしはかること。

類義語

斟酌(しんしゃく)

使い方・例文

土地取引のスピードが上がったのは忖度があったからだ。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

関連ページ

>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

スポンサードリンク
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

utuyo

utsuyoのハテナノート管理人です。 このサイトでは日常のさまざまな「ハテナ」な出来事について、みなさんにわかりやすくまとめています。いろんなサイトで調べてもわからなかったことが、ここを見るだけで分かるような便利なサイトを目指して作成していますので、どうか最後までご覧ください。

-その他の言葉
-

Copyright© utuyoのハテナノート , 2024 All Rights Reserved.