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ヘスペリジンとは何なの?その効果と成分を使ったサプリとは?

2017年8月16日

グリコヘスペリジン07

最近になって「ヘスペリジン」という成分も聞かれることが多くなりましたが、ヘスペリジンは温州みかんの皮や白いスジの部分に多く含まれています。

期待される効果には

  • 血流改善効果
  • ビタミンCの安定化で美肌効果
  • 冷え性予防
  • 生活習慣病の予防
  • 骨粗しょう症の予防

などなど、基本的には血液の流れをサポートして、体の調子を整えてくれる役割があります。

ただ、このヘスペリジンは体に取り入れにくい成分で、なんとか活用できないかと様々な研究がなされてきました。

そこで今回は、ヘスペリジンとは何なのか?

また、その効果や研究の末にできたサプリをピックアップしたので、ぜひ最後までご覧ください。

 

ヘスペリジンとは何なの?

ヘスペリジンとは、ビタミン様物質の一つであるビタミンPの一種で、みかんやグレープフルーツ、レモンなどの柑橘類の皮に多く含まれるポリフェノールのことを言います。

ビタミン様物質というのは、以前ビタミンだと考えられていたけど、研究が進みビタミンではなかった物質です。

ビタミンと同じような働きをするので、ビタミン様物質と呼ばれています。

 

基本は柑橘類の皮の部分に多く含まれていて、「冬至のゆず湯」なんかは、ゆず湯の効能の

「保温効果」
「美肌効果」
「冷え性予防」
「疲労回復効果」

 

これらの恩恵があるということで、このサイトでも紹介をしています。

関連ページ

冬至でゆず湯に入るワケやその効能・効果

 

ヘスペリジンが多く含まれる「みかん」

柑橘系に多く含まれているヘスペリジンは、特に温州みかんに多く含まれています。

「有田みかん」とか「愛媛みかん」とか色々ブランド名がついていますが、大きなくくりで言うと、どれも「温州みかん」のことを指します。

 

私たちが一般的に食べているみかんは、温州みかんなんですね。

そして、さらにこの温州みかんもオレンジ色になって熟したみかんより、まだ熟していない「青みかん」の方がヘスペリジンが多く含まれ、熟していくと含有量は減少していくようです。

 

ただ、そのヘスペリジンは皮に多く含まれているため、なかなか口にする機会はないですし、白いスジの部分にもありますがそれも積極的に食べることは少ないですよね。

また、仮にそれらを食べたとしても、ヘスペリジンは体内に吸収されにくい性質があるようで、そういうこともあって、あまり摂取するには難しい成分として扱われていました。

 

 

ヘスペリジンにどんな効果があるの?

グリコヘスペリジン07このヘスペリジンは体に吸収されにくい、ミカンの皮の部分に多いということでなかなか扱いが難しい成分でした。

それなのに、どうしてこのヘスペリジンが注目されているのかというと、この成分が体にさまざまなプラスの効果をもたらすことが期待できるからです。

では、例えばどんな効果が期待できるのか、まとめてみました。

 

血流改善効果

ヘスペリジンには、コラーゲンを生成する役割をもつビタミンCの働きを助け、毛細血管も丈夫にすることができると考えられています。

*末梢血管を強くしなやかに保つためコラーゲンが必要になる。

 

また、ヘスペリジンが透過性のバランスを整え毛細血管を強くする効果も認められています。

 

ビタミンCの安定化で美肌効果

ヘスペリジンにはビタミンCの働きを助ける、安定させる効果があり、それが血流改善にも効果があることに繋がっていますが、ビタミンCが安定して働いてくれることによって、抗酸化作用が効果的に働きます。

抗酸化作用によって、老化を遅らせるアンチエイジングや肌のキメを整える美肌効果なども望むことができます。

 

冷え性予防

ヘスペリジンを摂ることで血流が良くなると、体の末端にも血液が行きわたることに繋がり冷え、体温の上昇を促す作用があります。

 

生活習慣病の予防

ヘスペリジンには、血中の悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪を減少させて、善玉コレステロール(HDL)を増加させる効果があります。

これによって、血流の悪化や高血圧などによる生活習慣病予防にも一役買っていると考えられています。

 

骨粗しょう症の予防

ヘスペリジンには、骨密度の低下を抑制する効果があるといわれ、骨粗しょう症の予防に効果があるといわれています。

 

 

ヘスペリジンのサプリとは?

熱中症14

主にこういった効果が認められていて、ヘスペリジンも積極的に摂りたい成分なのですが、体に取り入れにくいというのがどうしても問題になってきます。

ヘスペリジンの性質として熱や光に弱く、加熱するとこういった効果も失われる可能性があります。

また、ヘスペリジンは水に溶けにくく体内への吸収もあまり良くないので、扱いに難しい成分として考えられていました。

 

最初にもお話したように、ヘスペリジンは皮に多く含まれているため、なかなか口にする機会はないですし、白いスジの部分にもありますがそれも積極的に食べることは少ないですよね。

 

しかし、近年は体に吸収しやすいように研究が重ねられてきました。

そして、体内に吸収されやすいよう

「水に溶けやすい糖」と結合させる「糖転移」

と呼ばれる技術を使うことで、水への溶解性が1万倍以上も上がり、体内への吸収性も3倍も高まっていることがわかりました。

こうしてできたヘスペリジンを

「糖転移ヘスペリジン」

と呼んでいて、サプリとして薬局でも販売されています。

 

グリコのαGヘスペリジンサプリとは?

この「糖転移ヘスペリジン」を使ったサプリは薬局でも販売されていますが、実は、それをさらに進化させたサプリが、あなたもご存知の『江崎グリコ』から販売されています。

 

それが、【αGヘスペリジン + ナノヘスペレチン】のgg MEGURU〈ジージーメグル〉

ヘスペリジンは体内に入ると「ヘスペレチン」という物質に変化しますが、江崎グリコは20年の研究から、このヘスペレチンをさらに体内に吸収しやすいように、より細かく「ナノ化」させた

「ナノヘスペレチン」

という成分の開発に成功しました。

グリコヘスペリジン01

 

そしてこれを、先ほどの「糖転移ヘスペリジン」と一緒に配合することで、

 

さらに早く吸収し、なおかつゆっくり全身に巡る。

この2つの効果が得られるサプリの開発に成功したのですね。

 

グリコヘスペリジン03

 

そうやってヘスペリジンの効果をより実感しやすいように作られたのが、江崎グリコが開発した「αGヘスペリジン + ナノヘスペレチン」サプリなんです。

販売元も大手のグリコなので安心ですね。

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