四字熟語

一部始終の意味や語源とは?その使い方や例文は?

2017年6月30日

一部始終

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

一部始終

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

ここにこの前のテストを隠していたんだよね。久しぶりに大失敗しちゃったから、みんなに見つかったらいい笑いものにされるよ。

 

・・・、あんなところに隠していたのか。

 

さて、早く持って帰って処分しないと。あ、うさぎさん、何してるのこんなところで。

 

一部始終見ていたよ、ひよこさん。わぁ~これは珍しいこともあるもんだ!みんなに言ってこよーっと。

 

しまったよ、一番見られてはいけない人に・・・。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「一部始終」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文、その語源などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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一部始終の漢字や意味とは?

一部始終とは

始めから終わりまで、すべての様子

このような意味があります。

それぞれの感じで分けて見ると

一部:一冊の本
始終:始めから終わりまで

この場合の一部とは、「一冊の本」を指していて、一部、二部、10万部発行などというように本の単位のことです。

そのことから、

一冊の本にたくさん書いてあるような、小さな物事もすべて

ということが込められており、「全部」というようにもとることができます。

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一部始終の使い方や例文は?

さて、この一部始終という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

一部始終という言葉の使い方は、

  • 最初から最後まで
  • 始まりと終わりすべて
  • 「物事の全部のなりゆき」を強調したいとき

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

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一部始終を使った例文は

  • 防犯カメラは犯人の犯行を一部始終録画していた。
  • この物語の続編は、前回を一部始終見ておかないと途中からではわからない。
  • ニュースではこの前の事件について一部始終報道がされている。

 

このような感じでしょうか。

「物事などの最初から最後まで」といった意味で使われている様子が浮かんでくると思います。

ことの成り行き、顛末(てんまつ)を言うときによく使われますね。

 

あとがき

一部始終とはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして一部始終を簡単にまとめますね。

意味

始めから終わりまで、すべての様子

補足

一部とは、一冊の本のこと

使い方・例文

防犯カメラは犯人の犯行を一部始終録画していた。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

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