四字熟語

一日千秋の意味や読み方とは?その使い方や例文、一日三秋ってなに?

2017年6月20日

一日千秋

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

一日千秋(いちじつせんしゅう)

この言葉の意味をご存知でしょうか?

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「一日千秋」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文、その語源などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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一日千秋の語源や意味とは?

一日千秋とは、

一日がまるで千年先くらいに長く思えるほど、待ち遠しく思うことのたとえ

このような意味があります。

一日千秋は「いちじつせんしゅう」と読みますが、「いちにちせんしゅう」と読んでも良いようですね。

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一日千秋の語源

一日千秋は、もともとは「一日三秋」という言葉からできた四字熟語です。

「一日千秋」の語源は中国の『詩経』と呼ばれる古典からだと言われており、

「一日見ざれば三秋の如し」

このようにあり、こちらでは「一日三秋」となっていたのが、日本で「一日千秋」となっていったようです。

また、このとき四季の「秋」が入っていますが、どうして秋なのか。

これは「秋」がその年の収穫を表す時期であり「年」と同じ意味になります。

秋は収穫の時期を意味するので、農耕民族であった日本人は秋が待ち遠しいものとされてきました。

そんな秋が早く来ないものかと表した言葉だと考えられています。

 

一日千秋の使い方や例文は?

さて、この一日千秋という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

一日千秋という言葉の使い方は、

  • 待ち遠しくて仕方がないとき
  • 待ちきれなくてそわそわしているようす

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

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一日千秋を使った例文は

  • 一日千秋の思いで注文した商品を待っていた。
  • 好きなアーチストが25年ぶりに再結成した知らせを聞いて、一日千秋の思いで待っていたとツイートした。

 

このような感じでしょうか。

例文からも、待ち望んでいた様子が感じられると思います。

また、一日千秋を使う場合には、その意味から「一日千秋の思いで」というように続くことが多いでしょう。

 

一日千秋の類義語は?

さて、この「一日千秋」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

  • 一日三秋
  • 一刻千秋
  • 三秋の思い

一刻千秋は、一分一秒が待ち遠しいといった意味で、一日千秋よりもさらに長く思えてしまうような言葉ですね。

 

あとがき

一日千秋とはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして一日千秋を簡単にまとめますね。

意味

一日がまるで千年先くらいに長く思えるほど、待ち遠しく思うことのたとえ

補足

「秋」は収穫の秋を表すと考えられる。

使い方・例文

一日千秋の思いで注文した商品を待っていた。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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