ことわざ

生き馬の目を抜くの意味とは?その使い方や例文は?

2017年6月17日

生き馬の目を抜く

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

生き馬の目を抜く

この言葉の意味をご存知でしょうか?

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「生き馬の目を抜く」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文、その語源などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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生き馬の目を抜くの意味とは?

生き馬の目を抜くとは、

動きが早くずるがしこいので、油断も隙もないこと。

このような意味があります。

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生き馬の目を抜くの語源とは?

「生き馬」:生きている馬
「目を抜く」:目玉を抜き取ること

ちょっと怖いことわざですが、生きている馬の目玉を抜き取るのは難しいですよね。

そんな様子は、とても素早いことがわかります。

 

また、目を抜くということから、

  • 抜け目がない
  • ずるがしこい

このように連想されたため、こういう意味になったということも言われています。

もう一つに、人をだますことを「人の目を抜く」とも言われていました。

その人という部分を馬にすることで、

とても素早い

という意味を強調したのだというのが語源と言われていますね。

 

江戸時代には馬ではなく、

生き牛の目を抜く

このようにも言われていたようで、馬や牛など人の生活に近い存在のものを例えて言ったようです。

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生き馬の目を抜くの使い方や例文は?

さて、この生き馬の目を抜くという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

生き馬の目を抜くという言葉の使い方は、

  • 相手を出し抜くようなとき
  • うまく立ち回って成績をあげる様子

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

 

生き馬の目を抜くを使った例文は

  • 生き馬の目を抜く出版業界で、彼はトップの成績をたたき出した。
  • この生き馬の目を抜くような技があるから、プロで活躍できている
  • 生き馬の目を抜く作戦で見事苦難を乗り切った。

 

このような感じでしょうか。

例文からも、相手を出し抜く、素早い動きで油断も隙もない様子がうかがえると思います。

この言葉と似ている類義語もありますが、さきほどの

生き牛の目を抜く

馬ではなく牛としてもことわざとしてあります。

意味も同じですね。

 

あとがき

生き馬の目を抜くとはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして生き馬の目を抜くを簡単にまとめますね。

意味

動きが早くずるがしこいので、油断も隙もないこと。

使い方・例文

生き馬の目を抜く出版業界で、彼はトップの成績をたたき出した。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

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