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経口補水液とは?ポカリとの違いとその飲み方、作り方は?

   

経口補水液01

経口補水液についてきちんと知ろうとするなら、ポカリなどのスポーツドリンクとの違いもハッキリさせておかないといけません。

なぜなら経口補水液とは、その用途が限られているからです。

 

むやみに飲みすぎるとかえって健康の害になる可能性があり、逆効果にもなりかねないからなんです。

ただ、その経口補水液の正しい飲み方さえ理解しておけば、熱中症対策にも有効に使える頼もしい飲み物になります。

そこで今回は、この経口補水液とは何なのか。

そして飲み方や作り方といっしょに説明していきたいと思います。

 

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経口補水液とは何なの?

経口補水液とは

水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの。

こんな説明が厚生労働省のパンフにもありましたが、結構ザックリですね。

これだとわかりにくいのでもっと詳しく見ていきましょう。

 

経口補水液とは

電解質が高めの飲料で、軽度から中等度の脱水状態の人が電解補給するのに適した飲み物

 

のことを指します。

 

電解質というのは「ナトリウムやカリウム、マグネシウムなど」のことで、つまり汗と一緒に失われていく成分のことです。

 

平たく言うと「塩分」ですね。

 

 

要するに経口補水液とは、

塩分が多く含まれているから、汗をいっぱいかいて脱水症状になっているような人に飲んでもらうといいですよ。

まずはこのように考えてもらえるとわかりやすいと思います。

 

だから熱中症などでふらふらしている時暑いのに汗が全く出ていないような状況で、この経口補水液を飲む事に適しているのだと言われていますね。

 

でも、熱中症とか汗をいっぱいかいたら「スポーツドリンクで水分補給」というように促されていることをよく聞きます。

このスポーツドリンクにもポカリとかアクエリとか色々ありますが、これもザックリ言うと水に食塩とブドウ糖を溶かしたものです。

 

じゃあ、経口補水液とポカリはどう違うの?

 

ってなりますよね。

 

一緒ならこんなややこしい分け方をしないでもいいと思いますが、実はこの2つは同じようでちょっと中身が違っているんですね。

その違いについて説明していきましょう。

 

経口補水液とポカリの違い

経口補水液とポカリはいったい何が違うのかというと、その中に含まれている

塩分の量

これが大きく違います。

 

例えば、経口補水液で有名な大塚製薬の「OS-1」は500mlで塩分相当量が約1.5g含まれています。

一方のポカリはおよそ0.6gと半分以下です。

 

これだけ塩分の量が多いと、普段飲む量としては経口補水液は向いていません。

また、ちょっと汗をかいたくらいで経口補水液を飲むようなことをしていると塩分過多になってしまいます。

 

ちなみに私たちが必要としている1日の塩分量は、

【厚生労働省の1日あたりの塩分摂取量の目標値】

男性:8g 女性:7g

【高血圧学会の1日あたりの塩分摂取量の推奨値】

6g未満

【WHO世界保険機関の1日の塩分量の目標値】

5g未満

このようになっています。

 

 

だから食事以外で1.5gも摂っていては、かなりの塩分量となってしまうんですね。

 

ということで、通常の水分補給で「喉が渇いたな~。」と感じるくらいであればスポーツドリンクのほうが良いというワケです。

 

このように一般的にスポーツドリンクは経口補水液よりも塩分が少なめですが、その代わり糖質が高めになっています。

スポーツドリンクの飲みすぎにも注意はしておきましょう。

 

 

経口補水液の飲み方は?

経口補水液02先ほどもちょっと説明しましたが、経口補水液を飲む場面としては、

熱中症などで汗をかきすぎて脱水症状になってしまった時など。

この場面が一番思い浮かべやすいと思います。

 

また、OS-1の大塚製薬のホームページにも記載がありますが、

下痢や嘔吐、発熱、激しい発汗、経口摂取不足で脱水状態になりやすくなっている時や、脱水状態になってしまったときはOS-1が適しています。

 

といったように、失われた体液を補うバランス飲料と言う位置づけですね。

 

ですので、熱中症予防で水分補給が必要だとも言われていますが、それも段階があるということです。

  • 普段の生活では「水や麦茶」
  • スポーツの後は「スポーツドリンク」
  • 脱水状態や下痢、嘔吐などがある時に「経口補水液」

 

このような順番で位置づけておく飲み方をすれば、大きく間違っていることはないと思います。

 

 

普段の水分補給ではスポーツドリンクに留めておきましょう。

 

あと経口補水液の飲み方で注意したいことがいくつかあります。

  • 心臓病、不整脈、腎疾患を持つ人は多量摂取は避ける。
  • 高血圧の人の塩分摂りすぎになる可能性があるので注意する。
  • 下痢や嘔吐が激しい時は医師の診察で相談してからのほうがいい。
  • 十分な効果が得られない可能性があるので、他の飲み物と合わせない。
  • 薬の服用時には飲まないほうがいい。
  • 3ヶ月未満の乳児は専門家の相談がいる。
1日の服用量の目安
  • 1歳未満が300~500ml/(体重10kg/日)
  • 1歳以上7歳未満が300~600ml/日
  • 7歳以上が500~1000ml/日

経口補水液の飲み方にはいくつかの注意が必要なので、適切なシーンに合わせて飲むようにしてください。

 

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経口補水液の作り方は?

経口補水液は市販でもいろんなメーカーから販売されています。

「大塚製薬OS-1」
「明治アクアサポート」
「味の素アクアソリタ」

といったようにラインナップも増えてきました。

 

ただ、この経口補水液は「水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの。」なので作ることもできます。

原料はとても少なくて済むので簡単です。

経口補水液03

材料で必要なのは

「水と塩と砂糖」

その分量ですが、1リットル分の経口補水液を作る際のレシピが次のような感じです。

 

経口補水液の材料

  • 湯冷まし1リットル
  • 砂糖40g(大さじ4+1/2杯)
  • 食塩3g(小さじ1/2杯)

 

砂糖と食塩を湯冷ましに入れて、かき混ぜて完成です。

 

とても簡単に作ることができますが、さすがに市販のものに比べるとかなり雑な作りになっています。

日持ちもしにくいですし、脱水時に欲しい成分が足りていないこともあります。

あくまで応急的な感じなので、できれば市販のものを用意したほうがいいですね。

 

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あとがき

経口補水液とは何なのか。

味がまずいとも言われる経口補水液ですが、その作り方やポカリとの飲み方の違いはいったい何なのか。

熱中症対策にも有効な、経口補水液についてまとめましたがいかがでしたか。

 

経口補水液はCMなどでもよく知られるようになり、身近なものとなりましたが、そこまで使う頻度は高くない飲み物だと思います。

 

普段であるならスポーツドリンクでも十分でしょう。

 

だから、熱中症予防には経口補水液が良いといった思い込みがあると、逆に塩分過多になり高血圧の引き金などにもなってしまいかねません。

また、持病がある人にとっても、塩分の取り過ぎの可能性になるので注意が必要です。

経口補水液もしっかりとその用途を理解して、適切な時に飲むようにしてくださいね。

 

夏場は熱中症が怖い時期なので、こまめな水分補給と休憩を挟みながら、炎天下でいつまでもいるような状況を避けるようにしてください。

熱中症は危険な状態まで行くと死に至る怖い症状です。

そんな熱中症に関して、他にもたくさん知っておいて欲しいことがあります。

熱中症対策を含め先ほど出た夏バテなど、夏の悩みに関してこちらでまとめているので、気になることは必ずチェックしておいてくださいね。

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