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六曜の読み方とは?その意味や順番は?先勝友引先負仏滅大安赤口

2016年12月16日

六曜 読み方

カレンダーを見ると、「仏滅」やら「大安」やら何か書かれていることを目にする人も多いと思います。

また、

  • 「結婚式に仏滅はダメ」
  • 「お願いごとをするときは大安が良い。」
  • 「葬式には友引は避ける。」

など、縁起を担ぐ意味でも重要視されるケースもありますよね。

これらの仏滅や大安もふくめ

これら6つを「六曜(ろくよう・りくよう)」と言います。

  • では、この六曜の意味って何なのでしょうか?
  • また、その読み方や順番はどうなっているのか?

今回は、この六曜について深く触れていきたいと思います。

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六曜の読み方とは?

カレンダーなどでもよく六曜を目にすると思います。

六曜カレンダー01

このように、それぞれの日にちで六曜のどれかが当てはまっていますよね。

その六曜は

先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口

この6つのことを言います。

これらはそれぞれ

  • 先勝:せんしょう・せんかち・さきがち・さきかち
  • 友引:ともびき
  • 先負:せんぶ・せんぷ・せんまけ・さきまけ
  • 仏滅:ぶつめつ
  • 大安:たいあん・だいあん
  • 赤口:しゃっこう・しゃっく・じゃっく・じゃっこう・せきぐち

 

このように、それぞれでいくつか読み方があります。

読み方についてはどれでも構わないと思いますが、この中で私たちが良く触れるのは「大安」「仏滅」が多いと思います。

大安と仏滅は、その漢字からもわかるようになんとなくその意味はつかめそうですよね。

でも、他の六曜はちょっと意味が分かりにくいものもあると思います。

そこで次に、その六曜の意味についてそれぞれまとめました。

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六曜の意味って何なの?

このように、六曜には6つの種類があります。

さて、先ほどの先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口ですが、それぞれの意味について表にしてまとめたのが次のようになります。

先勝 先んずれば勝つ。
先負とは逆です。
早ければ良く、万事に急ぐことが良い。
午前中は吉で午後は凶とされています。
用事を済ますなら午前中に!
(14時~18時は凶)
友引 「凶事に友を引く」という意味がある。
なので葬儀は慎む日とされてます。
「勝負なき日と知るべし」といわれ、
何事も引き分けで勝負のつかない日。
朝晩は吉、正午のみ凶。
先負 先勝の逆で先んずれば負ける。
勝負事や急用はなるべく避け、
万事控え目が良いとされてます。
午前中は凶、午後は吉。
用事を済ますなら午後に!
仏滅 仏も滅亡するような最悪な日。
全てに凶。
特に婚礼などの祝儀は良くない日とされ、
避けられることが多いです。
大安 「大いに安し」の意味で万事に用いて吉
婚礼などの祝儀には特に良い日とされ、
好まれることが多い日です。
新しいことを始めるにはこの日から!
赤口 「万事に用いない悪日」という意味で、
正午(11時~13時)のみ吉で他は凶
祝い事には大凶とされています。
「赤」という文字から、
火の元、赤い血などを連想させるので
これらの取り扱いには要注意とされる日。

それぞれに細かく意味があります。

大安や仏滅はわかりやすく、1日中良かったり悪かったりといった感じですね。

ただ、赤口とかはちょっとわかりにくいような部分もあるので、覚えていないとなかなか活用しにくいですよね。

 

六曜の意味は迷信?

このようにそれぞれで意味のある六曜ですが、このように紹介したにもかかわらず、

六曜は迷信

このように解釈されていて、明治時代にはこの六曜の使用が禁止された時期もあったのです。

今でも、この六曜にすべて当てはめて行動している人は少なくなってきていると思います。

例えば、

結婚は大安が良いよね!

というのは、いまだ根強いものがありますよね。

となると、仏滅の日には結婚式場が使われる機会が少なくなってしまいます。

それを逆手にとって、

仏滅の日に結婚式を行うと30%OFF

なんていうキャンペーンを打ち出したりして、ブライダル会社は日取りが重ならないように工夫したりしています。

結婚式を挙げる側からすれば、費用の負担がかなり少なくなり、六曜を気にしない人にとっては願ったりかなったりなワケなんです。

関連ページ

>>結婚式の日取りで人気の日にちやその決め方は?変更はできるの?

このように、今では六曜という存在は知っているけれど、そこまで信じていないというような人が増えてきていると思います。

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六曜に順番はあるの?

さて、上で見てもらった六曜ですが、これにはきちんと順番が存在しています。

その六曜の順序は、

先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口

この順で繰り返されています。

上で見てもらったものは、すでにその順番で紹介していますので、そのまま覚えてもらうといいと思います。

これをカレンダーでも確認してみると、

六曜カレンダー02

同じように、この順番で六曜が並んでいますね。

補足

また、「旧暦月の話」になりますが、旧暦が採用されていたときは月の変わり目には順番が変わる事になっていました。

つまり、

月末になるといったんリセットされる。

こんなルールがあったそうです。

そしてそれも、月によって月の初めの「1日の六曜」は決まっています。

  • 1月・7月  → 先勝
  • 2月・8月  → 友引
  • 3月・9月  → 先負
  • 4月・10月 → 仏滅
  • 5月・11月 → 大安
  • 6月・12月 → 赤口

だから、お正月の1月1日はいつも「先勝」だったようです。

今はこれとは違いますね。

 

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あとがき

さて、今回は普段私たちの生活の中や会話にも出てくる、六曜についてのお話でしたがいかがでしたか?

その読み方や意味、そして、順番まであったなんて知らなかった人も多いのではないでしょうか。

もともとは中国で生まれた六曜ですが、その正確な由来についてはよくわからないことも多いのだとか。

また、六曜の1つ「仏滅」のように「仏」という文字が入っていますが、もともとは「仏」ではなくて「物」という字だったそうです。

それが明治時代になって、「仏」という字があてられてから仏教徒関係があると思われてきたようですね。

 

しかし、実際には仏教とはまったく関係はなく、勘違いをしている人がかなり多くなっているのだとか。

興味を持って調べないと、なかなかわからないことですよね。

ちょっと上でも触れたように、迷信だと言って信じていない人も多いですし、何かしらする上で、一つの参考程度で知っておくのが良いのかもしれませんね。

 

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