肌のターンオーバー周期の正常化でニキビ跡対策！期間促進早める改善

肌のターンオーバーとは、

このサイクルのことを言います。

この周期が正常だと、このように新しい細胞がどんどん作られてくるので、表皮が傷ついたり日焼けしてもきれいな肌に生まれ変わっていくのですね。

しかし、人によってこのサイクルが乱れたりします。

すると、肌の回復が遅くなったりシミができやすくなったりします。

この原因として考えられるのが、

生活習慣の乱れや余計なスキンケア、そして単純に加齢による肌体力の衰えも原因として考えられます。

肌のターンオーバーの周期を正常化させるには、こういった普段の生活を気を付けないといけません。

そこでまずは、

という点について見ていきましょう。

肌のターンオーバーの周期は年齢で変わる

肌のターンオーバーは一般的に

というふうに言われています。

ところが、

この周期は年齢を重ねることでだんだんと遅れてきます。

年をとるとシミ・そばかすが消えずにずっと残ったり、化粧ノリが悪くなったりするなどは、このターンオーバーの遅れも原因の一つと考えられています。

10代であれば約20日ほどで、20代なら約28日周期と考えられていますが、これが30～40代になると40日以上の周期がかかるようになってくると考えられています。

体の部位や個人差もかなり影響しますが、一般的には年齢を重ねることで肌のターンオーバーの周期が遅れてしまうことになるのです。

しかし、これ以外にも肌のターンオーバーを狂わせてしまう原因がいくつか考えられます。

次にその原因と対処法について見ていきましょう。

肌のターンオーバーを正常化させるためには？

体の部位や個人差も影響しますが、一般的には年齢を重ねることで肌のターンオーバーの周期が遅れてしまうことになるということですが、年齢以外にもあなたの普段の行動が狂わせてしまうこともあるのです。

その原因として考えられることが

主にこれらのことですね。

生活習慣の乱れは肌のターンオーバーでも関係してきますが、ニキビや乾燥などいろんな肌トラブルに関係してくるので本当に気をつけたい要素です。

紫外線も肌のターンオーバーを狂わせる

紫外線を浴びすぎると、肌の修復を急ごうとする指令が脳から出されて、肌のターンオーバーが促進されどんどんと未熟な細胞が作られてしまい結果的に肌荒れや乾燥を招く場合があります。

逆に紫外線から身を守るため、肌を厚くしようといった指令が脳から出されると、古い角質が厚くなって皮脂が溜まってニキビになったりする可能性もあります。

紫外線については別のページでも詳しくまとめています。

＞＞曇りの紫外線は？時間帯での違いや蛍光灯から出るって本当？

余計なスキンケア

余計なスキンケアとは

必要な皮脂まで洗い流してしまったり、未熟な細胞が表面に出たりするので、肌をきちんと守れなくなってしまいます。

そうすると新しい細胞をどんどん作ろうとするため過角化が起こってニキビができやすくなったりします。

肌の乾燥

肌が乾燥していると皮が剥けやすくなったり、毛穴を塞いだり、バリア機能が低いので皮脂が余計に出たりなど肌にとって良くないことが起こりやすいので、ターンオーバーの期間も早まってしまいます。

＞＞乾燥肌のかゆみを止めるには？クリームや入浴剤は？

寝る前の飲食、飲酒、喫煙

寝る前の飲食は消化にエネルギーを使うため、本来休むはずの就寝時間なのに胃腸への負担が大きくなります。

すると消化不良が起きて栄養がきちんと吸収できなかったり、睡眠がキチンと取れなかったり、肌のターンオーバーに最も大切な成長ホルモンの分泌の妨げになってしまう可能性があるからです。

飲酒や喫煙も水分やビタミンを大量に奪われたり、血行が悪くなったりするので、肌に必要な栄養が行き渡らない結果を招くことになりかねません。

化粧のつけっぱなし

化粧のつけっぱなしは肌が呼吸できない状態です。

毛穴に化粧が詰まった状態では肌荒れやニキビの原因を自ら作っていることになります。

また、油分が酸化したりすると微生物の発生などにもなりかねません。

こういったことに身に覚えがある場合は、すぐに改善するようにして下さい。

また、あなたにとって他にもあまり肌に良くないと感じることもあれば見直していってくださいね。

肌のターンオーバーは早すぎても遅すぎてもダメ

私たちは新陳代謝（肌のターンオーバー）を促進して期間を早めることは新しい細胞をどんどん創りだすので、肌はキレイになると考えがちですが、

実は肌のターンオーバーは

早くなりすぎても未熟な細胞が表面に現れるので、きちんとしたバリア機能が備わっていない。

この点に注意する必要があります。

ですので、肌のターンオーバーは、

　早すぎても遅すぎても都合が悪い。

なんとも難しい問題ですね。

正常な肌のターンオーバー周期が求められるというわけなんです。

そして、肌のターンオーバーはニキビ跡をケアするためにも重要なポイントになります。

次は、そんなニキビ跡のケアとターンオーバーの関係について見ていきましょう。

肌のターンオーバーでニキビ跡対策

思春期の時に出来たニキビ跡は、クレータータイプのものでなければ肌のターンオーバーのおかげでキレイに消えている場合もあると思います。

ただ、ニキビは大人になってもできるので、ニキビ跡に関しても深刻な問題として浮かび上がってきます。

このニキビ跡を治すためには、肌をゴシゴシ洗ったところで消えるものではなく、肌のターンオーバーの力は必要不可欠です。

ニキビ跡の対策には必ず必要なことなので、上で紹介したことについてはできるだけ改善していって下さい。

そして、その上でビタミンＣ誘導体入りの化粧品やイオン導入などの方法を取り入れていくといった流れが前提です。

赤みやシミが残るタイプは、肌のターンオーバーを中心に考え自分でも改善できるニキビ跡も多いと考えられていますが、クレータータイプは別です。

自分で色々と行っても改善するのは難しいので、皮膚科にいって相談しピーリングやレーザー治療などを受けることをしないと大きな改善は厳しいと考えられています。

ただ、それでも肌のターンオーバーの周期を正常に保つことは必須ですので、出来ることから改善していきましょう。

あとがき

肌のターンオーバーを正常に保つことは、肌のトラブルにおいてかなりのウェイトを占めていると言っても過言ではないくらい重要です。

加齢による衰えや環境による違い、個人差など色々と関係してきますが、それでもあなたが出来ることはたくさんあるので、日々キレイにあるために後で後悔しないためにもやれることはやっていきましょうね。