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ハロウィンの日にちっていつ?起源や意味は?期間時期何日日付日程

2015年6月28日

ハロウィン 日にち

日本のハロウィンと言えば、仮装して大勢で街を歩くスタイルが定着しましたが、このハロウィンの日にちっていつなのかご存知でしょうか?

実はこのハロウィンは一日だけではなく、日程に期間があるんです。

では、その時期や日付は何日間あるのか?

 

そして、ハロウィンのもう一つの風習でもある、

check001  「トリック・オア・トリート」

お菓子をもらうといった風習ですが、

実は元々の起源にお菓子をもらう風習なんてありませんでした。

では、元々のハロウィンの意味ってなんなのでしょう?

 

ここでは、そんなハロウィンの起源や意味についても詳しく触れていきます。

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ハロウィンの日にちっていつ?

ハロウィンの日にちは毎年

10月31日

と決まっています。

しかし実は、10月31日はハロウィンの一部の日なのです。

 

正確に言うとハロウィンの日にちは

check001  10月31日~11月2日

と、実に三日間の期間があり、10月31日のハロウィンは、11月1日に行われるキリスト教の「万聖節」の前夜祭を意味しています。

ハロウィンの日にちは10月31日~11月2日の3日間を表しているのですが、今では一般的にこれらの時期や日程はあまり関係なくなっており、「10月31日」とされていますね。

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ハロウィンの起源とは?

ハロウィンの起源は古代ケルト人が信仰していた

「ドルイド教」

がルーツになっています。

そこから長い歴史の中で、領土の支配などもありキリスト教の影響もあって、今のような形に変わっていったとされています。

元々のハロウィンは、ケルト民族の文化が関係しています。

 

ケルト民族の一年の終わりが10月31日であり、この10月31日はこの世とあの世の境目がなくなり

「悪霊が人々の魂を持って行ったり農作物を荒らしたりする。」

とされていたため、

人々も悪霊に扮して自らをカモフラージュし、悪霊の仲間だと思い込ませる、悪霊を脅かして追っ払うために、仮装をしていた。

ハロウィンの仮装にはこういった由来があったのですね。

この儀式はサウィン祭とよばれています。

 

しかし、この文化が長い歴史の中でキリスト教のカトリック系の影響もあり、ハロウィンはキリスト教の「万聖節」の前夜祭を意味するようになりました。

毎年11月1日の「万聖節」とは、全ての聖人と殉教者を記念する日のことです。

 

このようにカトリック教は11月1日を聖者の日と定めていたため、その前夜である10月31日を聖者の英語

Hallow → Halloween

と言われるようになったのです。

「Hallow(ハロウ)」は「聖人」や「聖職者」
その前の日なので、「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」

クリスマスイブのような感じです。

 

これが徐々に訛って

ハロウ・イブ(Hallow Eve → Halloween)

ハロウィンという言い方に変化していって、現在に至るというわけですね。

 

そして、ハロウィンの代名詞の一つでもある、

check001  「トリック・オア・トリート」

子供たちが、近所の家々を回ってお菓子をもらうといった風習ですが、この時点では全く関係のないものとなっています。

 

実は、子供たちがお菓子をもらうようになった起源は、

ある「いたずらっ子の言葉」にありました。

それについては別のページでまとめています。

実は、ちょっとしたイタズラが影響してしまったんですね。

興味のある方はこちらも是非ご覧になってください。

関連ページ

>>ハロウィンの由来とは?子供向けの簡単説明とお菓子について。

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ハロウィン、ジャック・オ・ランタンの意味とは?

ハロウィンの仮装などでよく登場する

  • かぼちゃ
  • 吸血鬼
  • 魔女
  • お化け

これらは、先のケルト民族のハロウィンの起源の中で出てきた、悪霊、魔物とされているものたちですが、

かぼちゃはちょっと不思議な感じがしませんか?

 

実は、このハロウィンの中にはいくつかの逸話も残されていて、その中のかぼちゃのお話

085145   「ジャック・オ・ランタン」

が有名なお話として残っています。

「ランタン = ランプ、ちょうちん」

という意味ですが、次にお話することでこの意味がお分かりになると思います。

 

ヨーロッパにアイルランドに、ジャックという男がいました。

ある10月31日にジャックが酒場で酒を飲んだくれていると、悪魔がジャックの魂を奪いにやってきました。

ジャックは魂を取られないために、

「死ぬ前に酒を飲ませてくれ。」

といって、悪魔の同情を誘い悪魔がお金に変身したところを、財布に入れて出られなくしてしまいました。

この時ジャックは悪魔に、

「10年間魂を取らないと約束するなら出してやる。」

と悪魔に約束させ悪魔を開放しました。

その10年後再び悪魔がジャックの魂を狙いやってきましたが、またしても

「死ぬ前にリンゴが食いたいから、気になっているリンゴを採ってくれ。」

と悪魔に頼み悪魔を木に登らせると、素早くその木に十字架を刻み、悪魔を怖がらせて降りられないようにしました。

そして同じく悪魔に魂を取らない約束をさせて開放したのです。

そんなジャックもやがて息を引き取る日がきましたが、日頃の行いが悪いため天国には行けず、ジャックは地獄に行きました。

そこにはジャックの魂を奪いに来た悪魔がいて、

「約束通りお前の魂は取れないから、地獄にも入れない。」

と言われました。

こうして行き場を失ったジャックは悪魔に火の魂をもらい、それをカブの中に入れてちょうちんを作り、この世とあの世の間をさまよい歩き続けているというのです。

そしてこの話がアメリカに伝わりましたが、アメリカではカブに馴染みがないことから、たくさん収穫されていた「かぼちゃ」をカブの代わりにし、ちょうちんを作るのが一般的になっていったとされているのです。

このかぼちゃで作ったランタンを使って、悪霊を追い払うとされていたのですね。

これが、ジャック・オ・ランタンの意味になります。

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あとがき

ハロウィンの日にちはいつなのかと聞かれたら、

「10月31日」

と答えておけば間違いはありませんが、実はカトリック教なども影響し、その期間や日程は数日に分けての時期があるというのも、日本では余り知られていないことなのかもしれませんね。

それにしても日本のハロウィンは外国から訪れる観光客も多く、川崎などのハロウィンイベントに参加されている方も多いです。

このようにハロウィンは今や色々な楽しみ方ができるイベントとなりました。

形はどうあれ、今ではかなり日本の中にも浸透してきているので、こういった起源や意味を知っているということは、今までとは違った気持ちで迎えることができるキッカケではないでしょうか?

 

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